★★個展「星月夜の幻想」(10/12~17)のお知らせ★★

作業環境について(卓上で便利に使っているモノ、スペースの確保など)

作業環境についてのリクエスト質問を頂いたことがあるので、ご紹介してみますね。

作業環境について

その時の回答はこんな感じでした。

いつもは資料やスケッチブック、ノートで、机の上がごった返していて、とてもお見せできるものではありません💦

が、片付けたのであとで写真を投稿しますね✨

絵を描く机の上に、左側にパレット、水入れ、筆、右側に色鉛筆やペンを置いています。

卓上イーゼルを使っていて、大きめの作品は必ず立てて制作します。

右側に本棚が備え付けてあり、資料置き場になっています。

照明はギャラリーのようなスポット照明にしています。ギャラリーに飾る時の色合いと近づけたいからです。

わりと殺風景だと思いますね~。

で、その当時の写真がこちら!

私にしてはずいぶん、きれいに片付けたなって感じです(笑)いつもは資料と描きかけの絵が高く積み上げられています。

知ってる…
枯葉さんの机はいつもグチャグチャなんだよ…

左にパレットがあるため、「左利き?」という質問がありましたが、左利きというより両利きのような感じになってます。正確にいうと、両利きではなく分け利き(クロスドミナンス)というようなのですが、作業によって利き手を使い分けています。私の場合は筆を持って色を塗るのが左手、鉛筆を持って文字を書いたり、下絵を描くのが右手です。

ひよこ
ひよこ

なんかややこしいね!

なんでこんなことになってしまったのか?利き手の話はまた別の機会にしようと思います。

実は昨年末に引っ越しをしたので、机の棚の向きが変わっています。この机は書棚を左右好きな方につけることができます(机の後ろにつけることも可能)。

もともとは子供用の学習机らしく、子供の成長やライフスタイルによって、書棚をつけかえられる便利な作業テーブルということです。棚は足元まであり、かなり収納力があります。

昔から、資料の入れてある本棚と机の位置が遠いと、資料本を取りに行くのが面倒で嫌だったので、座っていながら、「本が取れる書棚+机」の一体型の机が欲しいと思っていました。3年前に思い切って購入しました。絵を描きながら、資料に手が届くので、前よりも資料をよく活用できるようになりました。

卓上に置いているものたち

卓上にはこんなものを置いてます。

かなり古いスタンドライト。祖母から譲り受けたものですが、レトロすぎるデザインと電球の温かい光が、逆に新鮮なので大事にしています。今どき、どこの照明もLEDですが、私は電球の灯りがとても好きです。後ろにチラッと写っている滴型のランプは、あまりに光が弱く使い物になりません。完全にオブジェと化してます笑

私の祖母が使っていたスタンドランプ。かなり古いものですが、デザインが気に入ってます。

鉛筆削りは私が幼稚園児だった頃から使っているもの。いまだに現役、壊れません。私は作品に色鉛筆もたくさん使うので、かなり細く削れるこの鉛筆削りはとても頼りにしています。今気づいたのですが、一応PLUSの商品なんですね!

筆はまとめて、キッチンツール立てに入れてます。無印のだったかな。筆を洗って乾かしたら、ここに収納しています。キッチンツール立ては容器が深めで重たいので、長く大きい筆を入れてもひっくり返りません。たくさん筆持っている方にオススメです。

このペン立て、結構オススメです!ペンが斜め40°に収納できるようになっており、しまいやすいし、出しやすい。確か文房堂で買ったのですが、Amazonでも購入できるみたいです。私は、ミリペンや白ペン、金銀ペン、マスキングペンなどを収納しています。取りたいものがすぐ取れないとイライラしてしまうのですが、これを使うようになってから解消しました。

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メモ帳はいつも引き出しか、卓上に置いてます。絵を描いている時が一番多くアイディアが湧くので、色々なメモをしています。特に思いついたタイトルはメモしておかないと一瞬で忘れ去ります。そして2度と思い出せない笑

特に付箋がお気に入りで、あとで、ノートに書き写したり、カレンダーに貼ったりしてます。

木目のあるテーブルは、白や黒のテーブルよりも集中力が上がるという実験結果が出ているそうなので、木の机にしました。私は絵で見ても分かるとおり、深みの茶色が好きなので、ウォルナットの木材にしました。椅子もウォルナットです。ウォールナットの作業机と椅子は若い頃からの夢だったのでとても嬉しいです。

スペースがない時は卓上イーゼルがオススメ

とはいうものの、今まで自分の机を持てなかった時期もあります。家族用のテーブルの一角で絵を描いたり、イーゼルを部屋のすみっこに置いてそこを作業スペースにしていたこともあります。ライフスタイルによって、自分のスペースは持てなかった時期もありましたが、どのようなシチュエーションでも私はしつこく絵を描き続けていました。

環境が整わないという場合でも工夫次第で、何かしらの絵を描くことはできます。部屋が狭いと大作は仕上げられないですが…

どちらかというと絵を描くのに必要なのは、空間というより、時間の確保かなと思います。

理想は絵を描くための一部屋、アトリエがあることですが、「理想の空間がないから、絵が描けない。」と思っていると環境が整うまでに時間の方が経ってしまい、もったいないです。。その時々で、工夫しながらその環境で描けるものを描いていくしかないんですよね。机が小さければ小さな作品を少しずつ、でも全然構わないと思います。

ひよこ
ひよこ

小さい机でもA4くらいまでは描けるね

自分の机が持てないという場合におすすめなのは卓上イーゼルです。

私が使っているものは引き出しに道具をしまっておけるもの。この引き出しは、金具がついていて、閉めることができるので、縦にしても道具がこぼれません。

ここに絵を描くのに必要な色鉛筆や、筆(短めのもの)ミニパレットを入れておけば、持ち運んでどこにでも持っていけます。後片付けも楽です。これを普段は棚にしまっておいて、絵を描けそうな場所に持ち運べばどこでもアトリエになります。私も時々、リビングに持ち運んで絵を描いたりしています。

詳しくはこちら↓

あるいは、道具箱にまとめておくのもいいです。取手がついているとなおいいですね。こちらも最低限のものを入れておいて、持ち運べます。

こっちの方がパレットが入りそうかも↓

かれは
かれは

使うものだけまとめておくといいよ!

どの家にも食卓机はあると思いますが、机が小さすぎる、またはいつも家族が使っているので机を使えない、という場合はイーゼルという手もあります。

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とても狭い家に暮らしていた頃、食卓テーブルが小さすぎて絵を描くことに使うことができず、部屋の一角に簡易イーゼルを立てて制作していました。部屋はとても狭かったのにもかかわらず、今思うと割と大きな絵を描いていました(と言っても水彩にしては、ですけどね。F10、F12くらいかな)絵は縦にすると、狭いところでも大きなものも描けるんです。

ひよこ
ひよこ

思いつかなかった〜
イーゼルって意外とお手頃なんだね!

かれは
かれは

狭くても置けます!気合(笑)

絵を描くのに大切なもの

絵を描くのに大切なものは、

  1. 時間の確保 
  2. 作業空間 
  3. 資料や題材集め

だと思っています。

もちろん画材も大切ですが、画材は限られたものでも案外制作できるので、そこまで深く考えなくてもいいと思います。画材を買うのはとても簡単なことなので。安いものでも優秀な画材がいっぱいありますし、通販でも買うことができて入手は難しくないと思います。

私が挙げた3つのものは工夫しないと手に入らないものです。

私も思い返してみると、いつも環境が整っていたわけではなく、時間も空間も十分じゃない時期も(いや、そんな時期ばっかりかも…)多かったです。が、とても恵まれている環境だから、いい絵が描けているとは限らなくて、部屋のすみっこで忙しい中チマチマ描いていたものが見返してみるととてもよかったりします。なので、与えられた環境で工夫しながら、その時に描ける絵を描いていく、それしかないのだと思います。

ひよこ
ひよこ

工夫することが大事なんだね

と作業環境の話が、ずいぶん広がってしまいましたが…

作家さんの作業環境は、私もとても興味があります。作品の世界観と全くマッチしている方やすごくこだわりのある方もいて、見ていてとても楽しいです。

昔、「画家のアトリエ」を集めた本を読んだことがあるのですが、とても面白かったです。モネのアトリエやセザンヌのアトリエはとても素敵でした。ギュスターブモローは家が丸ごとアトリエで、モロー美術館として開放されています。家の中に優雅な螺旋階段もあり、ため息モノでした。こういう空間でこういう作品が生まれていくんだなあ、と思うと感慨深いものがあります。