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[毎年恒例] パレットの絵具入れ替え

年末になりました。今日の日付は12月30日です。

年末になると、毎年欠かさずやっていることがあります。パレットの掃除絵具の入れ替えです。

絵具はもちろん入れっぱなしでも問題ないのですが、だんだん絵具の水分も飛んでいき粉々になっていきますし、たまにですが、カビ臭くなることもあります。そういったこともあって、私は全ての色を使い切ったタイミングで、一度パレットを洗い、新しく絵具を入れ直しています。

いつもそのタイミングを忘れてしまうので、年末と決めています。そして、せっかくなので、絵具も毎年同じものを入れるのではなくて、違うものを入れたりすることにしています。

私が、使っているのは26色のアルミパレットです。

12年ほど使っています。私のパレットは、絵具を入れ替えるときにカッターで表面を傷つけてしまったのですが、アルミパレットは劣化しないので、いつまでも快適に使う事ができます。なのでとってもオススメです↓

水彩パレット、アルミ製とプラスチック製の比較

では入れ替えの様子をレポートします。

12月30日時点でのパレットの様子はこちら。がんばったのですが、少し絵具が残ってしまいました。

うわー、汚い💦

12月が忙しくて思ったより絵具を使う事ができませんでした。

ある程度、絵具が残っているものは別のところに移しておきます。残り少ないものや、粉々になっているものは残しません。可能な限り取って、あとは洗ってしまいます。

きれいになりました。

今度は新しく絵具を入れます。

私のパレットについて

私は26色のパレットを使用していますが、入れる絵具も26色と決めていてそれ以上の色は入れません。絵具は毎年増える一方で、全てを使い切ることはできていないのですが、それでもメインのパレットに入れる色は制限しています。たくさんある中から、26色に選抜してパレットに入れています。

なぜかというと、パレットの絵具の種類が多すぎると、選択肢が増えすぎてしまい、絵を描いているときに選びにくくなるからです。絵具の数は、ある程度絞った方が、混色のパターンも頭に入りやすく、自分の欲しい色を作るときに迷いにくくなります。

と言っても、26色でもちょっと多めかもしれません。実は毎年必ずパレットに入れているメインの色は12色ほどで、絵を描くときは、ほとんどこの12色を主軸に組み立てています。あとの14色は、遊びの色で、なくても構わないのですが、変化を加えるために入れています。

そして、年末に次の年に使う26色を決めて、パレットの入れ替えをしています。そして、1年間はその26色で絵を描くことにしています。多少気に入らない色や、うまく使えない色も出てきたりするのですが、1年は入れ替えたりはせず、その色とお付き合いすることにしています。大体1年使うと、その色の特性や、混色の相性、などがなんとなく見えてくる感じです。

年末になると、次の一年で使う26色をどの絵具にするか考えます。思ったより使えなかった色や、チューブで使い切った色は、パレットから外し、新しく使ってみたい色を入れます。なので12月に入ると、来年はどんな色をパレットに入れようかな、とワクワクしているんです^^

2020年のパレット

2020年のパレットに入っていた色はこんな感じでした。

Sがシュミンケホラダムで、Hがホルベインです。2020年はシュミンケホラダムの絵具がメインでした。

なぜか、黄緑が多くて、オリーブグリーンイエローウィッシュ、サップグリーン、メイグリーン、グリーンアースの4色もありました。黄緑はよく使う色味ですが、さすがに用途が被ってしまうので、2021年はもう減らそうと思いました。

2021年のパレットの計画、並べ方を考える

2021年のパレットに入れる色の計画。

一度乾いてしまうと、絵具の入れ替えは難しいので、どの絵具を入れるかや順番は、よく考えてから、絵具を出します。

パレットに並べる順番は、色相順がオススメです。色相順とは虹色の順番という認識でOKです。パレットの作り方[初心者向け]

といっても何色から並べていくとしっくりするのか(赤から?黄色から?)というのは、私もいつも迷います。

黄色から並べる事が多いのですが、2020年は下段の右端から、黄色、オレンジ、赤、紫、青、と並べ、上段の左端から、緑、茶色、グレーと並べています。詳しく話すと長くなってしまうので、省きますが、この並べ方だと下段の混色スペースは紫を作るにはいいのですが、青と黄色の混色がやりづらかったので、今年は変えてみることにしました。

2021年パレットは、下段の右端から、黄色、緑、青と並べ、上段の左端から紫、赤、茶色、グレーと並べました。この並べ方だと、下段に寒色系、上段に暖色系の色がくるので、下段の混色スペースは、緑や青など冷たい色を作るのに使い、上段の混色スペースは赤、紫、オレンジ、ピンク、茶色など暖かい色を作るのに使えます。こうするとだいぶ使いやすさが増すのではないかな、と思っています。

2021年、パレットを作る

一色ずつ入れていきます。

奥の壁に押しつけるようにして絵具を出して、手前が薄くなるように出すと使いやすいです。

私は、仕切りの半分くらい出すのが好きです。あまりパンパンだと絵の具を溶きにくいです。手前が空いていると、手前のスペースで濃度の調節ができます。

全部出し終わりました。完成❗️

透明色が多いので、暗い色ばかりに見えますが、塗ってみると鮮やかな色も多いです。

2021年のパレット、使用色

2021年のパレットに入れた色です。

今年は色々なメーカーの絵具を混ぜています。シュミンケホラダム12色、ウィンザー&ニュートン5色、ホルベイン3色、ターナー3色、マイメリ2色、レンブラント1色です。

一つ一つの色を解説しようと思っていたのですが、記事が長くなりすぎてしまいそうです。また次の記事に内容を分けることにしました。お楽しみに〜^^

では今年もよろしくお願いいたします!