透明水彩のパレット作り方一例

透明水彩のパレットの作り方について、私のパレットを紹介しながらお話ししたいと思います。

いつもは汚いのですが、この記事を書くために、キレイにしました。

私がパレットについて普段考えていること書きたいと思います。

色々なやり方や考え方があると思うので、一つの例として読んでください。

たくさんの絵具どうしよう?

絵具が大好きなので、画材店に行くと、「今日は買わない!」と心に決めていても、買ってしまいます。

なので絵具を入れる引き出しはいっぱいになっています。

でも当然ですが、全ての色を使うわけではありません。

私がメインで使っているパレットは、26色入るアルミパレットです。ホルベインのものです。

たくさんの絵具、どうしたものか。。全ては入りません。

暖色系、寒色系と色を分けて、複数のパレットにするのも一つのアイディアです。

また、もっとたくさん絵具が入るパレットでもいいかもしれないと思った時期もありました。でも絵具がたくさん入るパレットは、混色スペースが小さいのが、少し気になります。

選抜メンバーを決めることにした

私の場合は、たくさんの絵具の中から、最も使いたい色を26色に厳選して入れることにしています。いわば選抜メンバーです。

考えに考えぬいて、100本以上の絵具から26本選んでいます。これは一軍パレットです。

絵を描いている最中に、あまりたくさんの種類から色を選ぶのは負担に感じからです。少ないものからの方が選びやすいです。なので26色以上は同時に使いません。(26色でも多いかもしれません)

そして余った絵具の中から、また別パレットにチームを結成します。いわば二軍パレットです。

ちょっと変わった色を入れたりしています

そして、一軍パレットに飽きてしまった頃、気分転換に二軍パレットに差し替えます。気分転換になります。どちらも、色味が偏らないよう、バランスよく色を選びます。

パレットは年末に調整

一軍も、二軍も一年で使い切るようにがんばります。よく使う色は何回も補充がはいります。

そして、年末になると、パレットの色を差し替えたり、掃除をします。使いきれかったけど、差し替えたい色は、カッターなどで取ってしまい、新しい色を入れます。

年末になると、「来年はどんなパレットにしようか?」「何色を入れようかな」とワクワクします。

これは2020年のパレットです

まったく差し替えない色、毎年使っている色もあります。それは自分にとっての定番の色です。

毎年パレットの調整をしていると、ずーっとパレットに入っている色と、そうでない色があります。毎年使いたい色、それこそが自分にとっての定番色です(同じ色だけれど、メーカーは変えたりします)

レモンイエローやサップグリーン、ウルトラマリンは、初めて透明水彩を買ったときから入っている色です。赤は途中から変わりました。最初はローズマダーを愛用していましたが、キナクリドンレッドに変えてから、定番になりました。茶色のウォルナットブラウン(シュミンケ)は既に廃盤になってしまいましたが、自分にとっての定番色です。いつかは諦めなくてはいけませんが。。

パレットを作るとき気をつけていること

役割の似ている色は同じパレットに入れない

パレットを作るときはチームを作る!と考えているので、役割が似ている色は入れないようにしています。

なぜなら、役割が似ている色が何色か入っていると…

結局その中で一番、使いやすいものをつかってしまうからです。使わない絵具が出てきてしまうのです。

例えば、ビリジャンヒューはバンブーグリーンと一緒に入れません。ほとんど同じ役割だからです。顔料も似ていて使う場面がほぼ同じ。。

同じ緑でもビリジャンヒューとオリーブグリーンは用途がまったく違うので、一緒にパレットに入れたりします。

色相環を意識して入れる。

いつもどの順番に入れるか迷います。

でも色相環の、順に入れていくと分かりやすいです。

また同じカテゴリーの色が遠くならないようにも気をつけます。例えば青が4色あるとしたら、4色全部が隣り合うように並べます。

茶色は迷いますが、緑の横か、黄色の横が落ち着く気がします。

あとイエローオーカーの場所ですが、黄色のカテゴリに置いてあげるとよいです。(メーカーのパンフレットには茶色のコーナーに載っていますけど)

イエローオーカーは茶色としてではなく、黄色として扱ってあげると、ものすごく活躍の場が広がります。黄色の代わりに、イエローオーカー+グリーン、イエローオーカー+赤などと混色してみると、色の幅が一気に広がります。

終わりに

私は、初心者の頃は、「パレットをどのように作るか」ということには、あまり興味がありませんでした。絵具の使い比べなどもしなかったので、最初に買った14色くらいで、7年くらい描いていました。

特に可も不可も感じなかったので。

その後少しづつ、絵具を買い足すようになり、「パレットをどのように作るか」ということを考えるようになりました。絵具の種類が増えるとパレットにどの色を入れるか悩みます。

でも、あまり色は多すぎない方が、絵を描くことに集中できるような気がしています

26色のパレットは、その意味では、少し色が多すぎるような気もします。やっぱりメインで使う絵具は決まっていますし。

ただ、どのメーカーも魅力的な絵具を作っていて、色だけでなく、粒の大きさや透明度など特性も違います。いろいろな絵具を使ってみたいな、という気持ちもありますので、今は「毎年色を置き換える」というスタイルに落ち着いています。

今回は、私が普段パレットについて考えていることを、書いてみました。

色々な考え方があると思います。持っている色を全部パレットに並べたい、という方もいると思います。むしろ26色でも多すぎる、という方もいると思います。

最終的には自分の好きなスタイルで楽しむのが一番だと思います。

何か参考になることがあれば嬉しいです。

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