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色見本をつくってみよう!

色見本とは、自分の持っている絵具を紙に塗っておいて、その色がどんな色なのか、確認できるようにするものです。

パレットの色と紙の上の色は違う

透明水彩絵具はパレットに絞りだした色と紙に塗った色は、違うことがあります。透明感の強い色は、パレットに出すと黒っぽい色に見えます。でも紙に塗った色は鮮やかだったりします。

自分の使っているのがどんな色なのか、確認するためにも、色見本をつくってみると役に立ちます。

私は、つい最近まで、色見本をつくったことがありませんでした。

なので、パレットに出ている色がどの色なのか、忘れてしまうこともしばしば。とても似た色を隣に出してしまっていることもありました。

色見本を作るなんて、めんどくさい。。と思っていましたが、ちゃんと作って見て、やっぱり良かった!色を選ぶときにも役に立ちます!

思い込みで色を使っていることもわかりました。

色見本のみほん

私のパレットに入っている絵具の色見本です(2020年現在)

26色あります

ちなみにパレットの中身は毎年替えています。年末に入れ替えをしています。

パレットでみると黒っぽい色が多いと感じませんか?透明感の強い色ほど、チューブから出した色は黒っぽく見えるんです。実際に塗ってみると鮮やかな色も多いですね。

そして色見本を見てみると、笑ってしまうくらい黄緑が多いですね!黄緑だけで3色?こんなにいらない気がします(笑)でも色見本を作るまで気づいていませんでした。

色見本を作るポイント

パレットで並んでいる順番に、色を塗る
パレットで並んでいるように、同じ配置で塗っておくと、わかりやすいです。左から二番目がフタログリーン、というように対応させやすいです。
濃淡に差をつけて塗る
濃く塗ったところと、薄めたところで色が変わるような色もあるので(トランスペアレントイエローなど)濃淡をつけて塗るとわかりやすいです
色の名前、番号、メーカーも書いておく
色の名前だけではなく、メーカー名も書いておきます。キナクリドンレッドのように、メーカーによって全く違った色味の絵具もあるので。買い足しのときに役立ちます。

他の色色見本もつくろう

もし、他にも絵具を持っている場合、パレットに入っていない他の絵具の色見本も作っておくと、便利です。色の似たものを近くに塗っていきます。

似たような色味を集めて作成

一覧にして色見本をつくっておくと、自分だけのカラーチャートができます。どの色とどの色が似ているか、分かります。メーカーを飛び越えた比較もできますので。おすすめです。

まとめ

実際に色見本を作ってみると、自分の持っている色が、どんな色なのかよく分かりました。

色だけでなく、不透明だけどしっかりした色だな、とか、透明だけど色が薄くて濃く塗りにくいな、とか色々なことに気付きます。

私の場合、似たような色味の絵具がたくさん入っていて驚きました。特に黄緑の多さにびっくりです。色見本を作る前は、色の偏りにも気づけていませんでした。

来年は違う色を入れて、もう少しバランスの良いパレットを作りたいな、と思います!

色見本を作ったことがない方、初心者の方は、絵を描く前に、色見本をぜひ作ってみてください。

色見本を作る水彩紙は、ワトソンホワイトがおすすめです。真っ白なので色が分かりやすいです。

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