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[your school]透明水彩の講座をレビュー!時雨さんの「透かして描く銀河の君」を塗ってみた(PR記事)

今回は「your school」さまより、透明水彩の講座をご提供いただきました。イラストレーター時雨さんの「透かして描く銀河の君」です。オンラインで受けられる透明水彩の講座に興味のある方、おうちでスキルアップしたい方、必見です!

追記:残念ながらyourschoolは2023年にサービス停止となったようです。が、記事はこのまま残しておくことにしました。今はご利用いただけないので、ご注意ください。記事を削除するか迷いましたが、PR記事として依頼いただき書いた記事でもありますし、記念に残しておおくことにしました。水彩がオンラインで学べる場が増えるといいなあと

your schoolとは

動画をメインとした講座コンテンツを販売されております。単なる講座というより、クリエイターさんの考えに寄り添った内容となっています。

今回の講座のテーマは「宇宙塗り」だそうです。

「宇宙塗り」ってなんぞや?

と思っていましたが、「黒を基調とした星の輝く銀河、宇宙を表現する塗り」だそうです!にじみやぼかしを生かした表現の一つですね。

お手本の作品は、確かにキラキラと星が煌めくさまが見事に表現されてますよね。

実際に受講してみた!

講座には、画材つきのプランがあったので、一緒に送っていただきました。こんな感じです!

セットの画材

絵具はホルベイン 12色、筆はホルベインの350Rリセーブル0号と2号、シグノのホワイトペン、線画の紙はウォーターフォードです。

パレットと筆洗は自分で用意します。

お手本のポストカード、線画

まずは1回目は、試聴だけしてみることにしました。やっぱり1度ざっと見てからの方が、全体の流れが理解できそうだったので。

かれは
かれは

ざっと流れを理解した方してから塗るのをオススメ!

2回目、今度は線画を塗りながら、試聴しました。

宇宙塗り〜むむ、難しい

思っていたより時間がかかりました。塗りも2日に分けて塗りました。

これでどうだっ!

お、いい感じに塗れたのでは??光の位置や色は自分なりにアレンジしてみました。というか、全く同じようには塗れない気がします。

ホワイトを入れていきます

最後に白を加えて、完成!宇宙塗り、私にもできました〜!!

線画が素敵なので、とても可愛く仕上がりました。

yourschoolのオンライン講座のメリット

講座と一緒に道具や線画も購入できる

講座は線画と画材がセットになったプランと講座のみ視聴のプランがありますが、私としては画材、線画つきのプランが圧倒的におすすめですね!

これだけで絵を描けちゃうのです。絵具も筆も白いペンもセットです。なので、道具を持ってなくてもすぐに試してみることができます。

で、良いなあと思ったのが線画!時雨さんの絵がウォーターフォードという塗りやすい水彩紙に印刷されているので、動画の技法を自分で再現しやすかったです。

かれは
かれは

画材と技法のセット!
その場で始められる♪

今回、動画を見ながら塗ってみたのですが、画材がついていることで、色も同じ色を使うことができるし、同じ塗り方で塗ることができました。

動画は、細かいテクニックが見やすい

透明水彩のことを発信し続けていて、つくづく思うことなのですが、文字の情報で一番伝えにくいのが、「筆の運び方」と「水加減」です。

透明水彩は、意外と塗るのが難しく、本で簡単そうに描かれてることも実際にやってみると難しく、挫折してしまいそうになります。

ひよこ
ひよこ

確かに質問箱でも塗りに関する質問多かったね

私も透明水彩は慣れるまでとても時間がかかり、とくに初心者の時は水加減がまったくよく分かっていなかったので、ムラになったりにじみがコントロールできなくて汚くなってしまったりしてました。

ちょうどよい水加減、絵具の量で塗るのがむずかしい

そんな「水加減」や「筆の運び方」を動画で見ると、本当に理解が早いです。ある意味絵画教室よりもいいかもしれません。百聞は一見にしかずという言葉がありますが、まさにそれを感じました。

「動画ならyoutubeでも無料で見れる」という考えが一般的かもしれませんが…

youtubeはメイキング動画が多いです。メイキング動画となると、全ての行程をリアルなテンポで撮るとものすごく長くなってしまうので、早送りするとか、タイムラプスにするとか、ある程度圧縮するのが普通です。早送りでわかるのは、色付けする順序など、大まかな流れのみ。肝心の細かい筆遣いや水加減など細かい技法はよく分からないことも多いです。

今回、受講してみて感じたのは、有料の動画講座はクリエイターさんが動画のために「ノウハウをあらかじめまとめている」ので、「流れが分かりやすい」ということ。工程も部分ごとにまとめられているので、後から見返すときにも探しやすかったです。

塗り方などは手元がアップになるので、とても分かりやすい!!私は今回この宇宙塗りで使われている塗り方は初めてでしたが、動画が丁寧だったので、なんとか真似してそれっぽい絵を完成させることができました。

テンポが程よかった

ボリュームはちょうどよかったです。

私、実は絵の制作動画を見るのがわりと苦手なんです。同じ情報でも絵や文字で見る方が好きというか…

今回の動画は、ちゃんと説明も入るし、単純作業の部分は適度に早回しになるので、ボリュームは長すぎなくてちょうどよかったです。1単元ごとに6〜10分くらいの動画にまとまっているので、無理して1日で見ないで、少しずつ何日かに分けて受講することも可能。私も4日くらいに分けて少しずつ試聴しました。

かれは
かれは

自分のペースで見れるのがいいよね

動画のいいところは、リアルタイムのワークショップと違って、途中でとめたり、分からないところが繰り返して見ることができる点です。使う色を聞きそびれてしまうことがあったのですが、少し遡って確認したり、自分の描くペースに合わせて一時停止しながら進めました。

気になる難易度の話

今回の講座、私はとても参考になりました。普段自分の描き方に慣れてしまっているので、他の作家さんの塗り方などは全然知るチャンスがないです。なので「こんな風に色をのせるんだ」とか「こんな色を組み合わせるんだ」「こんな順序で制作していくんだ」というのが分かり、興味深かったですし、自分の制作についても見直すチャンスになりました。

ですが一方で、講座の内容はわりと高度でした。技法は簡単そうに見えるのですが、(時雨さんは軽々塗られているのですが)難しさを感じました。塗っているときに、グラデーションがうまくいかなかったり、乾くと色が薄くなってしまい、あとで調整したり…。思ったより苦戦してしまいました。

また線画の線が繊細なので(特に髪の毛あたり)はみ出さないように塗るのに苦心しました。コミックイラストの塗り方は全体的に繊細で細かい塗りが多く、そのあたりも難度が高くなる要素かと思います。

なので、全くの初心者さんだと、ちょっと難しさを感じる方もいるかもですね…

逆にある程度描ける、慣れてきたぞ、という方なら、とても参考になると思います。人気絵師さんのやり方をそっくり真似ることで、上達が見込めます。

最後に

私は、ちょっと時間がなくてできなかったのですが、コミュニティに参加して、出来上がった作品をシェアしたり、質問をしたりすることもできるようです。絵描き仲間が欲しい人にもいいですね!

元々動画作成を専門にされている会社とのことで、やはり映像はとてもきれいで、見心地がよかったです。

ひよこ
ひよこ

さすが!!

お家にいながら、マイペースで受講。私は、あまりお教室的なところが好きじゃないので、独りでゆっくり勉強できていいなあと思いましたね。特に朝早くと夜くらいしか自由時間がないので、自分の都合でチョコチョコ見れるのもよかったです。繰り返し見れるというのも良い点ですね。

2023年4月にyourschoolがサービス停止となり、この記事の時雨さんの講座も購入することはできなくなりました。記事を削除するか迷いましたが、この記事はPR案件として依頼いただき、作成したこともあり、残しておくことにしました。水彩がオンラインで学べる場が増えるといいなあという希望もこめて、この記事を記念に残しておきます。今後講座の作成などを考えている方の参考になれば嬉しいです。