飛尽さん主催の展覧会「青零し展2022」に出展する作品のリストを作りました。
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青零し展Ⅱについて
水彩作家さん飛尽さんにお声がけ頂き、青い作品ばかりが集まるという「青零し展Ⅱ」に参加することになりました。旧作でもOKとのことでしたが、せっかくお声がけいただいたので新しく作品を作りました。
飛尽さんの個展に併設される合同展とのことですので、飛尽さん以外は1人1作品ずつですが、ドローイングやミニ原画も出品されるので、ボリュームとしては中々のものになりそうで楽しみです。青い作品ばかり並んだらきっと壮観でしょうね〜。
青っていっぱい集まるときれいだね!
作品は通販でも申し込み可能とのことなので、ぜひご覧いただければと思います。
(今回、銀座中央ギャラリーの公募展と会期が重複しているので、ご案内も二重になってしまって申し訳ないです)
私が出すのは以下のような作品です。
作品「星の歌声」
「星の歌声」
サイズは180×240mm(A4よりも一回り小さいです)
いつものように、透明水彩と色鉛筆がメインですが、少し不透明水彩の白も使っています。
「これだけ青い絵ははじめてかも?」いうほど青を全面に出しました。天使を描くのも久しぶりです。
絵の中に一番たくさんのっているのは青ですが、この絵は青よりも白にこだわっています。水彩らしく紙を塗り残して表現した白、透明水彩の白(混色して使っています)、ホルベインアクリルのスーパーオペークホワイトの白すぎる白(真っ白です)シグノペンの白、など、いろいろな白い絵具を使って、微妙に異なる白を表現してみました。
画像では見えませんが、背景の星空はキラキラ光ります。キラキラの部分も白い光が出るようにしました。
マットは最初普通の白いマットを敷く予定でしたが、思い切ってキラキラする白いマットにしました。
キラキラのメタリック用紙を使ったマットの存在を知りませんでしたが、最近はこういうのもあるんですね!どれもかわいいです。今回挑戦できてよかったです。
一番上の左から3番目の「しろがね」というマットを使いました。
額の話をさせてください。
枯葉はこの額のシリーズがとてもお気に入りです。ラーソンジュールさんのジュリエットというシリーズです。珍しいパールカラーの額で不思議な色合いが、幻想的な絵にぴったりなのです。この額で額装したいな〜と思うこと多いのです。
この3色の中で黒だけは、規格額があります。が、今回使用したパールブルーとパールアイボリーは規格額がなく、オーダーのみです。
そもそも額は、規格サイズのものはお値段がお手頃なのですが、オーダーすると似たようなサイズでも3〜4倍のお値段に跳ね上がります。なので、規格サイズがないものはなかなか手が出せないのです。なのでいくら気にいっていてもこの額に作品入れることはないなと思っていたんです。
規格額とオーダーだと
そんなに違うんだねえ
額縁店でジュリエットのパールブルーの規格額を偶然見つけてしまいました。(期間限定で製造されたものらしいです)
なので、今回はその額を使いました。個人的に100%満足な額装です。とっても素敵な額に入れられて嬉しいです。そして額縁もご縁だなあとしみじみ思います。
ラーソンジュールさん!!
ジュリエットの白と水色の規格額をぜひ!!
と額の話が長くなってしまいましたね。
以下、ドローイングとミニ額の紹介を簡単にしたいと思います。
ミニ額
1つは前の展覧会で出していたものですが、2つは家に溜めていた額を使って新しく描きました。
それぞれ「星に願いを」「時の砂」「夜の色」というタイトルですが、どれがどれだか分かるでしょうか??
ん!
分かった✨
ドローイング
ドローイングとは、そもそも色のついていない素描のことを指すらしいのですが、最近は簡易仕上げの作品のこともドローイングといっている感じですよね。枯葉の場合は、今のところ、ワンドローイングかそれに近いものをドローイングとしている感じです。が、あんまり普通の作品と変わらなく見えますね…。
作品とラフの中間くらいかな。
とりあえず4枚並べるとこんな感じ。
紛らわしいのでドローイングにもタイトルもつけることにしました。
「海への憧憬」プルシャンブルーと赤で描いたもの。
「煌めく青」背景が玉虫色にすごくキラキラする。コバルトターコイズをメインに。
「海へ散る」動画を撮りたくて。フタロブルーがメインに。
「サファイアの瞳」ラメマリンサファイアを瞳に。
一口に青といっても色々あるので、色々な青の絵具を使いました。
豆色紙
在庫としてあるものと、近々コバルトターコイズの記事を書きたいので、その作例として描いた2枚を持っていきます。
珊瑚礁と熱帯魚がテーマになっています。コバルトターコイズの鮮烈さを見て欲しい。。実物はもっと激しい彩度です。
あとはおまけで水彩マラソンのアネモネちゃんを。青というより紫っぽいかもしれませんが。
展示の詳細
以下展示の詳細です。
2週間の会期となります。
作品の販売について。
初日は10時から販売開始となりますが、抽選となります。(9時から10時の間に来る)初日に購入したものはお持ち帰り作品も持ち帰ることができません。
2日目以降は先着となり、持ち帰り作品も持ち帰ることができます。
お読みいただけると嬉しいです↓
通販対応について。会期中と会期後に通販行います。
会期中に申し込みいただけるのは額装作品と持ち帰り作品です。7月12日〜16日までの期間に、BASEより申し込みでそれぞれ抽選となります。ただ、会場優先のため、通販で申し込みしても会場でお迎えがあった場合は購入できないこともあります。詳細お読みください↓
会期後の通販は、ポストカードとお持ち帰り作品のみです。
先着でBASEから直接購入可能です。
こちらにも詳しく↓
通販はこちらから、7月12日からです。会期中は非売の作品も一緒に並びますので、遠方の方もご覧いただけると嬉しいです↓
会場の東高円寺イココチさん
青零し展Ⅱ
会期:7月11日(月)〜24日(日)
時間:9:00〜18:00(最終日のみ17:00)
場所:東高円寺 イココチカフェ
飛尽さんの個展「青果ての記し」の併設展示になります。