★★個展「星月夜の幻想」(10/12~17)のお知らせ★★

水彩絵具を自作してみた!(銀色)

先日Pigmentピグモン(天王洲アイル)で銀の顔料と水彩メディウムを買ってきたので、銀色の絵具を作ってみました。

ピグモンについてはこちらに来訪レビューを書いています↓

Pigment Tokyo(ピグモン) に行ってみた

用意するもの

  • 顔料(粉の状態)
  • アラビアゴムメディウム
  • 平たいパレット(紙パレットで大丈夫でした)
  • ペインティングナイフ

パレットは陶器製のものなどあれば、良さそうでしたが、紙パレットでも出来ました。ペインティングナイフはあったほうがいいと思います。私はプラスチックのものを使っています。

顔料は大きな画材店に売っています。顔料のそばにメディウムも売っています。

使用した顔料について

今回使った顔料はChromashine SL70-X(クロマシャイン)というものです。ホルベインの顔料です。

色は銀色なのですが、この顔料はかなり粒子が大きく、輝きが強いです。

詳しくはPigmentのHPに書いてあります。

ChromashineSL70-X

アルニウムフレークがベースになっているとのこと、確かに銀というより、アルミの色ですね。ものすごくきらきらしています。

通常の銀絵具と比べても、粒が大きくざらざらしているので、絵具も粒子感が出るのでは、と期待しています。

使用したメディウムについて

ホルベインの「アラビアゴムメディウム」を使用しました。この一本の中にアラビアゴム、グリセリン、防腐剤が含まれていて、顔料と混ぜるだけで水彩絵具を作ることができます。「絵具を作ってみたい」と画材店のスタッフに相談したところ、この品を薦めていただきました。固形のアラビアゴムは熱で溶かして使うのだと思います。ハードル高い、難しそう、と思っていましたが、これなら簡単に絵具を作れそうです。

絵具を作る他にも、不透明水彩に混ぜて透明感を出したり、透明水彩に加えて深みを与える、といった用途があるようです。

大型の画材店でないと取り扱いがないかもしれません。

作りかた

まず、顔料を出します。どのくらいがいいのか量が分かりません。

水彩メディウムを垂らしました。こちらも量が分かりません。少なめにして、足りなかったら、足していこうと思います。

ペインティングナイフで、顔料の粉と水彩メディウムを混ぜていきます。

ひたすら練っていきます。粒子が大きいので、ざらざらした絵具になりそうです。メディウムの量はちょうど良さそうです。

かなり練ったので、このくらいで良いでしょう。完成です。

作った絵具を入れる容器のことを考えていませんでした。とりあえず、クリームなどを小分けするケースに入れておきます。固まった後も、透明水彩のように使えるといいなあ。

早速描いてみた

作った絵具で早速塗ってみました。絵具はまだ乾いていません。

粒子感があり、かなり強く光ります。きらきらというよりギラギラ、不思議な輝きです。

面白いです。ちょっとイメージと違いましたが、きれいです。重ねて塗ることもでき、厚塗りすると白っぽくなり一層輝きが増します。ここまで光る絵具は初めてなので、感動。

どんな風に使ったら良さそうかは、まだ考え中なのですが、面白い絵具ができました。

固形水彩のように、乾いた後に溶かして使うことができれば、完璧なのですが^^

次の日…

次の日、絵具は完全に乾きました。

水に溶かして使えるのか?水のついた筆でぬぐってみると…

大丈夫でした!ちゃんと溶かして使うことができました。

乾燥して固まった後も、普通の水彩のように使うことができました。これで使いたい時に、使いたい分だけ使うことができますね。自作した絵具でも、普通の透明水彩のような使い方ができることが分かりました。

終わりに

絵具の自作はやってみたかったのですが、アラビアゴムを溶かしたりする工程が、難しそうでなかなか挑戦できないでいました。

今回、ホルベインのアラビアゴムメディウムを使って、簡単に絵具を作ることができました。選んだ銀の顔料も、なかなか見かけないタイプのものだったので、とても面白い絵具ができたと思います。もちろん、普通の色の顔料でも作ることができます。

購入した顔料は15gで、まだまだ余っているので、たくさん絵具を作ることができます。

とても楽しかったので、今度は顔料同士を混ぜて新しい色を作ってみたいな、と思います。