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熟睡展(ピカレスクギャラリー)

2022年、2月5日〜27日まで、ピカレスクギャラリーで開催される「熟睡展」に出展する作品の紹介をしようと思います。画材の話題ではありませんがお付き合いくださいませ🐥

熟睡展〜詳細

【最寄駅】小田急線 参宮橋駅(徒歩約5分) / 京王線 初台駅(徒歩約10分)
【住所】〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-54-7

ピカレスクギャラリー

【会期】2022年 2月5日〜27日

オンライン:2022年2月6日(日)20:00~ 2月27日(日)24:00

【基本営業日時】平日水~金 11~16時、土日 13~18時 月火祝 定休

熟睡100人展

眠りをテーマにした展覧会です。

1人1点ずつの展示ですが、今回3枚出展していて、飾れていない作品はファイルの中から閲覧することができるそうです。オンラインでも購入申し込み可能(2月6日(日)20:00~ 2月27日(日)24:00まで)

(Webページの価格は額装なしの価格、サイズはすべてポストカードサイズです。)

出展した作品をご紹介します。3点とも「眠り」をテーマとしています。作品につけたコメントもそのまま掲載しています。

永い夢

サイズ:100mm×148mm

画材:透明水彩、色鉛筆、アルティスティコ紙

永い眠り

眠る子供の顔を見ながら、眠っている人間の顔はなんて美しいのだろうと、しみじみ考えてしまう。

眠る顔には、嬉しさも悲しさも苦痛もない。感情の剝落した不思議な表情を見ていると妙な安らぎを感じる。

展示はこの額ではないのですが、額に入れたイメージ。

記憶の果て

サイズ:100mm×148mm

画材:透明水彩、色鉛筆、アルシュ紙

記憶の果て

脳は、眠りながら記憶を整理しているのだという。夢は記憶や考えの整理の過程で見るらしい。

全く普段意識に登らないようなことや、小さい時に怖かったことがいまだに夢に出てきたりすると、自分の心の中を改めて知る気持ちになる。

こんな風に額装してみたいな、と(展示はこの額装ではありません)

まどろみ

サイズ:100mm×148mm

画材:透明水彩、色鉛筆、ランプライト紙

まどろみ

「眠る人」というのは、絵を描き始めた頃からの大きなテーマの一つだった。

初期の絵を見返すと、眠る人や横たわって微睡む人など、眠りをテーマにした絵が

とても多い。

眠りは生きながらの死のひとときだと誰かが言っていた。無意識に惹かれるのはそういったこともあってかもしれない。

この額はぴったりですね。春の暖かな空気をイメージしています。

「眠る」というテーマについて

「目を閉じる人」「眠る人」は久しぶりに描きましたが、とても好きなテーマです。今まで主題を変えて色々な「眠る人」を描いてきました。

いばらひめとか…今回出す絵とは関係ないですが…

何故だか、たくさん描いてしまうテーマです。眠るだけでなく、目を閉じて夢をみる、というテーマもとても多いです。何故なのかは自分でもはっきりした理由が思い当たりません。

が、私は小さい時から悪夢をみたり、夢遊病になってフラフラ歩き回ったり、金縛りにあったり、思春期に異常に眠りまくっていたりと、とにかく睡眠トラブルが多かったので、「安心して眠る」というのが、自分にとって安寧を与えるテーマなのかもしれません(無意識なのかな)

最近やっと熟睡できるようになったのですが、睡眠はやっぱり精神の健康と関係がありますよね。ついつい夜更かししちゃうのですが、我慢して今日も早く寝よう。

ひよこ
ひよこ

よく寝るの大事

色々な画法を試そう

今回は詳細に描きこみをするのではなく、透明水彩の画材の質感を十分活かしたタッチにすることを心がけました。若い頃は、画材の特徴を出さないように、なるべく筆跡を消すようなタッチにしていました。その方が「自分の表現が際立つ」と思っていたんです。

が、「最近は絵具や紙が新しい表現を連れてきてくれる」とあえて画材に身を任せるような感覚で画材を扱うことも増えてきました。なので、紙の感触や、絵具のにじみをそのまま活かしつつ、自分の表現をする、ということを追求しています。

1種類の描き方で満足するのではなく、色々なやり方を試してみたいと思っています。透明水彩にしても、色鉛筆にしても無限の可能性を持っているので。

無限の可能性!!