本サイトはアフィリエイトやPRが含まれていることがあります。

原画やイラストをネット通販で売る方法 完全攻略編(BoothとBaseの比較、宣伝のコツ)

原画やイラストをネット通販で販売したい!

原画やイラストをネット通販で販売したい、と思う作家さんは多いのではないでしょうか。

私はグループ展や個展などで、作品を展示することを大切にしています。が、一方ここ数年でネット通販も積極的に活用するようになりました。

展示参加には、もちろんたくさんのメリットがあります。展示では、多くの人に作品を見ていただけますし、展示のために力作を描くことで絵が上達していくことも多いです。

ただ、それと並行して、自宅から手間なく、ネット通販で作品が販売できたら嬉しいですよね。これは作家なら誰でも考えることだと思います。

作品のネット通販するメリット

私が考える、作品をネット通販するメリットはこんな感じです。

①手数料が低く、収益を上げやすい

グループ展参加には参加費がかかることが多いです。なので、ある程度作品が売れないと赤字になってしまいます。また額装費もかかります。グループ展では作品が売れるとギャラリー側に手数料を支払う形となります(多くは20〜30%)なので、作品がそれなりに売れても、受け取れる金額がかなり少なくなってしまうことはよくあります。

ネット通販も手数料はかかるのですが、展示会の手数料に比べるとかなり安いです。なので、作品が売れたらその分だけ収益があげられるのが、嬉しいポイントです。

②忙しくても、作品を売ることができる

展示参加にはお金だけでなく労力もかかります。額装したり、書類作成、梱包、また在廊なども考えるとかなり時間が必要になります。ネット通販ならば、商品ページを作り、告知をして、自宅から作品を発送するだけなので、忙しい人も合間合間にチャレンジすることができます。これもかなりメリットになります。

③遠方のお客様にリーチできる

展示会はどうしても都市部での開催になるので、見に行きたいけどどうしても行けないというお客様もいます。ネット通販をすると、遠方の方も作品を購入することができるので、作家としても、展示以外のところで新しいお客様に出会えるメリットがあります。

ネット通販のデメリット

これだけ聞くと、ネット通販はいいことばかり。夢のような話ですが、そんな一筋縄ではいきません。ネット通販をしたことがある多くの人が共感してくれるデメリットもあります。

①自分で集客しなくてはいけない

これです。展示は一緒に参加する人気作家さんやギャラリーが集客をしてくれます。そのおかげで、自分に知名度がなくてもある程度作品を見にきてくれる人がいます。ですが、ネット通販だとふらりと立ち寄ってくれる人はいないので、自分が宣伝しないといけません。また、SNSでの知名度、業界での知名度も必要になります。ここがネット通販の一番難しいところです。

②実物を見れないので、決断してもらいにくい

原画は生で見るのが一番です。やはり色や輝きなど画像では全く伝えられません。なので、やっぱり原画を前にした時の方が購入を決断しやすいです。リピートのお客さんは良さがわかっているので、通販で購入してくれたりもしますが、初見のお客さんは難しいです。お客さんとしても高額のものをネットで買うのはかなり勇気がいるはずです。なので全体的に安価なものの方が売れやすいのがネット通販の特徴です。

キラキラや質感など伝えるのは難しい!

とはいうものの、こういったデメリットもかなり工夫次第で、変わってきます。知名度の部分だけは個人個人で頑張るしかないのですが、宣伝や見せ方、タイミング、作品の揃え方でお客さんの気持ちは動かすことはできます。

自分の通販のこと

私の場合、年に5〜6回グループ展に参加し、年に1〜2回個展をしています。個展ではギャラリー側が通販を行うこともありますし、自主企画の個展では自家通販することもあります。それとは別に年に3回くらい通販をしています。

はじめは、手探りで全く上手くいっていませんでしたが、最近は色々な工夫をするようになりました。最初は通販では安いものしか売れないと思い込んでいましたが、長く続けていくと高単価な作品が売れることもあり、通販をうまく活用することがこれからの活動の鍵だとも感じるようになりました。

これまでに200点以上の作品を通販で販売しています。

なので、ネット通販やってみたいなという人や、ネット通販やってるけど分からないことがたくさんあるぞ、という人のために、みんなが知りたいであろうことをノウハウとしてまとめました。

どの通販サイトを利用するか?

通販システムには色々ありますが、今回はBaseとBoothを利用した通販の話をしていきたいと思います。(ヤフオクやメルカリ、ミンネなど色々あるのですが、今回はSNSで集客し、そこからリンクを貼ってショップを見てもらう、というスタイルを前提にお話していきたいと思います)

今回もお金の話が多いので「通販がんばりたい!」という方だけにお伝えできたらと思います。

内容は以下のような感じとなってます。

  • ネット通販、常時開店派?期間限定派?どちらがいいの?
  • 1回の通販で何点出すのがいいのか?
  • 展覧会で売れ残った作品を出すか?出さないか?
  • 宣伝のコツ(告知に必要な情報、タイミング、リンクの貼り方)
  • BASEとBOOTHの比較(手数料、カスタマイズ性、配送と送料、商品ページの作り方)
  • BASEの使いこなし方(導入しておきたいおすすめApps。カスタマイズの仕方。特に配送の設定が難しいので、これを読んでおくとスムーズに設定できます)
  • BOOTHの使いこなし方(BOOTH独特の機能や、Boostの活用方法、BOOTHの匿名配送)
  • 作品の梱包と送り方(作品をどのサイズの宅配で出せばいいか、使える封筒のサイズ、梱包のやり方)
  • お礼をつけるかつけないか(お礼状はつける?お礼イラストは不要?その理由とは)
  • 売れやすい商品ページの作り方(作品の魅力を伝える商品ページの作り方、紹介文で書くべきこと、具体例あり)
  • 通販を利用してオーダーを受ける場合

ちなみに超具体的かつ、ボリュームが凄まじいので、ご興味ある方にはご満足いただけると思います。文字数20000文字を超えました💦

ぜひ読んだ方は感想などもいただけると励みになります。

ずっと開けておくのがいいか?時々開くのがいいのか?

まず、通販のスタイルを考えてみましょう。「ネット通販はずっと開けておくのがいいのか、期間限定にするのがいいのか」これは意外と質問されることが多いです。

期間限定にするスタイル

期間限定通販の流れ

私が通販するときは、1週間くらい期間を決めて、通販を開けるようにしています

noteはじめてみました!

ブログのサブコンテンツとしてnoteを始めてみました!

ブログでは話せない裏話、制作過程、日々気づき、読書メモ、展覧会や旅の記録などを気ままに記していくつもりです。

こちらもぜひのぞいてみてください✨

https://note.com/karehateien

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です