個展のご紹介です!お時間合う方ぜひ〜〜!
Table of Contents
個展「永遠の夢を見て」のお知らせ
今回ははじめての場所、文房堂カフェギャラリーで個展をします!
詳細はこちら
- 期間:11月5日(水)〜11月11日(火)
- 時間:11:00〜18:30(最終日17:00まで)
- 会場:文房堂カフェギャラリー(文房堂3階)
- 住所:東京都千代田区神田神保町1-21-1文房堂3階
こちらがDM画像。今回のDM、手持ちの分はほとんどなくなってしまったため、こちらで詳細をご覧いただければと思います。
-724x1024.jpg)

会場について
今回は文房堂カフェギャラリーの方で展示をします。文房堂は画材屋さん。1階手前は雑貨がメインとなっており、絵を描かない方でも楽しめます。私がよく見るのは1階奥の画材コーナー、2階はデザイン用品や文房具。6階は額縁フロアで、こちらもよく利用しています。
今回個展をするのが3階のカフェ兼ギャラリー。よくここでお茶をしつつ色々な作家さんの作品を見ているギャラリーだったので、ここで展示ができる機会を頂けて嬉しいです!

カフェギャラリーではありますが、特に着席の必要はなくて作品の観覧のみでも大丈夫です。
なので、あまり時間がない方や作品だけちらっと見たい方もぜひ。
ゆっくり時間をかけて見たい方は、お茶を飲みながらどうぞ。平日の早い時間にくると美味しいタルトが食べれますよ✨(日替わりで数量限定です)
ギャラリーだと、あまり長い時間滞在しずらいようで、「もっと絵を見ていたいのに!」という方や「もう少しゆっくり購入検討したい」という方もいます。今回はカフェの滞在という形でわりと長時間滞在できると言えばできるので、また違った形での作品鑑賞が楽しめるのではないかなと思っています。
またお買い物のついでにもぜひ!
私にとってもはじめての形の個展になるので楽しみです。
在廊予定
毎日在廊予定です。初日は11時からいますが、そのほかの日は12時〜18時くらいになりそうです。作家席を用意してくださるようなので、私も暇な時間はお茶を飲みながらゆっくりしたいと思います。
たまにフラフラ外出している時間もあるかもしれませんが、ご了承ください。すぐに帰ってきます。
作品の販売について
初日5日に会場にて11時から販売開始です。もし開始時刻時点で複数名いらした場合には、抽選で購入順を決定します。
それ以降は先着順になります。
今回は通販で購入したい方は、私の方に直接ご連絡ください。通販の申し込みは1日目の19:00以降となります。それ以降はあくまで会場優先です。

メールアドレス:koto1505@gmail.com
あるいはXのDMは開放しているのでそちらでもOKです。
会期終了後にギャラリーより配送をご希望の場合、配送料金は2,200円で一律となっています。
今回は額装作品は新旧作品含めた23点。フレームレスで持ち帰り可能作品を少し持って行く予定ですが、そこまで数は用意できないかも!
作品の事前公開について
作品の事前公開は賛否があり、毎回迷うのですが、通販を希望される場合には額装、価格含めた詳細な写真があった方がよいと思うので、今年も公開することにしました。
23点中19点を公開します。ハガキサイズ以下の小さい作品は現地のみとしますので、現地でご覧ください(持ち帰り可能作品は、日にちによってはご覧いただけないことも)
価格は最後の章でまとめて表にしていますので、タイトルと照らし合わせてご覧ください。
幾星霜の果てに
珍しいエルフ作品。「幾星霜」とは長い年月のことで、時間経過をテーマにしてみました。(寿命の長いエルフ、長い年月を経て作られる結晶は長い年月を経て達成される悲願を表しています)
こちらの作品、額装を変えました。以前はインチサイズの額縁でしたが、マット幅の余白が少なすぎて寸詰まり感があったので、ワンサイズ大きい額縁に変えて、マット幅を広くしました。


作品サイズ:150×200mm
額サイズ:八切サイズ
画材:透明水彩、アクリル絵具、アルティスティコ水彩紙
備考:正面写真では分かりにくいですが、マットがキラキラします。ツヤと煌めきのあるマットです。

アクアマリンの海底都市
こちらは今年のルーレット(5月)のお題(人魚×鉱石×青)で描いた作品です。青い鉱石としてアクアマリンを選びました。アクアマリンの緑柱石の一種であり、縦長の柱の形が特徴的です。この形が昔から「未来都市のよう」と思っていたので、大好きな人魚と絡めて描いてみました。
人魚モチーフの作品は大きい作品が多いので、このサイズは珍しいですね!


サイズ:140×190mm
額サイズ:インチサイズ
画材:透明水彩、アヴァロン水彩紙
備考:額はやや緑がかった深い青の額です。マットには面金加工が施されています。
Something Blue
サムシングブルーとはヨーロッパの結婚式に由来する「サムシングフォー」というおまじないの1つ。花嫁が結婚式で「何か青いもの」を身につけると幸せになれるとされる風習から、アイディアをもらいました。
今作品は結婚や花嫁をテーマにしているわけではなく、青のモチーフを身につけて幸福追求する、というテーマを描きました。自分を幸せにするおまじないのような感じです。蝶々は変身願望や自由の証として描くことが多いです。キラキラする蝶々も見てもらえたら!


サイズ:150×200mm
額サイズ:インチサイズ
画材:透明水彩、アクリル絵具、ヴィフアール水彩紙
美しき夕暮れ
2023年の作品で、この作品自体がもっと古い作品のリメイクなのですが、今回初めて展示します。夕暮れの空の色をまとった女性像はずいぶん昔から脳内のイメージにあって、昼間の終わりと夜の始まりの間(あわい)を象徴するものとして描きました。


サイズ:160×220mm
額サイズ:八切サイズ
画材:透明水彩、アクリル絵具、ウォーターフォード水彩紙(荒目)
エリクシール(不死の妙薬)
一般的に「不老不死の妙薬」や「万能薬」として知られるエリクシールを、物質ではなく「魔法の作用」として表現した作品。生命力・永遠・知恵といった抽象的なテーマを作品に取り入れてみました。


サイズ:160×220mm
額サイズ:八切サイズ
画材:透明水彩、アクリルガッシュ、ランプライト水彩紙
めぐりあうものたち
大切なものは時間が経っても何度でも巡りあう、というテーマに描いた作品。紫陽花の色は土壌の変化で毎年色が変わり、少女時代の心も移りゆくものですが、そんな中でも変わらないものを大切にしていきたいですね。
こちらも背景がブルーグレーですが、この絶妙な色がスキャンでも写真でも読み取れず!実物をご覧ください。


サイズ:160×220mm
額サイズ:八切サイズ
画材:透明水彩、アクリル絵具、ストーンヘンジアクア水彩紙
まどろむ空の色
こちらは何度か展示していますが、ちょうど「美しき夕暮れ」とテーマが重なることもあって、ぜひ一緒に並べたい!との思いで出すことにしまいた。額装もお揃い、色違いにしています。(こちらは金のフレーム)一時期、黒の額にしていたこともありましたが、断然金の額の方が合っていると思います!
夜と夕暮れの間、覚醒と眠りのちょうど中間のまどろみを表現しました。
背景の濃い部分を少し塗り直していますので、少し印象が変わったかもしれません。


サイズ:160×220mm
額サイズ:八切サイズ
画材:透明水彩、アクリル絵具、アルティスティコ水彩紙
森の灯火
こちらのルーレットのお題(双子×森×茶色)で描いた作品です。ちょうど3年前に描いた作品「夜を灯す」をもう一度別の構図で描いています。「夜を灯す」は1人でしたが、今回は双子なので2人。それぞれ若葉と枯れ枝を持っていて「生と死」が隣り合わせになっていることを表しています。2人なら暗い森も怖くない。
ランプと暗い森のシリーズは実は形を変えて何度も描いています。ランプは希望、葉のない枝は再生と成長を表現しています。
この枝はマスキングではなく全部塗り残しているので、毎回手がつっています。


サイズ:150×210mm
画材:透明水彩、ラングトンプレステージ水彩紙
備考:アーチ型のダブルマットとなっています。額はアンティークゴールド(焦茶色)で落ち着いた雰囲気です。
夜空の誓い
首からさげた鎖を手に持つ子の作品もシリーズ化していて、こちらのその1枚となりました。テーマは自分を信じること。矜持を持つこと。優しげな顔でも目は冷たく燃えているようにしたいです。
技法としては、いつもだと背景を暗く塗りつぶしてしまうのですが、上の方を少し柔らかく淡い色合いにできたことが、自分としては新しい表現になっています。鎖は地味ですがブロンズ色にキラッとします。
額迷いましたが、コンパクトなサイズを選びなおしました。


サイズ:150×200mm
額サイズ:八切サイズ
画材:透明水彩、ストーンヘンジアクア水彩紙
風をまとって
こちらは6月のニッカー主催、nnmファンミーティングのライブドローイングで描いた作品をもう一度画材違い、色違いで描いたものです。ライブドローイングではわずか1時間で仕上げたこともあり、ほぼ記憶もなく、その後すぐにお迎えされたこともあって「じっくり向き合えなかった寂しさ」があり、もう一度描きたいなと思ったのでした。今度は時間をかけてじっくり描きました。

nnmで描いたのは「光をまとって」というタイトルにしたのですが、今回の作品は「風をまとって」というタイトルに似た作品ですが、少しコンセプトがちがいます。
nnmはニッカーの不透明水彩、今回は、透明水彩とアクリルガッシュで仕上げています。画像でちらちら見比べてみるのも楽しいかもしれません!


サイズ:160×220mm
額サイズ:八切サイズ
画材:透明水彩、アクリルガッシュ、ヴィフアール水彩紙
まどろみの向こう
こちらは額装の変更をしています。以前は黒い額に濃いめのベージュのマットでしたが、焦茶色の額に白いマット(面金あり)に変えています。

作品の印象はわずかに変わったと思われます。
以前は青い鳥が手元から離れていく寂しさだけが強調されていた気がしていますが、額を変えたことで希望のあるストーリーに変わったような気がしています。不思議にランプも温かく感じます。新しい額装を楽しんでいただけたら嬉しいです。

サイズ:205×255mm
額サイズ:太子
画材:透明水彩、不透明水彩、アルティスティコ水彩紙
マットは面金加工が施されています。キラッと細いタイプ
満月の弓騎兵
こちらの旧作ですが、「見たい!」と言う方が多かったので出すことにしました。色々な作品を描いてきましたが、騎馬でしかも男性という、自分の作品の中でもかなり珍しい作品です。たぶん似たような作品はもう描かない(というか描けない…)
この作品を描くにあたって、「弓騎兵」の歴史を調べていたのですが。どこの国でも馬に乗り猛スピードで弓を引き、動く標的に当てる、というのはものすごい技術が要ることだったらしく、貴重な戦力だったにもかかわらず、スピード重視で軽装だったので接近されるとすぐにやられてしまう。兵を失うと後継を育てるのに時間がかかってしまうため、だんだんと武装を厚くしていくのだけど、今度は重くなって機動力が減ってしまって…みたいなことが書いてあって、なるほど弓騎兵のジレンマ。と思うなどしました。
前回足元の砂埃をたくさんの方に褒めていただいたので、そのあたりも注目して欲しいですね。


サイズ:220×290mm
額サイズ:太子
画材:透明水彩、アクリル絵具、アルティスティコ水彩紙
届かぬ祈り
こちらもルーレットのお題(天使×眠り×ピンク)で描きました。眠っている天使、ということですが、仰向けに横たわると羽が邪魔で痛そうだなと思ったので、かつてから脳内にあった落ちていく天使を描こうと決意しました。落ちていくのか、堕ちていくのか。
実は逆さまでも横向きでも見れる作品になってます。羽は8枚ある!


サイズ:200×290mm
額サイズ:太子
画材:透明水彩、アクリルガッシュ、ホワイトワトソン水彩紙
王国の秘密
今回のメインビジュアルです。DMに載せた作品となります。もともと別のギャラリーの企画展のメインビジュアル用に描いた作品ですが、こちらの作品をどうしても個展用のDMにも使いたくなりメインビジュアルにしました。鍵は過去の秘密を暴くモチーフとして描いています。ドレスは16世紀イタリアのデザインを参考にしてみました。このドレスの質感と色、かなりこだわったのでよく目を凝らして見てください🙏
背景の花はトルコキキョウ。
彼女の抱える物語の秘密が何なのか、想像していただけたら嬉しいです。


サイズ:200×290mm
額サイズ:太子
画材:透明水彩、アクリル絵具、アルシュ水彩紙
備考:マットがキラキラします
パンドラの箱
今年のある公募展に出した作品ですが、多くの人に見て欲しいのでまた出します。パンドラはギリシャ神話から。神々から託された箱を好奇心で開けてしまうのですが、そこには争い、貧困、病などありとあらゆる厄災が飛び出していく、というお話です。
最後に箱に残ったのは希望だとされていますが、絵に描くなら美しく描きたいし、色々な意味に解釈できる作品にしたいと思ったので、箱から飛び出しているものはキラキラにしています。この部分はぜひ実物を見ていただきたいですね。

額縁も独特の意匠がとても美しいので、合わせて楽しんでいただけたらと思います

サイズ:333×242mm
額サイズ:太子
画材:透明水彩、アクリル絵具、アルシュ水彩紙
備考:額は銀色でハニカム柄です。
深海のセレナーデ
この作品は不透明水彩と透明水彩の混合技法で、物と物をぼかす技法を使っています。いかに水中の感じを出せるかを追求したかったので、髪の毛と背景の境界のぼかしや髪が上に舞い上がっている感じが見えるように工夫しています。
「〇〇のセレナーデ」も実は徐々にシリーズ化していく予定です。セレナーデとは夜に窓の外で恋人を想って歌う(あるいは演奏する)曲という意味だそうです。
今回額装を銀→金色に変えていてより華やかな印象になったと思います。


サイズ:205×290mm
画材:透明水彩、不透明水彩、アルティスティコ水彩紙
旅情
このところ「旅」と「街」をテーマにした作品を描きたいと思っていて、今回挑戦したのが、いつもは背景に描いている古い街並みを画面いっぱいに描いてみることです。
見知らぬ街の夜明けの空気感を表現しました。
「旅情」とはしみじみした旅人の思いのことを言うそうで、ワクワクしつつも異邦人としての寂しさのようなものが出ればなと。

なぜかあまりきれいにスキャンされなかった作品。実物の方が3倍くらいよく見えます。画面下の部分の白いもやは、盛り上げされているので、そこも見ていただければ。
額装写真

サイズ:330×230mm
額サイズ:F4サイズ
画材:透明水彩、アルティスティコ水彩紙
眠る街
無くなってしまった王国の廃墟とかつてそこにいた王女。廃墟は更地になり、そこにはまた新しい街が建てられるのでしょう。手に持っているのは魔法のステッキではなく王笏で、キラキラする白いものは星ではなく、かつてそこに住んでいた人々の魂。
当初は「失われた王国」というタイトルにしてましたが、悲劇的な印象になってしまうので、余韻を残して「眠る街」としました。


サイズ:400×300mm
額サイズ:大衣
画材:アクリル絵具、アルティスティコ水彩紙
額が太いので大きいです…
海底に眠る記憶
ずっと水族館の絵を描いてみたかったのです。水族館は自分にとって特別な場所で、多くの大切な思い出が詰まっています。大きな水槽はまるで海の底のようで、ゆったり泳ぐ魚を見ていると不思議な時間が流れていきます。
とにかくこの背景のグラデーションをとても頑張ったので見て欲しいです。今回の作品はなかなか理想の青を出すことができず、12回も重ね塗りをしています。少女のドレスにも細かい描写があるのですが、サイズ的に実物でないと見えない部分が多くあるので、ぜひ目を凝らしてもらえたら嬉しいです。
今回一番大きな作品です。F12くらいのサイズです。


サイズ:545×405mm
額サイズ:三々
画材:透明水彩、アルシュ水彩紙












