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年末恒例行事ーパレット入れ替え(2022年度)

今年も年末がやってきました!年末といえば…

パレットの入れ替えです!(枯葉的には)

12月頭くらいから、「来年はどんなパレットにしようかな」とワクワクしてました。さて来年はどんな色が入っているのでしょうか⁉︎

ゆるりとお楽しみください。

パレットの入れ替えとは

ブログに到達したばかりの方は、「パレットの入れ替え??」と思われるかもしれませんので、説明しますね。

枯葉は毎年、年末にパレットを洗って、次の年に使う色を新しくパレットに入れて新年を迎えるという行事(?)を何年も続けています。(といっても5年くらい?)

なぜそんなことをするのか!?

というと…

時々色の順序を変えたり、使う絵具を変えたりしたくなるからです。

ですが、透明水彩の場合、1度パレットに色を出してしまうと、入れ替えが非常に困難です。1色使い切っても、隣の色が使い切れていないと、色の組み合わせを変えることができません。

そこで、1年に一回パレット上の全ての絵具を使い切り、綺麗に洗って、また新しく仕切り直すことにしたんです。

なぜ年末にしているかって?

忘れないようにです!爆

なんとなく大掃除の時にパレットや筆も綺麗にしちゃいたいのです。

他にも理由があります。パレットを洗ってクリアにしたい理由は、ずっとパレットに絵具を入れておくと乾燥してひび割れたり、ボロボロになってしまうことがよくあるからです。大体1年もパレットに絵具が出してあれば、どの色もかなり乾燥して使いづらくなっています。そういうこともあって、一度パレットは空にすることにしています。

かれは
かれは

1年は26色と深くお付き合いしようと思ってます!

1年に1回だけと決めている理由は、1年だけはパレットに出した26色の色と、取っ組み合ってその色を生かした表現を工夫して考える、という取り組みをしたいからです。頻繁に色々な種類の色を使っていると、1色1色との付き合いが薄くなるので、あまり特性がよく分からないまま、1年が過ぎてしまいがちです。年末に決めた色は1年は変えずに使い切ることを自分へのルールとして課しています。

去年のパレット入れ替えの様子はこちら。

2021年のパレット

ということで12月30日時点のパレットがこちら!

はいっ!

汚いですね!!

割とたっぷり目に絵具を出してしまうので、最後は汚くなってしまいがちです。

去年も新年迎えた時には

「なんて完璧なパレット!色のチョイスも配置も完璧」

と思ったのですが、1年使った頃には色々不満というか反省点が溜まっています。

ひよこ
ひよこ

あらら。
確かに去年は完璧なパレットって言ってたね

かれは
かれは

・・・

これが2021年のパレットに入れた26色です↓

2021年パレットの良かった点、反省点

色被りが多かった

黄色〜黄緑はちょっと問題ありでした。

バナジウムイエローとグリーンゴールドが似ている

グリーンゴールドとサップグリーンも似ている

ということで3色全ての色が減り方が遅かったです。。笑

可哀想なグリーンゴールド

特に上半期、グリーンゴールドの使い方がよくわからず、ほとんど減っていませんでした。何かと付き合いの長いサップグリーンの方を特によく使ってしまうので。。ということで秋頃からは、グリーンゴールドの使い道ばかり考えていました。

他にもパーマネントスカーレットとカドミウムレッドライトも役割がかぶってしまいました。透明度や色合い、着色力などは違いますが、やっぱり使いどころが似ているので…どちらの色も残りがちでした。

カドミウムオレンジライトとイエローオーカーも少しかぶってしまいました。こちらはよく使うので、困る感じではなかったですが、どうせならもっと違う色を入れた方が楽しかったなあ、と。

という感じで役割が似ている色がパレット内に入っているとどちらの色もあまり使わなくなります。「どっちの色も素敵だなあ!選べないから、どちらも入れちゃおう」という感じで、毎年入れてしまうのですが、こういう場合は、思い切ってどちらかの色に絞った方がいいんだな、と改めて痛感しました。

だって選べないのよ〜〜

青と茶色はバランス良し

青はほぼほぼ完璧でした。

ウルトラマリン、フタロブルー(シュミンケホラダム)プルシャンブルー、ピーコックブルー、デルフトブルー。このあたりは特に色被りも、性質の被りもなく、全ての色を均等に使い切ることができました。不満なし。

茶色も多かったのですが、色合いや性質など、満遍なく選んでいたので、とてもバランスが良かったです。特に今年初めて入れたシュミンケホラダムのスピナルブラウンは、使い勝手にも優れていたし、色合いも珍しく新鮮だったので、とても良かったです。来年のパレットにも入れようと思います。

赤の減りは鈍かった

今年は、あまり赤やピンクの絵を描かなかったこともあって、入れた赤の色はどれもあまり減りませんでした。赤は真っ赤として使うより、薄めてピンクとして使うことが多いので、毎年あまり減っていないのかもしれません。ウィンザー&ニュートンのパーマネントカーマインもシュミンケホラダムのパープルマゼンタも、カドミウムレッドライトも、とにかく顔料濃度が高く、少しの量でたくさん塗ることができてしまい、塗っても塗っても減りませんでした💦

もう少しパレットに出す量も調節したほうがよさそうです。

ボロボロになりやすい色もあった

長時間パレットに出しておくとボロボロになってしまう色もありました。

これは決して絵具の質が悪いということではありません。どのメーカーのものでも、毎年同じようになっています。色によって若干差はありますが、絵具はチューブから外に出すと、少しずつ劣化してしまうんです。

そもそも、「チューブの絵具は出して使い切るのが原則で、パレットに固めて使うやり方はメーカー推奨ではない」ということを、色々なメーカーさんからお聞きするので、長時間パレットに絵具を入れておくとトラブルが起きるのは仕方ないんですね。

個人的には「パレットに出して固めて使うやり方」は、とても便利なのでいいと思うのですが、色によっては少しずつ出していき、その都度継ぎ足すほうがいいかもしれません。

今回は特にボロボロが目立った色は、カドミウムレッドライト、ヴェネチアンレッド、イエローオーカー、スピナルブラウン(これが一番ボロボロしやすかった)、プルシャンブルーあたりでした。ただちょうどパレットに絵具を出して1年くらいで、どの色も劣化が目立ちます。

今まで「絵具はパレットにたっぷり出すのがいい」と紹介していたのですが、「あまり使わない色や顔料濃度が高く減りにくい色などは少しずつ出していくほうがいい」と思い直しています。

ひよこ
ひよこ

長時間パレットに入れておくときは
固形水彩をチョイスするといいみたいだよ!

ということで、来年はそのあたりも配慮したパレットにすることにしました。

色の順番は良かった

今回は下段右より黄色〜緑〜青と並べて、上段左から紫〜赤〜茶色〜グレー

これは2021年のパレットです!

と並べました。

結論からいうと…

かれは
かれは

とても良かった!!

と並べたのですが、この並び順だと下の混色スペースは寒色系の混色、上の混色スペースは暖色や茶色系の混色、と分けることができ、とても具合が良かったです。

2022年のパレットも同じ順序にすることにしました!

2022パレットにどんな色を入れる?

1来年のパレットのことを考える年末の時間が、一番楽しいかもしれません。

「どうしようかなあ」「あーでもない、こーでもない」とあれこれ考えています。

絶対入れる色

今年は絶対に2022年のパレットに入れる!と固く心に誓った色がありました。

セヌリエの「セヌリエレッド

シュミンケホラダムの「ニュートラルチント

マイメリの「セピア

このあたりはメーカー全色レビューや顔料別メーカー比較記事を書いているときに、出逢ってしまった色でして…一目惚れでした。

セヌリエレッドは「ピロールレッド」と同じ顔料なので、珍しい色ではないのですが、とにかくセヌリエはどの色も発色つよ!で、このセヌリエレッドも色が濃く鮮やか。鮮烈な赤なんです。使うのが楽しみでなりません。

シュミンケホラダムのニュートラルチントも、何色とも形容しがたい不思議なグレー。赤紫がかったグレーなのだと思いますが、なんともいえないいい色です。

マイメリのセピアは、グレーがかった茶色で、廃盤になってしまったシュミンケホラダムのウォルナットブラウンと似た色。ウォルナットブラウンのように粒状化色ではありませんが、落ち着きのある素敵な色味。廃盤色をパレットに入れるのはもうやめようと思っていたので、こちらに鞍替えです。(廃盤色はやっぱりもったいなくて、思い切った使い方ができないんです)

思い切って粒状化色(グラニュレーションカラー)を

一時期、あまりに粒子の荒い色をパレットに入れるのは避けていました。

混色の時に分離してしまうし、コントロールがむずかしいから。

でも、シュミンケホラダムのスーパーグラニュレーションカラーを使ってみたら、粒状化や分離の効果も結構自分の絵に合うかも、と思うようになりました。それ以来、粒の大きい絵具もとても気になっていて…

一番使いやすい色味なのはフレンチウルトラマリン系だと思います。

粒子の荒いタイプのウルトラマリンです!

なので、2022年パレットは、粒子が大きいウルトラマリンディープ(マイメリ)と粒子が細かめ謎技術のまっちのウルトラマリンを両方入れてみることに。ウルトラマリン自体は、とてもよく使う色なので、多分2色入っていても持て余すことはないはず…(いやどうかな…)

粒子の荒いマイメリのウルトラマリンディープを使った絵の記事はこちら↓

粒子の細かめのウルトラマリンはまっちの記事に。オススメ品です!

あと1色はセルリアンブルーにしました。青はざっくり分けると6種類だよ〜と言う記事を書きましたが、この中でメインのパレットに入れたことがないのは、セルリアンブルーだけ。

セルリアンブルー

色は淡い空色でとても綺麗な色なので、1年お付き合いしてみようと思います。

ひよこ
ひよこ

可愛い色なんだけど、すごく粒子が荒い色なんだよ。
どんな風に使うのか楽しみ…

赤はいつもと違う編成に

自分が定番と思っている赤の組み合わせは、

キナクリドンマゼンタ(PR122)、パーマネントカーマイン(PV19)、カドミウムレッド(PR108)の3色です。

とてもバランスよいです。迷っている方いたらこの組み合わせおすすめです。(パーマネントカーマインはW&Nとシュミンケホラダムの絵具ですが、ホルベインだとキナクリドンレッドです。)

この組み合わせだと、混色でも色々な色が作れるし、色被りもほとんどありません。万能です。5年くらいこの組み合わせ崩したことなかったのですが…

今年は思い切って変えました。

えっ。変えたの!?

キナクリドンマゼンタ(PR122)、セヌリエレッド(PR254)、キナクリドンスカーレット

PV19の代わりにセヌリエレッドにしました。PV19をパレットから外すのは初めてで、ちょっと不安でドキドキしています。セヌリエレッドは、赤として使うにはこれ以上ないくらい優秀なんですが、混色ではあまり鮮やかな色が作れないことが分かっていて、薄めてピンクにするときもちょっと色が鈍いん感じがするんです。

なので、本当これでいいかなあと思うのですが…

来年はこれでやってみたいと思ってます。

その代わり薄めて可愛いピンクが作れるキナクリドンスカーレット(ホルベイン)と、鮮やかなサターンレレッド(シュミンケホラダム)を補佐的に入れています。

これで間違いない…はず。

かれは
かれは

う〜〜ん
ドキドキ…

緑もいつもと違う色に

毎年必ず入れているフタログリーン。全く不満もないし、特に変えたいわけではないのですが、いつも使っているフタログリーンブルーシェード(PG7)に替えてフタログリーンイエローシェード(PG36)をパレットに入れることにしました。

この変更は深い意味があるわけではないんですが、PG36の方をメインパレットで使ったことがないので、ものは試しと替えてみました。

PG36の方が、若干色が黄色よりなのですが、色も深みがなくより明るめのようです。

使い勝手はほとんど同じ、と思っているのですが、使ってみないと分からないので1年検証してみますね。

透明水彩を買った当初から、必ずパレットに入れていたサップグリーンを今年は外して、ホルベインのオリーブグリーンを入れています。サップグリーンがあると、サップグリーンが便利すぎて、こればっかり使ってしまうんですよね。。オリーブグリーンも好きな色なので、今年はこちらを活用してみようと思います。

珍しくパステルカラー

絵に白の混ざったパステルカラーを使うことは、ほとんどないのですが、来年は珍しくメインで使ってみようと思っています。

2021年はパステルカラーのメリットデメリットや紹介の記事をたくさん書いたので、興味が沸いたのもあります。実際便利に使える場面もあるんですよね。

今回選んだのは、試しに使ってみて便利だった、ホルベインのグレイオブグレイです。ネイプルスイエローも最後まで迷いましたが、今年は見送りです。

グレイオブグレイは何の変哲もないグレーなのですが、ちょこっと混ぜて色をくすませたり、まろやかな色にするのにとても活躍する色だと分かりました。

ひよこ
ひよこ

楽しみ♪

なるべく持っている色を活用しよう

今年はホルベイン108色セットを購入してしまったため、ホルベインの絵具をたくさんパレットに入れようと思っています。いつもだとシュミンケホラダムの絵具が多いのですが、それも今回はどうしても!と言う色のみにしています。

すぐ新しい絵具が欲しくなりますが、少し持っている絵具を活用しないとですね…(と言っても何色か買っていますが…w)

なので、チューブがなくなった色は、買い足しをしないで他の色で代用することに。

プルシャングリーンやデルフトブルーはとても好きな色ですが、買い足しを見送りました。

入れる色が決まりました

パレットに配置する色が決まりました。

今年はこれで行きます!

かれは
かれは

決定!!

パレットを洗おう

大体、入れる色が決まったので、パレットを洗うことに。

大量に余ってしまったウォルナットブラウンはカッターで取り、別の場所に移しました。

その他の色で少し余っている色は極力、カッターで取りますが、少量だったら洗う時に流します(1年に1回なので)カッターで、パレットの表面を傷つけないように要注意です。

洗った後に、色の染みつきを取るのには激落ちくんと消しゴムがいいですよ!

激落ちくん

細かい絵具残りは激落ちくんがいいですよ!

消しゴムもげき落ちくんだったw

絵具の染みつきは消しゴムで消せます。プラスチック製のパレットもアルミ製のパレットもきれいにできます。

綺麗になりました!気持ちいい!

新しい絵具を入れていこう

パレットに絵具を入れる前に、絵具を入れる順番は考えておいた方がいいです。一度入れてしまうと順番を変えるのは難しいので…

こんな風に別の紙に書いておくといいですね。

色の順番はこのパレットの記事でも詳しく書いていますが、基本的には色相の順番です。虹色に並べていくのが鉄則です。

私の場合は、

黄色〜緑〜青〜紫〜赤〜オレンジ〜茶色〜グレー

にしています。茶色とオレンジが隣り合っているの、気持ちいいんですよね。色相がほぼ同じなので。

今年も同じように並べますが、今年はイエローオーカーからにしました。

絵具を入れるコツは仕切りの壁面奥に押しつけるように、たっぷり出すのですが…

今年は、ひび割れやすかった色などは少なめに出すことに。

あと黄色は真ん中に出してみました。何のためか分かりますか??

ひよこ
ひよこ

え〜〜
何でだろう??

黄色は混色する時、お部屋が汚くなっちゃうことが多いんですよね。それも使うたびにどんどん色がついちゃうと言う。混色で使うこともあるし、黄色そのままで使うこともある。

だから、手前側は汚い筆で触らずにきれいな黄色を保つスペース、奥側を混色用に別の色がついた筆で触ってもいいスペースにしてみようかなと。仕切りは奥に向かって傾斜があるので、汚くなるスペースは奥の方がいいはず…

かれは
かれは

うまくいったら報告しますね!

あと固形水彩が2つ入っていますが、ホルベインアーチストパンのキナクリドンマゼンタとコバルトターコイズの色と溶け方がとても気に入ったのと在庫がこれしかないので、固形パンの中から出して、メインパレットに召喚してみました。

(こんなことしていいのか、という背徳感はありますが…メインパレットに入れていないと使わないので。メーカーさん、ごめんなさい〜〜💦)

2022年のパレットが完成しました。

今年は常連の色が入っていなくて、入れたことのない色が多いです!

なのでとてもワクワクしているし、ちょっと不安でもあります。ですが、毎年同じことを繰り返していても進歩ないので、新しい世界を開くために挑戦してみます。

(ブログのネタとしても美味しいですしね…)

1色ずつの細かい説明は、また年明けに記事を書きます。

長い記事を読んでくださりありがとうございます!!

ひよこ
ひよこ

良いお年を!