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[透明水彩の難しいところ]水分量の調節のしかた、水分の拭き取りに使うもの

水分量の調節に関する質問はとても多いです。なので「水分量の調節のしかた」や「水分のふきとりに何を使うか」についてを記事にまとめておくことにしました。

水分の調整とは?

透明水彩の最初の難関は「水分量」なのかもしれません。

ひよこ
ひよこ

透明水彩だと難しく感じる…

それはなぜなのか??

絵具というと普通、このくらいとろーんとしたものをイメージされると思うのですが、透明水彩はたくさんの水を使って塗ることが多いため、どうしても水分の割合が多く、調節が難しいんです。

また透明絵具は固形の状態から水で溶いていくことが多いため、どの水加減が正しい(というか適切なのか)自分で判断しにくいんですよね。

適切な水分量は水彩紙によっても変わってきます。なので一口に水分量と言っても、意外と難しいんです。

まず筆洗に筆を入れて、筆を濡らすと思いますが筆がビショビショになっている状態そのままで、絵具を溶いていくとパレットが水浸しになることが多いです。そうなるとかなり色が薄まってしまいます。

これは何となく水が多い感じします…!

そこで筆についた適切な水分量にするため少し水分を拭き取る必要があります。そこで水分を拭き取るものを用意し、少し吸わせます。

また、絵具をつけた筆に含まれている水分量が多すぎるとき、筆を洗ったあとなどにもこの拭き取りは使います。

頂いた質問

頂いた質問を載せておきます。水加減に関する質問はこれ以外にも問い合わせでもよく頂きます。

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質問内容が被るのは、気にしないでくださいね!たくさん質問があるものに関しては記事にしていきますので。

水分調整(水や絵具の拭き取り)に使うもの

水分調整するのに使えるものはこんな感じではないでしょうか?

かれは
かれは

皆さんはいかがですか?

ティッシュ

これが一番多いのではないでしょうか。どの家庭にも必ずありますね。

我が家のティッシュケースw

ティッシュのいいところは、柔らかく、水分をよく吸うところでしょう。ただ、薄いので、すぐにびしょびしょになります。小さい筆なら問題ないのですが、大きめの筆の拭き取りには足りないです。そしてちぎれたりしやすいです。

また、糸くずが落ちやすく、それが筆につきます。筆についた糸くずが、パレットにつき、それが紙にもつくことがあります。

ただ、一番楽なのでティッシュの出番は多いかも。

キッチンペーパー

分厚く丈夫ですが、少し固いです。柔らかめのタイプもありましたが、柔らかめのタイプはちょっと水を吸収しにくかったです。

このキッチンペーパーは柔らかさがあり使いやすいです

ティッシュより、やや水は吸収しづらい感じがします。ちぎれたりしにくいのはいいのですが…生地が固く、筆をぎゅっと押さえると筆がパサっとなることもあります。キッチンペーパーは種類によって個体差があり、使いやすいものもあったりします。

かれは
かれは

物によります!

キムワイプ

最近気に入っていて、色々な人にオススメしているのがキムワイプです。

こちらはティッシュと同じように薄く柔らかいのですが、糸くずが全くつかない優れものです。薄いわりに丈夫ですし、水もよく吸います。

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価格もお安いのでぜひお試しを〜!調子にのって、使っているとあっという間になくなりますけどね笑

キムワイプって何なんだろう?って思っていたのですが、研究室や実験室で使われる器具や部品の拭きとりに使われる紙らしいですよ!

かれは
かれは

あっ、鼻かんじゃダメだからね?

ひよこ
ひよこ

・・・

ティッシュやキッチンペーパーと比べた写真。

左からキッチンペーパー、キムワイプ、ティッシュ

柔らかく糸くずがつかないので、紙に絵具を塗りすぎてしまった部分の拭きとり(リフティング)にも使えます。柔らかいので、紙を傷めません。

額のガラス面やアクリル面をきれいにするのにも使えます。すぐ手垢がついちゃうので。ティッシュで拭くと今度は糸くずや埃がついてしまって、いたちごっこ。こういう時にキムワイプが活躍するのです。

雑巾

雑巾も便利です。特に筆が大きい時に活躍します。刷毛を使うときにも雑巾は必要になります。

ただ、新しいタオルだとちっとも水を吸いませんので、使い古したハンドタオルなどをご用意ください。古いタオルの方がよく水を吸ってくれます。

ひよこ
ひよこ

買わなくていい?雑巾

かれは
かれは

お家にある使い古しのタオルで充分♪

水加減のコツをつかむにはちょっと時間がかかるかも

というわけで、水加減を調節できるものに使えるものを紹介しました。

適切な水加減については、使う紙や筆によってもかなり違います。どのような効果を狙うかによっても違ってきて、完全にコントロールできるようになるにはかなり時間がかかりそうです。

こればかりは文字で説明をするのが難しいと感じています。動画や講座の方が向いているかもしれませんね。

他にも関連記事を載せておきますね〜ご参考までに♪