展示のお知らせ記事です。2023年3月10日〜19日のGalleryHydrangeaで行われる企画公募展「時の計り人」に出展する作品をご紹介します。
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時の計り人
テーマを拝見して、ぜひ参加させていただきたい!と思った今回の企画公募展。Hydrangeaさんの企画公募展のテーマがいつも魅力的すぎる…
今回のテーマは「時間」
「時間」がテーマの作品は今までに描いてこなかったけれど、挑戦したいテーマでした。
時の流れって不思議ですよね。同じ時間でも長く感じたり、短く感じたり。今もすぐに過ぎてしまったり。過去をやり直したいと思ったり。
作品を作っていると時々「時間」のことを意識します。この作品は1年経っても新鮮な感じがするだろうか?10年経っても鑑賞に耐えるだろうか?50年は?100年は?
作品が100年残ったらすごいけど、本当に可能なのかな?
本当に価値があれば残っていくのだと思います。
長い年月で風化しないような作品を描きたいなあと思います(これは作家さん全員が思っていることかもしれない)
それが自分に可能なのかは分かりませんが、「作品で時間を超えていく」みたいなことができたら嬉しい…
と思いつつ、作品を描いている最中は夢中になっていることが多く、その時に描きたいものを描いてます。あまり小難しいことは考えず、今を楽しんだらいいのかもしれないですね。
今を楽しもう✨
時の番人
今回の作品は1点です。正方形の作品は珍しいです。
「時の番人」
時計も歯車もいつもは描かないモチーフです。
だけど、歯車の噛み合う音、針が動く音などか聞こえてくるような作品になっているといいなあと。
傾けると一部キラキラします。スキャン画像では見えないですが、星がもっと明るく光っているので、画像で見るよりは実物の方が華やかだと思います。
また時間がテーマの作品は挑戦してみたいです。目に見えないものなだけに奥の深いテーマでした。もっと描きたい!
額はラーソンジュールのマジョルカの30角に入れています。(マジョルカ!正方形の規格があることを初めて知る…!)マジョルカはよく使う額ですが、特にアイボリーは枯葉の作品と相性がいい気がします。あまり暗い額装にしたくなかったので、似合うものが見つかって嬉しいです。
マットもうっすら生成りの色で時計の白さとコントラストができてます。
小作品2点
小作品はポストカードサイズ(100×148)の額なし原画にしました。
傾けると時計がキラキラしますので是非…✨
「時の砂」
「時の彼方」
折れないように厚紙を挟んでいます。
額なしの状態で販売になりますが、試しに額装してみたらこんな感じでした↓
展示情報
GalleryHydrangea(東京、曳舟)
会期:3月10日(金)〜19日(日)
※休廊日:火・水
時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
テーマ:時間
galleryhydrangeaさんの展示はこれで3回目になるのかな。
会場入るとBGM流れていて、とても雰囲気の素敵なギャラリーです。すごく作品の世界観に入り込める感じ…土日が2回入るのでお時間ある方はぜひ…
企画公募展なのでグループ展です!たくさん作家さん参加します。
参加作家さんはこちらでみれますのでぜひ覗いてみてください↓
「時の計り人」
サイズ:210mm×220mm
画材:透明水彩、アクリル絵具、色鉛筆、アルティスティコ水彩紙