6月3日〜8日のミニ額祭りの作品紹介です。
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ミニ額祭りについて
ミニ額祭りに参加しますので、展覧会と作品の紹介です。
<ミニ額祭り>
会期:2024年6月3日(月)〜8日(土)
時間:12:00 ~ 19:00(最終日17:00まで)
会場:銀座中央ギャラリー(銀座奥野ビル411)
14人によるグループ展です。小さなサイズの額装作品のみの展示です。決められた範囲内で点数自由なので、かなりたくさんの作品が揃うのではないかと思います。
小さくても額装作品のみなので、可愛い額が揃うのも見ていて楽しいです。去年は参加していないのですが、客として見に行って作品を購入しました!1年経った今でもお気に入り↓
今回は作家として参加します。家にミニ額をたくさん溜めているので、今回は良い機会だと思いました。
ミニ額とは?
ミニ額とはどういうもの?
ミニ額はインチサイズ未満の額を、なんとなくミニ額として呼んでいることが多いです。はっきりとした定義はなくて、セリアで売っている5.5CM角の極小サイズの額縁をミニ額と呼んでいる界隈もあるのですが、100均額は使用禁止になっているギャラリーも増えてきているので、小さめの額=ミニ額 が一般的になりつつあるように思います。
キャビネサイズやポストカードサイズ、L判サイズは、フォトフレームとしての規格サイズ額が存在していますが(安定供給されている)、それ以下のサイズは一部を除いて、メーカーによるオーダーモールディングの端材で作られた額となります。大型店舗を覗いてみると、ちょこちょこミニ額が売っていますが、ほとんどが端材額。なので、基本1点ものです。なので、普段手が出ないような高級なモールディングのミニ額に出会えることもあります。ほとんど運なので、ミニ額は出会えたら買っておく!ことにしています。とはいえ、最近はミニ額の取り扱いをやめたメーカーも多いので、今後は出会える機会は減っていくかも。
ミニ額のお店
最近気になっているのはこちらのミニ額専門店↓ 東小金井の高架下にあるそうです。自宅から遠くて行けていませんが、今回のミニ額祭りで作品がお迎えされて、自宅の額在庫が減ったら行ってみようと思います。
あとはこちらのサトウ画材が有名でしょうか。森下にあります↓
あとは額屋さんで探す、という感じですね。先ほども言いましたが、一点ものなので、必ず欲しいものが売っているという感じではありません。特にサイズが大きめの使いやすいものはすぐになくなりますね。
定番になっているミニ額について
とはいえ、「規格サイズで安定供給されているミニ額ってないの?」って思いますよね。複数同じサイズで欲しいこともありますし。
まずはサムトレーディング、こちらは豆色紙用のサイズやATCのサイズの額があります。デザインは限られていますが、いつでも必ず入手できるのはありがたい!小さい割に高いと感じる方もいるかもですが、小さく作るからといっても額を作る手間は同じですから、そこまでは安くならないんですよ。それは小さい作品を作る時も同じ。
ポストカードサイズやキャビネサイズもあります。
サムトレーディングの輸入物のキャビネフォトフレームも好きでよく使います。
大額も一部小さいサイズがありますね!ATCと豆色紙。これなんかは、クセのないデザインで軽めのイラスト作品にも合いそう。
同志社の梅小紋も小さいサイズ豊富ですね。ミニ額として使えそうなのは10cm角でしょうか。
マルニフレームは小さいサイズの額はほとんど取り扱いがないですが、10cm角だけはいくつかのデザインで取り扱いがあるので、それを使ってもいいかも!
あとはラーソンジュールのフォトフレーム、こちらもハガキサイズ、キャビネサイズあたりが使えそうです。デザインもいいですね!
ミニ額祭の出展作品
では今回の作品のお品書きです。ミニ額といいつつ、そこまで小さいものはなくて、ハガキサイズくらいが多いです。
森の灯火
灯火のシリーズはいくつか描いているのですが、こちらは森の灯火です。額はサムトレーディングですね。作品にぴったりのデザインが見つかりました。
画材:透明水彩、W&Nプロフェッショナル水彩紙
作品サイズ:ハガキサイズ(100✖️148mm)
額サイズ:キャビネサイズ
額外寸(150✖️200mm)
夜空に消える夢
シャボン玉をテーマにした作品です。夜空の部分にキラキラ光るパーツを貼っています。ところどころオーロラ色にキラッとします。額縁はどこのものか分かりませんが、銀というより、キラキラのグレーです。可愛い。
画材:透明水彩、アクリル絵具、ストラスモア水彩紙
作品サイズ:ハガキサイズ(148✖️100mm)
額サイズ:キャビネサイズ
額外寸(200✖️150mm)
幸運をたずさえて
四葉のクローバー☘️をテーマにした作品も、もはや自分の中で定番になりつつありますが、今回は明るい色合いにしてみました。袖や襟のオーロラのような光沢にこだわりました。四葉のクローバーはキラキラします。額縁はサムトレーディングのT-フレーム。
画材:透明水彩、アルシュ水彩紙
作品サイズ:75✖️115mm
額サイズ:ハガキサイズ
額外寸(125✖️170mm)
海の宝物
貝殻をテーマにした作品です。宝石のような巻貝や宝貝、珊瑚のかけらを海の宝物として描きました。貝殻や珊瑚の白い部分にターナーの胡粉ホワイトを使い、マットな質感を表現しました。額縁はたぶん、サムトレーディング。
画材:透明水彩、胡粉ホワイト、ニューブレダン水彩紙
作品サイズ:80✖️120mm
額サイズ:ハガキサイズ
額外寸:140✖️185mm
6月のメランコリー
6月なので、紫陽花と雨のモチーフを選びました。大好きなテーマなので、こちらも繰り返し構図を変えて描いています。今回は洋服をオーロラ色にしてみました。額縁はラーソンジュールのセーヌ。
画材:透明水彩、アルシュ水彩紙
作品サイズ:70✖️115mm
額サイズ:ハガキサイズ
額外寸:140✖️180mm
夜の花園
魔法と妖精をテーマにした作品。ピンクの花とオリーブグリーンの組み合わせが気に入っています。額は分かりにくいですが、紫がかった紺色で作品の色合いにぴったりです。額縁はサムトレーディング。
画材:透明水彩、アルティスティコ水彩紙
作品サイズ:70✖️110mm
額サイズ:ハガキサイズ、外寸(140✖️185mm)
夢が叶うまで(Ⅱ)
願い事をする天使も時々登場するモチーフ。背景の青は混色せずにハッキリ効かせました。天使は、青、水色、白の組み合わせで描いていることが多いですね。葉っぱや天使の羽はキラキラします。こちらはマットや余白は入れていません。規格外のミニ額に入れています。あこがれのK-Primoの額✨
画材:透明水彩、アルシュ水彩紙
作品サイズ:70✖️90mm
額サイズ:外寸(100✖️120mm)
終わりに
と、ここまでが必ず出展する作品。あとは、余力が残っていたら、もう少し小さい作品を追加できるかもしれない…、作品が持ち帰りされたら追納するかもしれない…臨機応変に対応させていただく感じになりそうです。
価格は8000〜15000円くらいを予定しています。
ミニ作品は描くのも楽しいし、手に取ってもらえる機会も多いので、しばらくは描いていきたいと思いますが、なにぶん価格の割に手間がかかることもあって、いずれは大きい作品のみにシフトしていきたいと思っています。
どんな展示になるか、私も楽しみです。
<ミニ額祭り>
会期:2024年6月3日(月)〜8日(土)
時間:12:00 ~ 19:00(最終日17:00まで)
会場:銀座中央ギャラリー(銀座奥野ビル411)https://chuogallery.com/