神保町にある画材文具店、文房堂に初めて行ってみました。上の階にはギャラリーカフェもあるということで、以前から行ってみたい、とは思っていました。
神保町駅から、徒歩5分、れんがづくりのレトロな外観のお店がありました。
入り口からして素敵なお店。
目次
1階
一階入り口付近には、可愛い雑貨、玩具が並んでいました。絵を描かない人も楽しいと思います。見ているだけで、目が楽しい。
一階奥は、画材コーナー。透明水彩、アクリル絵具、油絵具、色鉛筆、スケッチブック、筆など。
このサイトは透明水彩の情報が中心なので、もう少し詳しく。
透明水彩はホルベイン、ウィンザー&ニュートン(プロフェッショナルとコットマン両方ありました)、シュミンケホラダムがありました。

ウィンザーアンドニュートンのドットシートがあり、買おうかな〜と迷いました。
筆はナムラのものが多かったです。
あとは私のお気に入り、アルテージュキャムロンプロもありました。
ウィンザーアンドニュートン のコリンスキー 7シリーズも。きれいな箱に納められ、思わず欲しくなりましたが、ガマン。。
迷った挙句、ナムラの筆を2本買ってみました。最近筆が傷んでしまってそろそろ買いたいと思っていたのでちょうどよかったです。

ひとつはNormeノルムという新開発ナイロンの丸筆、8号を選びました。
もうひとつはセーブルヘヤーの細い筆です。細かいところを描ける筆が傷んでしまったので、購入。使い心地はまた後日レビューします。
透明水彩風に使えるアクリル、リキテックスリキッドの取り扱いがありました!
嬉しい!

なかなか見かけないので。全色取り扱いがあったので、文房堂で買えばよいのだな、と分かりました!
とりあえず、欲しかったフタロブルーをゲットできました(^^)

アクリルはターナーのものもありましたが、リキテックスがメインでした。世界堂ではリキテックスの取り扱いがないので、嬉しいです。
リキテックスプライムも文房堂で全色揃えることができます。
水彩紙も豊富。色々種類がありました。
コンパクトに欲しいものがぎゅっと詰まっている感じ。効率よくお買い物が出来ます。
2階
2階は絵手紙や、版画、彫刻などの用具がありました。
版画はシルクスクリーンから、木版、消しゴムはんこまで色々ありました。
写真を撮るのを忘れましたが、マーブリングの道具とフレーク状の金属を貼る用具がとても気になりました。
その他にも色紙や和風のタオルハンカチ、折り紙、色紙などもありました。
地下1階
マスキンテープやシールの他、ボールペン、万年筆などペン系の文具がありました。
漫画用の用具も豊富で、つけペンや原稿用紙、コピックやカラーインクもありました。製図用の定規もたくさんありました。
コピックのとなりにウィンザーアンドニュートンのマーカーなどもあり、これも気になりました。
私は、卓上におく小物入れを買ってみました。机の上がすぐ散らかってしまうので(^^;


3階
少し疲れたので、3階のギャラリーカフェにてお茶をしました。

今回は、ミュシャ、クリムト、シーレのポスターが展示していました。
申し込みをすれば、展覧会ができるようです。
魅力的!
展覧会はしばらく開催していませんが、いつか機会があれば!と思いました。
小さな絵であれば20点くらい飾れそうです。
コーヒーとケーキも頂きました。とても落ち着けます。個人的には画材店についているカフェが大好きです。
平日には提携しているケーキ店のタルトを頂けるそうです。
最後に
今回初めて文房堂に行ってみましたが、とても楽しかったです。
いつもは世界堂でほとんど買い揃えてしまうのですが、足を運んでみて良かったです。
やはり品揃えが違います。
世界堂にはリキテックスの取り扱いがない(なぜか)のです。
とくに、リキテックスリキッドは欲しいと思うのに、なかなか店舗で見つけることができないので、文房堂で取り扱いがあることが分かり、嬉しいです。
リキテックスリキッドは、透明水彩を描く方(とくにイラスト)におすすめの画材です。
さらさらとしていて、インクのようなのに、色がしっかり濃く、透明水彩よりもはっきりした絵を描くことができます。
筆も、ナムラの筆が多く、ナムラの筆は日本画風の筆はよく見かけるのですが、透明水彩用のコリンスキーやナイロンの筆もあり、ぜひ試してみたいと思いました。
また、画材以外の雑貨グッズが、とても魅力的で、絵を描かない人も楽しめると思います。
活版印刷のポストカードやおしゃれなノートもあり、プレゼントにもぴったりと思いました。
あまり、規模が大きすぎないので、かえってゆったり選ぶことができ、楽しかったです。
思ったより、自宅ともアクセスがよかったので、また行きたいと思いました。
おまけ、気になった古本屋さん
神保町は古本屋の町としても知られ、たくさん古本屋さんがあります。
中でもお気に入りを見つけたので、一店舗だけ。
悠久堂というお店です。

美術展の図録と料理本がメインとのこと。
私もときどき展覧会は行きますが、図録は買いそびれてしまうこともあります。
そして、わざわざ重たい画集を買い求めるよりも、図録の方がパラパラめくりやすく、いいかもしれません。
図録は一般の本屋さんでは売られないので、この本屋さんで探したら、探しているものが見つかりそうです。
今回はじっくり見ることが出来ませんでしたが、今度は琳派の図録など、じっくり探してみようと思います。