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展示初心者さん、必見!展示前にやること、準備をまとめたよ。

はじめて展覧会に出ようと思っている作家さんに向けて、展示に向けて準備する項目を書いてみます。結論!少し時間の余裕を持って製作するのがおすすめです。(とはいってもぎりぎりまで粘っていることも…🐥)

展示に参加してみたい!

みなさんは展示に参加してみたことはありますか?作品を描いたら、誰かに見てほしい!と思いますよね。もちろんSNSでも作品は発表できますが、実物を見てもらえるのはやっぱり展示です。展示の参加の仕方が分からない!という方も多いと思うので、簡単に展示への参加の仕方と、参加に必要な準備をまとめました。

参加する展示を決める

まずは参加する展示を探しましょう。最初は、自分の好きな作家さんや、自分の作品と内容やレベルが同じくらいの作家さんが参加している展示を探してみると良いと思います。

展示には「企画展、半企画展、自主企画展」の3つの種類があるのですが、一番最初に参加できるのはギャラリーの「半企画展」と呼ばれるスタイルのグループ展となります。半企画展ではあらかじめ参加費用と作品が売れたら20〜30%の手数料を支払うというスタイルの展示です。

ひよこ
ひよこ

まずは探してみよう!

規約をチェックしよう

参加する前に見ておきたいのは、展示に関する規約です。チェックするポイントはこんなな感じです。

①企画の日程(制作や準備が間に合いそうか)

②参加費用(最初は作品が売れないこともあるので、それを差し引いても納得できる金額か)

③出品できる作品数やもらえるスペースなど(出品できるのが1点だと博打だなあと思ったり。もらえるスペースが大きいと参加費用が高めでもコスパはよいことも)

④企画のテーマ(テーマに沿った作品が用意できそうか)

展示に出ることを決めるタイミング

展覧会に出ることが決まるのは1〜3ヶ月前くらいが多いです。企画公募など、自主的に申し込みをするものはだいたいそれくらいに。半年くらい前に決まる展示もあります。お誘いも2ヶ月以上前だとお受けできることが多いです。個展は1年くらい準備が必要です。

かれは
かれは

展示計画は早めにたてよう!

応募が会期直前に始まるような展示の時は、展示スケジュールを確認して、出ようかなと思ったら応募が始まる前に先に作品を準備してしまうことも。(出品サイズは下調べしておく必要あり)ギャラリーのスケジュールカレンダーなどで、半年先くらいまでの展示予定は見ることができます。

参加申し込みの仕方

参加を決めたら、割と早く申し込んだ方がいいです。どのジャンルでも人気のギャラリーはすぐに参加者が決まるので、決めたら早く申し込むのがおすすめです。申込用のフォームがあるときには、それに沿って申し込みをします。メールで申し込みの時には、作家名と申し込みをしたい展示を明記します。

ひよこ
ひよこ

早く申し込まなくちゃ!

参加費用は早めに振り込みしましょう(私もギリギリになってしまうことがありますが)申し込みができると安心して忘れてしまいがちなので、参加できることが分かったらすぐに振り込みするのがおすすめです!

わからないことは運営さんに質問してOKですが、大抵のことは規約に書いてあるので、質問する前に隅々までよく読みましょう。(私は規約や展示の概要はプリントアウトしたり、スマホのメモにデータをコピーして貼り付けたりしています。)たくさんの作家が集まるタイプの展示だと、細かい質問に答えるのは大変だそうです。自分で調べられることは調べるようにしましょう。

以下皆さんが知りたくなりそうなことをまとめています↓

いつまでに作品が完成していた方がいい?

私はだいたい2ヶ月先を見て作品を制作しています。

とにかくギリギリになって焦って制作するのが大の苦手。時間的なプレッシャーは一切感じずに、制作したいと思っています。焦りが出た途端、ダメにしてしまうことも多いからです。時間が足りなくて妥協しちゃった作品を出すのがどうしても嫌なんです。

ただ、メインの作品とは別に出展するドローイングや小作品、ATCなどは少し期日が近づくまで制作することもあります。(あまり気負わずに制作できるからです✨出さなくても構わないし。)

額装する作品は2週間前までには制作が終わるように心がけています。(もちろんギリギリになることもありますが、理想)

なぜならば!展示に出す場合、「作品が出来上がってからでないとできない作業があるから」です。

それは、スキャンしてPCに取り込み、額装、キャプション作り、納品書の記入、梱包、配送、あとはSNSやブログで宣伝という作業が待っているからです。

ひよこ
ひよこ

やること多い!
大忙し!

これらは作品が完成するまで手がつけられないので、作品は早めに仕上がっている必要があります。

特に休日しか時間が取れないという人だと、もう少し余裕があってもいいのかも、と思います。特に一連の流れに慣れていない展示初心者さんは、とにかく時間に余裕を持ちましょう。

作品が仕上がったらすること

まずはスキャン

作品が出来上がったら、まず額装する前にスキャンしておきます。スキャンしないという場合でも必ず写真を撮っておきます。額装してしまうと、作品のみの写真が取れないので、先に撮影しておきます。これはSNSの宣伝でも使うので必須。

作品がお迎えされると、もう一生見ることはないので、スキャンや撮影は記録と記念の意味もあります。

私はこのCCDスキャナを使ってます。とてもきれいにスキャンできるので大満足!グッズ製作も、このデータをもとにするので、高画像でスキャンしておきます。

サインの有無を確認

額装前にチェックするのは、作品の表面にサインがあるかどうか。

サインは必ず入れます。ギャラリーの特記事項になくてもこれは必須です。作品と作家を繋ぐ証明とも言えます。どうしても表面に入れたくないなら裏面でもOKですが、ギャラリーによってはNGのことも。サインではなく落款でもOK。

はじめて出展する作家さんは見逃しがちなので、注意してください。

そしてどんなサインを入れるか考えておきましょう。私の場合は表面にKarehaのサイン、裏面に、空の果て/枯葉庭園/2022/8月のようにタイトルと日付を入れています。

ひよこ
ひよこ

どんなサインにしようかな
hiyoko・・・?

額装する!

作品ができたら、次は額装です。

もちろん「額装しないで展示する」という選択肢もあるので、その場合はこの項目は飛ばしてください。

水彩作品を額装しないで販売する選択肢についてはこちら、大きな作品ならパネル貼り、あとは小さめの作品をフレームレス原画として出品する方法です↓

額装分からない!という方は、額装のページがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

額屋さんで額装してもらいましょう。大手の画材店だと、額のサンプルがたくさん見れます。個人の小さい額縁店だとゆっくりオーナーさんと相談しながら決めることができます。店頭に在庫がない額は取り寄せができます。ただ、初めて行くなら、大手の額縁店で、たくさん額を見て値段や雰囲気を見てみてからにしたほうがいいかも(その方がイメージがつきやすい)

メインの作品には100均の額はやめたほうがいいです。100均額しか見ていないと分からないのですが、額メーカーが作った額と100均の額では、天と地ほどの差があり、かなり見劣りします。グループ展では売れっ子作家さんほど、額装に気合が入っているので、そこで差がつくのはもったいないです。私も額装は色々やってきましたが、かなり絵の見え方も変わってくるので、ここはじっくり決めましょう。

額装は規格額の在庫があり、マットをカットしてもらうだけなら、数時間(店舗によっては15分くらいでやってくれるところも)くらいでやってくれるところが多いです。つまりその日中に持って帰れます。額の在庫がなく取り寄せになったりすると時間がかかります。(マットも珍しいものは、取り寄せになることがあります)複数の額装をするときも時間がかかることがあります。1週間〜2週間くらいかかることも多いです。

なので直前に額装しようと思うと、希望の額が手に入らず、妥協しないといけないこともあるのです。なので、早め早めの準備が必要です。

ひよこ
ひよこ

むむっ

額を受け取ったら、後ろの紐が結ばれているかチェックです。展示用の紐です。額装店に額装を頼んだ場合は綺麗に結んでくれています。ミニ額の場合は、吊りカンがついていないことも多いので、そのまま展示できるようになっているか確認します。(なっていなかったら、額縁店にお願いするか、自分でつける)

三角釣りカンは家庭にあるような道具で簡単につけられるので、やり方を覚えておくとよいですね。

額を個別に購入した場合(追記)

額縁とマットを、ネットショップで個別で購入し、自分で額装する場合の注意点を書きます。それはアクリル板(表面の透明の板、ガラスではなくてアクリル板です)の扱いについてです。

お店に額装してもらった場合は

・そのまま触らないように箱に入れておく

・または「アクリル板のフィルムは自分で剥がすので、剥がさないままでお願いします」と頼んでおく

このアクリル板、枯葉も何度も泣かされているのですが…すっごくホコリがつきやすいです!!アクリル板は、ガラスと違って、静電気が起きやすく、ホコリや糸くずを吸ってしまうのです。なので表面にもホコリが付くし、内側(マットとアクリル板の間)にもホコリがつきます。ついでにいうと、傷もつきやすいです。ホコリや手垢を拭こうとゴシゴシこすったらアクリル板が傷だらけになったこともあります。

このアクリル板は、両面シートで覆われていて、それを剥がして使うようになっています。なので、アクリル板からシートを剥がして額の中に設置するのは、最後の最後にした方がいいです!!

このフィルムを剥がすのは、全ての作業が終わってから!

シートを剥がした後は、アクリル板には手が触れないように。手垢も綺麗にするのは大変です。もし汚れてしまったら、スマホや液晶を拭くクリーナー、マスキング用の低粘着フィルムでそっと埃を取るのが良いです。

アクリル板を最後に設置すると、1ついいことがあります。それはアクリル板なしで額装したところを写真に撮れるのです。アクリル板を設置すると、反射してうまく写真が撮れないので、できればアクリル板を設置する前に、写真を撮っておくと綺麗な額装写真が取れます。

反射しないので、どの角度からでも写真が撮れる

あとは額ヒモですね。お店で額装する時には、額のヒモはきれいに結んでくれていますが、自分で額を買ったときは自分で結びます。

ひよこ
ひよこ

穴に通して、ちょうちょ結びすればいいんでしょ?
むずかしくないと思うけど…

かれは
かれは

額のヒモは、ちゃんとたるまない結び方があるのよ✨

ただ、穴に通して結んだだけだと、たるんできてしまったり、額のヒモが額から飛び出てしまってきれいに見えない、と言うことがよくあります。枯葉もグループ展で展示搬入のお手伝いをしていて、額の後ろのヒモがちゃんと結ばれていない作品に遭遇することはあります。

大きい作品でなければ1点吊で大丈夫です。

ひもの結び方の記事も書きました。これがベストではないと思いますが、参考にして見てください。

こんな感じに結べてればOKです。大事なのは結び目を真ん中にせずに、左右どちらかに偏らせることです。真ん中をフックでかけるので、結び目が真ん中だと邪魔になっちゃうんですよ。色々試したのですが、このように両はじがしっかりロックされている結び方は、かけている間に、たるみにくく優秀でした。

キャプション作り

額装と同時にできることがあります。それはキャプション作り。これも記事があるので見てみてね。

キャプションに記入するのは、作家名、タイトル、使用画材、作品サイズ、制作年月日、価格です。

タイトルは作品を描きながら、または作品が完成した時点で決めておきます。使用画材やサイズも書き終わった時点でどこかにメモしておくのをおすすめします。サイズは額装後のサイズではなく、作品そのもののサイズです。画材は、特に使用した紙など忘れてしまうのでメモしておいた方がいいです。

一番悩ましいのは価格ですが、これを書かないと納品書が書けないので、決めます。私もかなり悩み、納品書を書き終わってもまだ迷っていることがありますが、展示経験が増えるとなんとなく相場が分かってきます。(売れた価格が相場になっていきます)

キャプション作りは、慣れていないとけっこう手間がかかるので余裕をもって作業を!額装するときに、一緒に画材店でスチレンボードや、キャプションにはりつけるしっかりした紙を買っておくといいです。おすすめはスチレンボードに貼った立体バージョンですが、「もう無理!時間ない😭」という時は、名刺サイズのメッセージカード(分厚め)を買って、そこに手書きで必要事項を書き込んでもOK。

薄い紙だと、よれたりするので、少し厚めの紙の方がいいです。

追記:最近色々な展示を見て気になるキャプションはこんな感じ↓

・キャプションのデザインが凝りすぎて字が見づらい

・キャプションの地の色が濃すぎて字が見づらい

・キャプションのサイドがガタガタ

・字が薄い、小さい

デザイン凝らなくていいので、字が見えやすいようにしましょう!!写真を撮られた時に価格が分かるくらいはっきりの方が購入者にとってもありがたいです。目が悪い人も多いし。また、デザインの一部なのか、シールや模様がついていて、それが売約済みのシールに見えて紛らわしいこともあるので、それもやめましょう。文字だけでOKです。

キャプションのサイドがガタガタなのは、不器用なのではなく使っているカッターがイマイチなことが多いので、切れ味のいいカッターを買いましょう。おすすめはグランツ。

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額裏のシールを貼る

額装ができたら、額の裏に作品の情報を書いたシールをはります。内容はキャプションに書いた内容と同じでOKですが、こちらはサイズと価格は書かなくてOK。作品のタイトル、制作年月日、作家名、画材くらいでしょうか。

お迎えしてくださった方は複数作品を購入しているので、誰の作品だっけ?となることが多いようです。時間が経ったりすると大事な情報になったりします。

ドローイング系はギャラリーの規格に従いますが、作家名と価格を書いたシールを表面に貼るというのが多いかな。こちらも表面にサインと裏面に作家情報などのシールを貼り、透明フィルムの中に名刺も入れておくと親切です。

小作品もふつうの作品と同じ対応です。

あと額の箱にも作家名と作品名を記したシールを貼っておきます。私は額裏を傷つけたくないので、剥がせるシールに書いています。額箱はグループ展では迷子になることがあるので、記名。

納品書に記入

全部終わったら納品書に記入しましょう。これは求められないギャラリーもあったりしますが、いままで参加したほとんどの展示で必要でした。

・excelで記入して、メールに添付

・フォーマットをダウンロードしてプリントアウトして、手書き記入、作品と一緒に納品

いずれの場合もPCがあった方がベストですね。

プリンターを使う場合もあるので、要チェック。家にプリンターないよ、という場合はコンビニのネットプリントを使います。結構面倒なのであまりぎりぎりにならないように。納品書は書き損じることがあるので2〜3枚プリントアウトしておきます。ギャラリーの方が混乱しないように、書き損じはないように。(書き損じたら、書き直しをする、またはしっかり分かるように修正するなど)

かれは
かれは

納品書は、出品する作品のタイトルや価格、個数など、ギャラリーで展示販売してもらうものの総数を記した書類です。

梱包、配送!

ぜんぶできたら、梱包、配送です。梱包の記事も書きましたので詳しくはこちら↓

どの段ボールを使って送るのかを決めておきます。自宅に届いた段ボールを再利用するのもOKですが、丈夫なものか、傷みはないかチェック。売れ残った作品を返送してもらうことが多いので、往復に耐えそうかは考えて。

もちろん大きな段ボールよりも作品にぴったりのサイズの段ボールでぴっちり詰めて送った方が安いです。なるべくコンパクトに梱包します。額装作品は梱包材にくるんでしっかり梱包(たまに、開封のお手伝いをしていると、不織布やビニール袋に包んだだけ、というのを見かけますが、額は角が傷つきやすいので、梱包材にくるんだほうがいいです)すきまは何かで詰めましょう。段ボールに詰めるのは慣れていないとかなり時間がかかります。段ボールには記名をしておいた方がいいですね。

あとは、グッズ類ですが、1つ1つ丁寧に帯にくるんだりすると開梱作業がとても大変です。輪ゴムで留めるくらいでいいかと。枚数なども付箋で貼っておくと、確認しやすいです。個人的な意見になりますが、運営側に回ると、グッズの管理はとても大変です。あまり種類が多いと運営さんが大変なので、そこそこに抑えておくといいかもしれません。

詰めれたら、配送に。ヤマトか、ゆうパックの二択かな。ギャラリー都合の日付、時間指定があることが多いので、間違えないように。

返送してもらう場合は着払い伝票(自宅の住所を記入したもの)も入れます。

配送にどのくらい時間がかかるのかはあらかじめチェックしておきましょう。

私は3〜4日前くらいには配送してしまいます。前日配送でも間に合うことが多いのですが、何があるか分かりませんからね。遅れてしまうのはギャラリーのご迷惑になるので、絶対に避けなくてはいけません。

SNSで告知をする

1〜2週間くらい前からSNSで展示の告知をします。2週間前には「この展示に出ます」1週間前には「この作品を出します」が分かると、見に来てくださる方が予定を空けやすいようです。(個展だともっと前から告知があった方がいいです)

ひよこ
ひよこ

展示の情報は早く知りたい!

私の場合、ブログに「展示作品紹介」の記事を1週間〜3日前にあげています。その記事の中に、出品する作品の画像や作品解説、額装の話などをしています。価格の事前告知もしていることが多いです。価格の事前告知をしっかりすると、作品のお迎え率は上がりますので、「作品をお迎えして欲しい!」と思う人は、SNS上でもよいので、しっかり価格表示をしてください。それをすることで、購入側の方が予算を用意してくださることも多いです。(これはガチ)

このSNSでの告知はとても大事です。作品制作に気を取られて、ここが疎かにならないように注意してくださいね!そのためにも作品が早く仕上がっていることが大事です。

展示前 やることリスト

自分のためにやることリストを作りました↓PDFでダウンロードできるはず…。プリントアウトしてお使いください。チェックしながら進めると安心です。

  • 参加する展示を決め、申し込みをする
  • 参加費用を振り込む(早めに)
  • 出展作品を描く
  • サインが入っているかチェック
  • 作品の裏に作家名、日付を記名
  • 作品のスキャン、写真を撮る
  • 作品を額装する
  • アクリル板を抜いた状態で、額装写真を撮る
  • 額裏の紐が結ばれているかチェック
  • ミニ額の吊り金具がついているか、チェック
  • ドローイングを袋に入れる
  • ドローイング、グッズに記名と価格つける
  • キャプションを作る
  • 額裏にシールを貼る
  • 額の箱にもシールを貼る
  • 納品書を書く
  • 配送用の段ボールを準備する
  • 作品を梱包して段ボールに入れる
  • グッズ、納品書、名刺、感想ノート、ポートフォリオを入れる
  • 返送用の着払い伝票を入れる
  • 配送する(2〜3日余裕を持って)
  • 展示のDMをお客様に出す(1〜2週間前)
  • SNSで展示告知をする(告知は何回かに分けてする)

展示前の作業量はそこそこ多い!

結構作業量が多いのがお分かりいただけたでしょうか。1番の悩みどころは、額どうしよう!価格の決定かなと。

額が決まらないと段ボールが決まらず、価格が決まらないとキャプションと納品書が書けません。この2つははやめに決めておくと安心です。

慣れてくると、描きかけの作品を額縁店に持ち込み、先に額とマットをオーダーしてしまったり、額を先に確保しておいて、額に合わせて作品を制作なんてことも。

かれは
かれは

そうするともう少し
ギリギリまで描ける!

特にミニ額に関しては、作品を作ってから用意しようと思うと、作品にぴったりのデザイン、サイズのものを探すのが至難の業だったりします(何度か失敗してます💦)なので、ミニ額は「いいを見かけたときにストックしておく!」をお薦めします。

配送伝票も時間のある時に何枚かストックしておくと便利です。

私も展示前にはバタバタします。ギャラリーや企画によって規約がちがうので、とても混乱することもあります。なので規約はあらかじめプリントアウトしておくことも(これ、結構大事)スマホでチェックしているとどうも見落としが多いです。

かれは
かれは

プリントアウトして、大事なところに線を引いたりしてます

直前に焦ると、ミスが連発してよくないです。とくに準備時間が、土日に限られる時にはもっと余裕をもった方がいいかもしれません。作品をぎりぎりまで制作したいときは、その他のこと(額を用意する、キャプションをつくる、納品書を書くなど)先にやっておくと、少し余裕ができます。

いつも何となく焦ったりしているので、今回まとめてみて自分のためにもなりました。せっかく作品を出すからには、準備はしっかりして臨みたいなと思ってますが、ついついぎりぎりになっちゃうことも💦

ただ、少し見通しができてると焦らなくても済むかも、と思って記事書きました。

個展とかだと、点数は多いのですが、このような作業が少ないので意外と楽だったりしますね。なので枯葉はグループ展より、個展が好き。

とはいっても最初に参加するのはグループ展ですね。展示は始まるとお祭りのようで楽しいので、ぜひ参加してみてくださいね。

ひよこ
ひよこ

楽しんで!

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