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何を描いたらいいか分からない!?絵やイラストを描きたい人への処方箋

「絵 何」と打ってみたら「何を描いたらいいか分からない」という検索ワードが出てきました!結構検索されてるみたいです。そして展覧会でも「絵が好きだけど描きたいものが見つからない」という言葉はときどき耳にします。そんな人にヒントになるようなことを書いてみようかなと思います。

何を描いたらいいか分からない?

今でこそ、好きな世界観を好きな画材で、好きように描いている私ですが、生まれた時からそうだったのか?と聞かれればそうでもないです。これまで色々悩んでもきたし、やる気のない期間や強烈なスランプの期間もありました。

そしてある時まで、特別描きたいものもなかったんですよね。

なので「何を描いたらいいか分からない」「描きたいものが見つからない」もすごく分かる悩みです。

特に初心者のときこそ、「一体何を描いたらいいんだろう」「好きなものを描きなさいっていうけど、何が好きか分からない」という悩みもあると思うんです。

なので、私が読者さんの背中を押せればいいなと思います。

私は「ふわっとした精神論」みたいなものが苦手なので、かなり具体的にいきますよ!

かれは
かれは

それではいくよ!
覚悟して!

ひよこ
ひよこ

何が描きたいか考えてみようっと✨

①まずは、絵のジャンルを知ろう!

もしかしたら「絵のジャンル分けなんて抵抗ある」という方もいるかもしれません。

しかしですよ。

あくまで私の場合ですが、初心者の時は、世の中に「どんなジ絵のジャンルがあるか」ということも分かっていませんでした(意識したことがなかった)「漫画っぽいイラスト」「風景画」や「静物画」くらい?しか認識がなかったです。でも世の中いろんな絵やイラストがあるある!

かれは
かれは

絵にはどんなジャンルがあるか、
考えてみよう。

ひよこ
ひよこ

お花とか、動物とか?
他には何があるかなあ

「何が描きたいかよく分からない」初心者さんは、「どんな絵のジャンルがあるのか?」知っておくだけでもかなり違いますよ。「どれを描いてみたいかな?」というのを考えながら読んでみてください。どれかは心に刺さるジャンルがあるはずです。

よくちまたでは「コミックイラスト」や「現代アート」「写実絵画」とかで分けられているのを見るのですが、個人的にはあまりしっくりこないのです。なので、この記事では、その絵に何がメインに描かれているか?で分けてみました。

もちろん私の主観ですので、こんな考え方もあるんだな〜くらいの感じで読んでみてください。

風景画 

根強い人気があるジャンル。特に透明水彩で多いです。風景の中でも自然を好む作家さんと都市の風景を好む作家さんがいます。モチーフは風景なので、特別に用意するものもなく、お出かけと絵を描くことを両立できるのも魅力です。出来上がった作品を飾ったりしやすいのもいいですね。

世代を超えて、受け入れられやすいジャンルです。

不思議なことですが、風景を専門に描かれる作家さんは、人物を風景の中に入れないという特徴があるそうです。中には風景の中に人物も一緒に描く人もいるのですが、確かに無人の風景画の方が圧倒的に多い感じがします。

ちなみに、私の場合ですが、探してみたのですが、風景だけの絵というのがほとんどありませんでした。↑上の絵は公園に行った時にスケッチしたのですが、完成してませんし。なぜか風景を描こうと思うと人物も入れたくなっちゃうんですよね。桜の風景なら、桜のふもとに女の子を入れたくなるし、橋があれば橋の上に子供を歩かせたくなります。

なので人物画を好む人と風景画を好む人は少し目指しているものが違うのかな、と思ったりします。何かヒントになれば!

静物画、植物画

こちらも気軽に取り組むことができるジャンルです。静物には色々あって、果物やガラス瓶、花などが多いですが、特にルールがあるわけではないので、好きなものをモチーフにできます。

初心者さんに特におすすめなのが、果物!スーパーなどで気軽に調達できますし、描いたら食べてしまえばいいので無駄が出ない笑

果物は色合いが鮮やかで、絵具などの画材の色彩やタッチを生かしやすいからとても楽しいんです。形を取るのがさほど難しくない、というのもおすすめポイントですね。

お花はもう少し難度があがりますが、こちらも色彩豊かなのでとても楽しいです。花を専門に描かれる作家さんも多いです。枯葉は花を描くのも好きですが、花を描くと人物も入れたくなってしまいます。

あとは個人的なお気に入りは葉っぱですね。調達にかかる費用0円(笑)落ちているものを4枚ほどひろってくればOKです。すぐにカラカラになってしまうので、その日のうちに。

植物系に興味がない方は、花瓶や食器など無生物を描いていくものもいいかもですね。

ひよこ
ひよこ

静物っていったら果物とか花って
思ったけどなんでもいいのかあ✨

あと思いつくのは、貝殻や楽器、本、鉱石、なども絵のモチーフにいいんじゃないでしょうか!

いわゆる静物画と少し違うかもしれませんが、食べ物を専門に描く作家さんもいますね。

人物画

人物画は色々ありすぎて、ジャンル分けが難しく、どうまとめたらいいのか迷いますね!

枯葉はとても脳みそがざっくりしているので「人が描いてあれば、人物画」ってことでいいんじゃないかと思ってます。

かれは
かれは

色々ありすぎて、分けるのが無意味な気がしてきたんです

ひよこ
ひよこ

すごくざっくりしてるね

まあ、強いて言うなら「リアルに描くか、デフォルメするか」は一つの軸だと思います。

「写真かな!?」と思うほど精巧でリアルな人物画もありますし、デフォルメ強めのコミックイラストも人物がモチーフなので、これも一種の人物画。

画材も油絵や日本画の絵具のような本格的なものから、水彩やマーカー、色鉛筆、デジタルと幅も広いですよね。

またテイストも肖像画っぽいもの、広告っぽいガールズイラスト、耽美な雰囲気漂うもの、童話っぽいもの、ファンタジックなもの、色々ありすぎるので、特にここでは語りませんが、いろいろSNSなどでも探してみてください。

人物画はどんな絵柄であっても、他のジャンルに比べると難度が高いです。初心者にできないという意味ではなく、とにかく上達には時間がかかります。人体は構造がとても複雑で、しかも我々の目がとても厳しいモチーフなんですね。なので、なかなか上達しなくても最初からそういうものだと思っていた方が気が楽です。

動物系

動物系も人気のジャンルですね。その中でも犬と猫が特に人気な感じがします🐈

犬や猫のようなペットの絵を描く人もいれば、もっと広く動物全般を描く人もいます。もちろん、哺乳類だけでなく、鳥や魚などもこの中に含めています。動物も人物と同じくらい魅力的なモチーフなので、「描きたい!」と思う人が多いジャンルだと思います。

動物だけを描いたのがこれしかなく…

画材も色々です。色鉛筆や水彩、アクリルなど。そして描く人も多いですが、動物の絵が好きな人もたくさんいます。猫ちゃんの絵はいつでも人気!私も娘たちがペンギン好きなこともあって、ペンギンの絵はつい注目しちゃいますね。

また、龍や鳳凰など想像上の生き物を描かれて活躍される作家さんというのも、販売の世界では多いです。縁起物として、お店や会社に飾りたい人が多いそうなのです。これを動物に含めるかは悩みますけど、静物や人物ではないですから、まあ動物でいいでしょう(ざっくり脳)

抽象画系

抽象画はギャラリーでもたくさん見かけるジャンルです。個人的には「飾りやすい絵」かもと思います。(ホテルやレストランに飾ってあるの、意外に抽象画多いですよね)

私はあまり具体的なものを描かない、色遊びのようなものも一種の抽象画だと思っています。具体的に何かを描かなくてもその日の気分を絵具を垂らして表現してみるのも、楽しいかなと思います。

何か描きたいけどよく分からないという人は、このジャンルを楽しんでみてもいいかも。遊びのような気持ちでスタートしてみるといいですよ!

初心者さんは色々試そう

もちろんこれ以外にもありますし、複数のジャンルにまたがっていて、ジャンル分けしにくい絵もあるかもしれません。でもこの中でどれかは、「こんなもの描いてみたいな♪」と思うものがあるのではないでしょうか?

ひよこ
ひよこ

うん、お花もいいけど、お菓子も描いてみたいな♪

かれは
かれは

いくつか傾向の違うジャンルにチャレンジしてみてもいいかもね

とくに初心者さんは「コレ!」と決めてしまうのではなく、色々なジャンルのモチーフを描いてみるのがいいと思います。色々挑戦してみるうちに「これを描いているときが幸せだなあ」と感じられるものが見つかるかもしれません。

ちなみに枯葉のメインは人物です。色々モチーフありますが、やっぱり人物を中心に描いていくのがしっくりきます。一番多いのはファンタジックな絵ですが、ひよこちゃんみたいなデフォルメのかわいいキャラクターを描くのも好き。

「自分はコレ!」と決めつけなくてもいいと思うんですね〜。意外なものがハマることもありますし…

また静物の中でもフルーツと葉っぱは、特別お気に入りのモチーフで、変なプレッシャーがないぶん一番楽しいかもしれません。

②好きなものを集めよう

アイディアを育てるには土壌を豊かにしよう!

最近やっと分かったのですが、「描きたいものが分からない」という状態は実は引き出しが少ない状態です。

栄養の足りていない土壌みたいな感じ。そんなところでは植物は元気に育ちませんよね。絵やイラストなどの創作物が植物の花や木の実だとしたら、アイディアは種、知識や体験は植物の肥料のようなものじゃないかと思うんです。

なので最初は土壌に肥料をあげて豊かにすることから始めてみたらいいんじゃないかと!

好きなものを探そう

一番いいのは好きなものを集めることです。

集めるのは出来上がった作品(絵)ではなくて、作品のモチーフの材料になるものです。

かれは
かれは

例えば、服飾、小物、建築、植物、食品とか物語、音楽、興味を持てるものだっらなんでもいいよ

ひよこ
ひよこ

なんでも、かあ…
でも資料とか高そうだし…

私は若い頃、資料本を買うお金がなかったので、古本屋さんで、雑誌のバックナンバーを買い集めたりしていました。ファッション誌でも旅の雑誌でもパラパラめくっていると「おおっ?」と思うページがあったりします。そんなものをどんどん切り抜いてファイルを作っていました。また、街に出かけて行って、ショーウィンドウの写真を撮ったり、着物のパンフレットや旅行パンフレットをもらったり。

あまり予算をかけずに写真を集めていました

最近だとPinterestで写真を集める人が多いかな。これは家の中でも無料でできて手軽ですし、すごく便利ですよね。ただ100%ネットで調べるのではなく、本や雑誌も見てみることも大事と思いますよ!やっぱり本は文字の情報もありますからね。画像だけだと、その写真が何なのか分からないこともあります…

そしてなぜかデジタルの資料は頭に残りにくいんですよね。私はピンポイントで知りたいことがある時に検索をかけて探すようにしています。

ジャンルはなんでもいいです。ですが、自分の好きなものを垣根なく集めていきます。(垣根なくというのがポイント)

私の場合、同じ風景の写真でも集めていくと、私はアーチを持つ建築物に惹かれることが分かりました。場所は色々です。ローマの水道橋から、北海道のタウシュベツ川橋梁、南禅寺の水路閣、スペインのアルハンブラ宮殿の二重アーチなど、アーチが連続している風景がたまらなく好きなんです。なので、私の描く絵の背景にもアーチはとても多いです。

ただの「好き」が時間をかけて熟成されて「個性」になっている感じがします。

他にも階段や円柱、螺旋も好きです。ちょっと幾何学的な美しさに惹かれるみたいです。

そのうち本はたくさん買うようになりました

他にもやっぱり花は好きなので、きれいな花の写真は捨てられないですね。花のモチーフもたくさん絵に入っています。これも人物と同じくらい描きたいものです。

他にも好きなものを集めたら色々ありました。洋服も過去のものに遡ると面白いし、アンティーク家具やガラスの瓶や食器、和模様やデザイン、煉瓦造りの建物、鉱物、アクアリウム、お城や街の風景、天体、植物、唐草模様など、あげるとキリがないですが、好きなものは多ければ多いほど引き出しも増えていきますよね!

かれは
かれは

スクラップブックを作るのもおすすめの方法です

好きな作品を見つける

自分の好きな作家さんももっとよく注目してみてください。「この人の絵なら全部好き」と思うかもしれませんが、「特に好きな絵」があると思います。「この画家ならこの絵が好き」「この画家は風景画が有名だけど私はこの人物が入った絵が好き」など。特に好きなものを点と点でつないでいくと自分だけのコレクションができます。時代も場所もジャンルもさまざまに。色々集めてみてください。それが自分を知るきっかけになります。

展覧会でポストカードを集めていくと自分の好きな絵の傾向が分かります。

ダヴィンチの絵はカラーのものはそこまで好きじゃないけど、白黒素描は好き(情報の量のバランスがいいのかな)

モネは睡蓮の絵より、日傘の女が好き(風景の中に人物が少しいる感じがいいのかな)

クリムトも接吻は男女の愛が濃すぎて好みじゃないけど、アテナなら好き(神話やファンタジーがテーマの絵が好きだな)

楽器が入ったなぜだか人物の絵は惹かれる(音楽を感じさせる絵が好き)

誰でもそういうのあると思います。

コレクターさんに絵のコレクションを見せてもらったりすると、別々の作家さんの作品を集めているのに、見事に色合いやテイストが似通っていて調和しているということがあります。ほんと不思議。

絵をコレクションするのは予算が必要すぎますが、本やポストカードなら気軽に集められます。とりあえず好きなものを色々集めてみるの、おすすめですね。

よく分からないという人は好きなものの集め方がまだまだ足りないのかもしれません。

直接絵を描くことに活かせるかどうかは、判断せずに、好きなもの探しをしてみてください。

アイディアに詰まる場合は、同じようなところから集めていることが多いです。自分がよく触れるコンテンツだけではなく、視野を広げて、自分とは縁がなさそうなところからも探してみてください。自分からはなれたところから探すほど、自分にとっては化学反応を起こしやすいです。

ひよこ
ひよこ

新しいものに出会おう♪

③メモを取る

メモを取るのも自分の描きたいものや、イメージを膨らませるのに一役買います。絵を描くことに慣れている人は、絵のメモもよいのですが、慣れていない人は言葉のメモでもいいと思います。

何をメモするのかというと、描いてみたいものの名前や、絵のタイトルによさそうな言葉を書いていくんです。日本には美しい日本語がたくさんありますよね。「朝という漢字がつく言葉」を調べてみるとします。「朝霧」「朝顔」「朝日」「朝靄」など色々あると思います。そこでイメージしたものを描いてみるのです。もちろんモチーフの詳細は調べて構いません。

ひよこ
ひよこ

言葉のメモでいいんだ!
それならできそうかも…

人は言語優位の人と視覚優位の人がいるようです。どうも絵が思いつきにくい人は「言語優位」の人かもしれません。そういう人は、ことば→モチーフ→絵という順番に変えていくのもいいと思います。

言葉のメモでいいので、絵になりそうな言葉を色々集めてみるのもいいと思います。私もタイトルになりそうな言葉だけ、集めたノートがあります。ときどきそこから絵が生まれていますよ。意外と言葉の断片の方がイメージが掻き立てられることも多いんです。

こちらの記事はタイトルのつけ方ですが、ことばと絵の関係についてもちょっと書いているので参考にしてみてください↓

その他にもたくさん、思いついたことや日常の気づき、いいなと思うことを積極的にメモしています。ちゃんと言葉にすることによって気持ちの鮮度も保てている感じがします。絵のメモも大事ですが、言葉のメモも大事だと実感してます。メモをたくさん取るようになってから、ネタ切れを感じることも少なくなりました。

もちろん絵の構図が頭に浮かんだら絵のメモもお忘れなく…

④「テーマ展」に参加した気分で

気になる作家さんをフォローするのもいいのですが、企画公募展やギャラリーをフォローするのもいいです。

もちろん出展する意思がなくて全然いいんですよ!とくに企画公募展には「テーマ展」といってテーマが決まっているものがあります。実際に展示に出さなくても、自分が公募展に出すならどんな作品にするかな?と妄想してみるのです。

私もたくさん展示には出したいのですが、時間の都合上、全部の展覧会に出せるわけではないので、指をくわえて見ているだけのこともあります。そんな時にも、自分がこのテーマで出すならこんな絵を描きたいな、と妄想したりします。企画公募展もすでに作家さんが作品を出されているので、それを見ると刺激になりますよね。同じテーマでも作家さんによって捉え方が様々なので、それらを見た上で、「こんな絵を描いてみたい」と考えるのも一興です。

これは全然絵のジャンルが違ってもいいと思うんです。「自分のジャンルでこのテーマならこんな感じかな?」みたいなかんじで。実際に作品を出すわけではないので、想像する分には自由ですよね。

その中で「自分なりの切り口ってなんだろう?」と色々考えてみたりもします。

意外と「テーマ」が決まっていると、絵って描きやすいんですよ。「何描いても自由だよ」より「このテーマで描こう」という適度な縛りがある方が、想像が湧きやすかったりします。

ひよこ
ひよこ

たしかにテーマ決まっていると
描きやすいかも。

同じように、Twitterなどで、お題に沿ってで絵を投稿するイベントなどもあるので探してみるといいかも。自分の絵だけじゃなく、他の作品も見れると、刺激になります。

画材メーカーが、色やテーマを決めて企画を行っていることもあり、それも参加してみると楽しいです。

描きたいものは探す!

絵を描くって自分が何に惹かれれるかと向き合ったり、自分の「これいいな!」という気持ちに素直になることが大事なのではないでしょうか?

絵って「上手に形を取る」のが目的じゃなくて、自分の「心」を表現する手段なんだろうなと思います。

なので、いろいろな形で向き合ってみるといいんじゃないかと思います。

「描きたいものがよく分からない」という状態は、まだ本当の自分の好み何かに心惹かれる気持ちに出会えていないと思います。

かれは
かれは

「好き!」を探しに行こう

技術はあとからでもいい!

また、描き進めるうちに「描きたいもの」と「描けるもの」のギャップにストレスが溜まる時期も出てくると思います。つまり描きたいものに対して、自分の技術が追いつかないという感覚ですね。そうなってくると自然と「練習してもっとうまくなりたい!」という気持ちが出てきます。絵の練習は「自分が描きたいものを見つけてから」行うと挫折することなく頑張ることができます。「描きたいもの」を「描きたいように」「描くために」という目標ができるからです。

ひよこ
ひよこ

描きたいものを見つけてから、練習でもいいんだね!

かれは
かれは

その方が、何をどのように練習するかがはっきりすると思うよ

なので、まずは自分の「描きたいもの」を探してみてはいかがでしょうか。

今回お話ししたのは「描きたいモチーフやテーマ探し」です。ここに「テイスト(どんな雰囲気で)」というのが加わるともっと描きたいものが具体的にイメージしやすくなると思います。例えば「人物をダークな雰囲気で」とか「幻想的な雰囲気の動物」や、「ノスタルジックな風景」のような感じです。ここまで来ると描きたいものが、具体的に見えてくると思います。

最後に

20年以上絵を描き続けていて、思ったことですが、「描きたいもの」は、ぼーっとしていても、突然降ってきません。自分から探しに行かないと出会えません。

特に創作のネタになるようなものは、ネットサーフィンやみんなが好む人気のコンテンツでは見つけられないと思っています。だからこそ、探しに行かないと。なので「描きたいもの」を見つけるために「積極的な気持ち」と「感じるアンテナ」が必要だと思ってます。

同じものを見ていても人によって心惹かれるポイントが違うと思います。同じ空を見ていても、「雲の色がきれいだなあ」と思う人と「明日は雨が降りそう」と思う人がいます。

わたしはその「感じ方の違い」こそが「個性」の正体ではないかと思っています。

「感じたもの」を「自分なりに表現する」これが絵を描くということだったりしますよね。

なので、そこに到達する方法を自分なりにまとめてみました。難しいテーマであったので、うまく伝えられないところもあったかもしれません。私自身もまだ模索中です。何かしら「参考になった!」と感じるものがあれば嬉しいです。

コメント欄解放してますので、よかったら感想ご意見どうぞ。

2件のコメント

ものすごく参考になります‼️
悩んでいたら、この記事(?)を見つけて、結果、本当に良かったと思いました。
これからアイデアは無限に出てきそうです❗️
イラストの絵柄が私の好みと同じで、気に入ってしまいました。
苦手なジャンルも挑戦してみようと思います。

わーよかったです😆
アイディアはふとしたきっかけで出てくるので、
何か考えるきっかけになれば嬉しいです。
イラストも気に入っていただけて嬉しいです!
コメントありがとうございます✨

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