透明水彩の技法のページを見返したいのに、探しにくいとの声がありましたので、1つのページにまとめました。
Table of Contents
透明水彩って難しい??
透明水彩の技法はどれも簡単そうに見えますが、意外と難しいものも多いのです。
透明水彩は他の絵具に比べて、水分の割合が多く、すぐに流れてしまうため、コントロールしにくいからです。
私も初心者の時には、やはり中々思うような絵にならなくて苦労した記憶があります。
必要な濃さで塗る、ということ自体が
意外と難しいんだよね〜💧
ですが、今振り返ってみると「透明水彩の何が、どう難しいのか?」知っておくだけで、全然違ったなと思うんです。
うまくいかない原因が「画材の種類」であることもあり、道具を買い替えするだけで、すぐ解決することもあります。
絵具も紙も筆も、使い比べてみると
全然ちがったりするよね!
もちろん、慣れや習熟度もあるのですが、知識として持っておくだけで、かなり近道できますよ!
初心者が知っておくべき透明水彩の技法を大きく分けると
- 塗り方
- 色の作り方
の2つです。これをマスターするとグンと制作が楽になるはずです。
水彩の教本にも書かれていないことも多いので、ぜひ参考にしてみてください。
透明水彩の塗り方
透明水彩の技法、塗り方のページをまとめました。透明水彩には独特の技法がたくさんあります。透明水彩は水の割合が多いため、流れやすくコントロールにもコツが要ります。なので、偶然性を生かす場面もあります。
でも、透明水彩でしか出来ないこともたくさんあります。最初は1つずつ遊ぶような気持ちで練習してみてください。
基本の技法
まずは基本の塗り方だね
さらに知りたい方向け↓上の記事で紹介していないものも入れました。
[人気記事★]透明水彩の技法の中でも塗り方だけまとめています。練習してみてね。技法、もっと詳しく!
質問やリクエストが多い項目を詳しく説明しています!
こちらも重ね塗りの技法についてですが、混色と重ね塗りを比較したり、重ね塗りをどんな用途で使ったらよいのかを考察しています。
こちらは質問箱より、水加減がうまくいかず、水彩境界ができてしまう。どうやったらキレイに塗れるのか、解説しています。
水加減について
基本の技法より、ウェットインウェットだけピックアップ
基本の技法より、グラデーションだけピックアップ
基本の技法より、スパッタリングだけピックアップ
マスキングの使い方とおすすめのマスキング液について
空の塗り方、絵具の選び方
色の作り方
混色は絵具と絵具を混ぜて、新しい色を作るテクニックです。絵具を混ぜること自体はさほど難しくはありません。
黄色🟡と青🟦を混ぜたら、何色になるでしょうか?
緑かな?🟢
と思う方が多いと思います。実際には、配分や水分量を変えることで、2色の絵具から無数の色を作り出すことができるのです。
中には、うまく混ざらず分離する組み合わせもあれば、思ったような色にならないことも。
混色の仕方が分かると、好きな色を自分で作ったり、相性のいい色同士を選べるようになります。絵の見え方もグンと違って見えます。
奥深い混色の世界にようこそ♪
色の混ぜ方
必読記事★★まずは2色の色を混ぜるところからどうぞ!
↓この記事はちょっとむずかしかったかも
3色混色は難度が高いので、少し慣れた方に。3色混色をマスターすれば、ほぼ全ての色が作れる、といっても過言ではありません。
混色見本を作っておくと、とても便利です。どんな色の組み合わせから、どんな色が作れるかよく分かります。
ついでに色見本も作っておくと便利!
実際に色を作ってみよう
2色混色
ここからは実際に混色をして、色作りをする記事です。★がついた3つの記事は超おすすめです!
★基本、たった5色の絵具で色々な黄緑を作る記事。
★どう使ったら良いか分からない?いやいやものすごく仕事ができるフタログリーンの話です。
★色々な混色の中で一番難しい、紫の作り方。
青を作る記事はおまけです。色遊びにどうぞ。
流行りの分離色を作る方法も紹介しています。
3色混色
三原色で混色をしてみる記事ですが、これは3色混色がメインとなります。どの色が三原色なのかも紹介しています。
ホルベインの三原色
ウィンザー&ニュートンの三原色
色々な三原色を自分で作って、遊ぶ記事です。色数を絞るとそれぞれの色と仲良くなりやすいです。
こちらは各メーカー指定の三原色の絵具を一覧にしています。購入の参考に。
色彩理論(基礎編)
簡単に色の基礎知識をまとめました。お時間ある時にどうぞ〜!色彩理論を学べる本は、デザインの本が多いのですが、水彩向きのわかりやすい本がありません〜〜💦
あったら嬉しい!
色相環について
色相、明度、彩度について。色には3つの要素がありますが、それを意識してみるとかなり色が立体的に見えてくると思います。
配色の参考になる本を集めてみました。
この本はすごく良かったのですが、手に入らなくなりました。一応貼っておきますが…類似の本で良いものが見つかったら、またご紹介しようと思います。
線画について
イラストの場合ですが、線画をどうするか迷う人も多いのでは?同じような絵でも、線画でかなり雰囲気が変わるので、色々な方法を試すのがおすすめです。比較もしているのでぜひ。
絵の組み立て方
これ、作っておくと便利です!
紙のサイズについても考えてみました!
便利な道具
絵具、紙、筆以外の便利な道具を紹介しますね。