今回は色々あるメタリックカラーの中でもちょっと珍しいターナーアクリルガッシュの「玉虫カラー」をご紹介します。とても面白い絵具なので、皆さまにもお試しして欲しい!!
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色々あるターナーアクリルのメタリックカラー!
そのうちまとめますが、ターナーアクリル絵具はとにかくメタリックカラーが豊富。びっくりするほど色々なシリーズがあり、しかもそのどれもが他メーカーにはない珍しさなんです。すごく楽しいし、面白い!もっと知られて色々な作家さんに使われて欲しいので、どんどんご紹介しますので気になるものがあったらぜひお試しください。
その中でも玉虫カラーは4色しかないのですが、とても変わったシリーズです。偏光色というジャンルに入るのですが、とにかく偏光っぷりがすごい!
一度Twitterで紹介したのですが、思ったより反響があってびっくりしました!
ターナー アクリルガッシュの玉虫色とは?
ターナーの玉虫色はアクリルガッシュのジャパネスクカラーシリーズの中のメタリックカラーです。
ターナーアクリルガッシュには、通常のシリーズとジャパネスクシリーズ(和シリーズ)の2種類があります。通常のシリーズは普通色に加えて、メタリックカラー、パールカラー、パステルカラー、グレイッシュカラー、ルミナスカラー、ラメカラーなど特殊カラーも揃っています。このバリエーションが豊富で、まずすごいのですが、それとは別に「ジャパネスクカラー」というシリーズがあります。
チューブに「和」と書いてあります。日本の伝統色に似たような色が揃っています。色名の「若草」「紅梅色」のように和名です。色は中間色が多く、ちょっと渋めの色やくすんだパステルカラーも多いです。その中に金、銀系のメタリックカラーが9色、玉虫カラーが4色含まれています。
玉虫色はどんな絵具?
黒い紙の上で色が出てくる
玉虫色は、白い紙の上に塗っても色が分かりにくいです。どちらかというと黒い紙の上に塗ると本領を発揮する絵具です。黒い紙の上に薄く塗り広げると、色が見えてきます。

といってもそこまで色は濃くないです。淡めの色です。そして、半透明くらいかな。わりと透けます。
角度で色が変わる偏光カラー
偏光カラーです。偏光カラーというのは、紙を傾けると色が変わります。こういった偏光カラーは流行なのか?ホルベインのクロマシリーズやクサカベの螺鈿色など、ちょこちょこ見かけます。
ただこのターナーの玉虫色の偏光っぷりはすさまじく、角度で全く色が変わります。
それが面白い!

正面からみるとこんな感じ…赤/紫は薄紫色、黄/黄緑は黄緑色、緑/濃緑は青緑に、青/青緑は空色に見えます。

傾けるとこんな感じ…

あれれ?

さらに別角度からみるとまた違う色に!

あれあれ〜!?
肉眼で見るとまた違う感じなのですが、写真で見てもじゅうぶん色の変化がわかると思います。すごく面白くて癖になります。
ラメはそこまで強くない
ラメの大きさはそこまで大きくないので、キラキラ輝くというより真珠のようにツヤっとした輝きがあります。もちろん黒の上に塗ると色は際立ちますが、白の上に塗っても上品な感じです。

ラメラメが強くないだけに、他の色絵具やキラキラ絵具と重ね塗りするのにもよかったです。
アクリルなので耐水性
メタリックカラーの場合、透明水彩のように水に溶けるものだとちょっと心許ないこともあります。粒子が大きいだけに定着が弱く、手でこするとたくさんラメが落ちてしまうことがあります。額縁のアクリル板の静電気でラメがとれることも。そこでアクリル絵具はしっかり定着し、耐水性なので、安定感があります。この玉虫色もアクリルガッシュなので、しっかり定着するのがとてもよいです。
ガッシュと言いつつやや透明感があり、完全に不透明にするには重ね塗りが必要です。
玉虫カラーの色見本
玉虫色 黄/黄緑

この色は一見するとメインの色は黄緑です。角度を変えるとサーモンピンクのような色が見えて、驚きを隠せません。個人的には気に入っていてよく使っています。
玉虫色 緑/濃緑

この色はメインの色は、ミント色のような涼しげな淡いグリーンです。角度を変えると水色になります。爽やかな色の組み合わせで使い勝手もよいです。
玉虫色 赤/紫

こちらはメインの色はピンクです。角度を変えると緑色になるので、こちらも意外性がある色です。角度によってはピンクと緑が混じって淡いグレーになっている部分もあります。面白い色です。
玉虫色 青/青緑

こちらの色が一番色が淡く白っぽいです。一番最初に買った色です。一応メインの色は藤色のような淡いブルーなのですが、かなり色は淡めです。角度を変えるとピンクです。この色が一番ぼんやりしているかなあ。
こんな使い方してみたよ
とはいえ、どんな使い方をすればいいのかな?と思ってしまいますよね。

こういうキラキラ系の絵具って使い道がむずかしくない?

最初は小さいサイズの絵で使ってみてるよ!
小作品に
クセのあるキラキラ系の絵具はまず、小さめの作品でお試ししてみることが多いです。
一番使ったのはミニ色紙やATCかな。
この作品は背景に使っています。黒の上で色が出てくる偏光カラーなので、黒の上に使うことがばかり考えていたのですが、考えてみたら白の上に使ってもいいんですよね。真珠のようなツヤのある表現が独特で上品な感じ。

こちらも同じような使い方ですね。白背景が華やかになります!

こちらの作品もです!ちょっと派手すぎたかなーと反省しました。ミニサイズの作品の方がよかったかもです。

玉虫カラー自体はそこまで、キラキラではないので、他のキラキラを重ね塗りしてみるのもよかったです。色々可能性にあふれた絵具だな、と。
盛ってみる
盛ってもかわいい。偏光カラーは、盛ると偏光っぷりがよく分かっていいですね。玉虫カラーは立体的に塗ると、色の変化が見えやすかったです。

こちらのストリングジェルメディウムとの相性もばっちりでしたね。ストリングジェルメディウムでは表面を丸く盛ることができますが、それが、この玉虫カラーと合っていました。
ストリングジェルメディウムの情報はこちらの記事で詳しく紹介しています↓もっと知られてほしい!!
他にも、いろいろな使い方があると思うので、ぜひぜひチャレンジしてみてください!
ターナーアクリルの玉虫カラーは4色しかないのでコンプリートしやすいのも魅力です。どの色も魅力的なので、もっともっと色々な人に知ってもらえますように!!