★★個展「星月夜の幻想」(10/12~17)のお知らせ★★

透明水彩の便利色、使う?使わない?ジョンブリアン比較と色見本。肌色だけじゃない。

透明水彩でよくある淡いオレンジ、ジョンブリアン。肌色、という名前がしっくりくるこの色。色々なメーカーの物を集めて比較してみました。

ジョンブリアンってこんな色!

ジョンブリアンはこんな色です。

淡いオレンジといった感じの色です。

ジョンブリヤンは、「輝く黄色」という意味だそうです。赤と黄色と白の顔料で作られていることが多いです。

肌の色は作るのが難しいと感じる人が多いようです。なので市販の色が便利で好まれることもあります。

肌色つくるの難しい…

パステルカラーの記事を書いた時に、肌色をまとめることができたので、単独でご紹介したいと思います。

もちろん、肌色といっても様々なのですが、一般的に肌の色としてイメージされる色です。

ジョンブリアン、色見本と比較

黄色っぽいものから順番にご紹介します。

ホルベイン

ジョンブリアンNo.1

ジョンブリアンNo.2

No.1の方が色が淡く、No.2は色が濃いめです。No.2の色の濃さの方が何かと便利かと思います。(No .1の画像がありません。後日入手したら足します。)

ホルベインのジョンブリヤンは、少し黄色がかっているのが特徴です。個人的にはもう少し赤みがある方が使いやすいんじゃないかな?と思います。なので、シェルピンクやブリリアントピンクなど、ピンクの絵具と併用される方が多いようです。

シュミンケホラダム

ネイプルスイエローレディッシュ

名前はジョンブリアンではなく、ネイプルスイエローレディッシュとついています。パンフレットには裸体画推奨と描かれていました。なので肌の色をイメージしているのではないかなと思われます。

特徴は、滑らか〜な感触です。これはシュミンケホラダムの絵具の特徴でもありますが、白が混ざった色はその特徴が際立っています。

ムラなくきれいに塗りやすいです。

ターナー

5ml(日本色54色)の中にはなく、15ml(海外色)に2色ありました。

ジョンブリアン(イエローシェード)

ジョンブリアン(レッドシェード)

イエローシェードはやや黄色がかっていて、レッドシェードの方が自然に感じました。

2色用意されていて、どちらか好きな方を選べるのはいいなあ、と思います。

クサカベ

ジョンブリアン

クサカベのジョンブリアンは赤みよりです。ピンクがかったジョーンブリアンで、使いやすそうな色味です。ちょっと色が淡いので一色で濃淡を表すのは難しいですが、ピンク色として使ってもきれいな色です。おすすめ色です。

まっち

はだいろ

まっちの水彩は色々なシリーズがありますが、マッチレインボーカラーシリーズの中の一色です。

この色は肌色というよりピンク色に近いです。血色として使うのがいいかもしれません。例えば、黄色味の強いホルベインのジョーンブリヤンをベースにして、マッチのはだいろを赤みのアクセントとして使うなどです。

どのジョンブリヤンがおすすめ?

個人的な好みをいうなら、シュミンケホラダムのネイプルスイエローレディッシュ、ターナーのジョンブリヤン(レッドシェード)、クサカベのジョンブリヤンが「私のイメージする肌色」に一番近かったです。

やや赤みがかったオレンジの方が自然かなーと思いました。

ただ、好みはそれぞれなので、意見が分かれそうだとも思いました。

肌色にはジョンブリヤンが最適か?

余談ですが…

私は普段、ジョーンブリアンを肌色に使うことはないです。

ひよこ
ひよこ

えっ!

混色か他の絵具を使うことが多いのです。肌色を表現する方法は無数にあって、その時々に応じてやり方は変えています。肌色のことだけで本が一冊書けてしまうのではないかというほど、肌の表現方法については色々な方法を試しています。人物が中心の絵では、肌の表現はかなり重要ですよね!

とは言っても、ただ黄色と赤を混ぜるだけでは、思ったような肌色にならないこともしばしば。

かれは
かれは

「肌の表現」は結構難しい…💧

なので、改めてジョンブリアンは便利だと思いました。不透明なので、下の線が隠れがちだったり、一色で濃淡を表せないという弱点もありますが、この色をベースに色を加えていくのが最初はやりやすいかもしれません。

少し慣れてきたら、混色で作る方法も試してみるといいかもしれません。

混色などで肌を表現できるようになると、年齢や性別の違うキャラクター、人物を別の肌色で塗り分けたりすることもできて、さらに幅が広がります。日本では肌色というと淡い色を思い浮かべてしまうけど、本来肌色って色々な色がありますしね!

自分で作る肌色はとても奥が深いです

肌部分を、色々な色合いで表現できると、これも味わい深く、奥も深いです。混色で、色々な色味が肌部分に感じられると、リアルさというか、生々しさのようなものが表現できるのではないかと思っています。

ジョンブリアンを使わずに肌色を表現する方法については、もしリクエストがあれば、また記事とは別の方法で公開できたらと思っています。

ジョンブリアンは肌色以外にも使える

ジョンブリアンは、明るく、暖かい色合いなので、肌色以外にも使えます。

砂浜の表現に使ってみたらとてもきれいでした。ありそうでない色だな、と。ただ水で薄めただけよりも、まろやかな厚みがでて絶妙でした。

ジョーンブリヤンは背景色にもよい!この絵では肌にも塗りました。

下地にもよかったです。暖かい感じがするオレンジなので、ひだまりのような色を表現するのによかったです。今まで、このような色の使い方がよく分かっていませんでしたが、紙全体に塗って統一感を出すような使い方もあるんですよね。

また、赤やグリーンと混色するのも悪くなかったです。少し落ち着いた優しい色が作れるのが、とてもよかったです。特にフタログリーンとの混色は、使いやすいグリーンでとてもおすすめです。これらの色は馴染みがいいですよね。

ジョンブリアンとフタログリーン、ピロールレッドとの混色

「肌色!」という思い込まずに、他にも使える場面を探してみてもいいかもしれません。