水彩でイラストを描くとき、主線をペンでなぞりたい事ってありますよね。そんなとき皆さんはどんなペンを使っていますか?
水彩でイラストを描こうと思ったとき、線画はどうしよう??と悩む方も少なくありません。線画の選択肢は、鉛筆や色鉛筆、絵具、ペンなど色々ありますが、今回はペンの話をしてみようと思います。
そもそもどれがいいのか分からない??という方はこちらの記事もどうぞ
私は今まで、絵の全ての部分をペン線画にする、ということはやっていませんでした。ペン線画もはっきりした感じが魅力なのですが、全てペンを入れてしまうと、柔らかい雰囲気が出にくいからです。ですが、全面フワッとしてしまうのも、物足りない時もあり、色合いが淡くて繊細な時ほど、ペンを入れてシャープにしたい!と思うこともあります。なので、部分的にペンを使う事が多いです。
ただ、水彩画の場合、黒いペンで縁取りするとはっきりしすぎて浮いてしまうこともあるんです。
そこでグレーや茶色のペンがとても便利なんです!
グレーや茶色のペンだと少し優しい印象だね
茶色やグレーなど色が付いている線の方が、水彩の他の色と馴染みやすいからです。
なので、少しずつ集めているんです。茶色とグレーのペンだけを!
水彩画に使うため、耐水性も大事なポイントです。
まだあまり手元にないのですが、少しずつ追記していきます。(自分のためにも)
Table of Contents
ミリペン色々
サクラ PIGMAピグマ
ミリペンの中で最も知名度が高いのがPIGMAピグマではないでしょうか?こちらは画材店だけでなく文具店でも売っていたりします。
私もこれが一番よく使っています。色や太さなど種類はたくさんあったのですが、大量廃盤によりかなり減りました(涙)
現在セピアは0.03のみです。
黒は、0.03、0.05、0.1、0.2、0.3、0.4、0.5、0.8、1、2、3
と色々な太さがあります。中でも漫画やイラストに多用されているのは、0.03と0.05のようです。
細く繊細な線が描けるのは0.03ですが、キレイな線がひきやすいのは0.05です。セピアの0.05が廃盤になってしまったのは、個人的に痛かったです💦
コピックマルチライナー
これも定番。愛用者も多いです。コピックマルチライナーは、色も太さも豊富です。
公式さんで確認してみてください。
グレーは、ウォームグレー、クールグレーの2色
茶色は、ブラウン、セピアの2色
ワインカラーは普通に線画に使えそうです。他にもピンクやオリーブ色など面白い色が勢揃いです。
いつも2〜3本キープしているのですが、全部インク切れです(笑)買ったら筆記します。
ペイトさんのページが詳しかったのでチェックしてみてください、マルチライナーの全色レビューです。
デリーター ネオピコライン
デリーターのネオピコラインも定番でしょうか。個人的にはかなりお気に入りです。ペン先が滑りやすく描写しやすいです。
こちらも0.03、0.05、0.1、0.3、0.5など太さにバリエーションがあり、色も黒、セピア、グレーの3色です。価格も157円とお手頃です。
セピアは色が淡めで優しい♪
ボコボコの水彩紙にも引っかかりにくいね
呉竹 ZIG MANGAKA
呉竹の漫画用の画材、めっちゃ優秀だと思ってます。ホワイトやサインペン、インクなんかも充実してます。その中でもミリペン、なかなか使い心地が良かったです(COLORs展で試しました)
黒は、太さのバリエーションが豊富なのですが、セピアとグレーは0.1と0.2のみでした。黒は0.03、0.05もあります。
商品ラインナップはこちらで→ 呉竹 ZIG MANGAKA
使いすぎてちょっと色が薄くなってしまいました
グレーは0.1と0.2のみなのですが、色がかなり薄いので、太さは気になりません。
MARVYマービー For Drawingフォードローイング
つい最近まで存在を知りませんでしたが、こちらも試してみたらなかなか描き心地が良かったので、オススメです。ピグマのセピアよりも赤みがあって人物の主線にも良さそうです。あまりに気に入ったので2本買ってしまいました。
黒は0.03、0.05、0.1、0.2、0.3、0.5、0.8、1.0と太さにバリエーションがありますが、ダークブラウンは0.03、0.05、0.1、0.3の4種類のみです。
赤みがある茶色で使いやすそう♪
スタッドラー ピグメントライナー
スタッドラーのピグメントライナーも、耐水性なので、水彩の線画に使うことはできます。が、他のものに比べると色がしっかり出て、太さも太めです。滑りがよく描き心地は申し分ないのですが、線がはっきりしすぎます。なので、水彩と馴染ませようとするには、ちょっと濃すぎるかもしれません。
が、この中でも新色のグレーとライトブラウンは、色が薄めなので、線が太めでも気になりません。特にライトブランは珍しいくすんだオレンジ色で、肌の部分にも馴染みそうです。
ブラウンはかなり色が濃いめだけど、
ライトブラウンはおすすめかも!
お値段は他のミリペンと比べるとちょっと高めです。
最後に
とりあえず、今まで使ったことのあるものだけ、まとめました。また、水彩に使えそうなペンが見つかったら追記していこうと思います。
水彩の線画は、はっきり黒いペンで縁取りしていくのも面白いですが、適度に薄い色で水彩の繊細な色合いと馴染ませたい場面も、よくあるかと思います。そのような時に、茶色やグレーのペンも活躍します。
水彩の線画はどのようにするか、で印象が変わってくるので、色々納得いくまで試してみるのが良さそうです。
この記事もご覧ください!