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初心者は何からそろえればいい?透明水彩 道具編

透明水彩を始めてみたいと思ったとき、初心者は何からそろえればいいのか。なるべく小さく気軽に始められるように、どんな道具が必要になるか、考えてみました。

画材はミニマムに揃えよう。

透明水彩で絵を描いてみたいな!

と思ったら、まず道具をそろえてみましょう!透明水彩に必要な道具は多くはないので、気軽に始められます。

私がいつも意識しているのは、最初は小さく始めるということです。

最初からフルセットでそろえてしまうと、うまく使いこなせなかったとき、気持ちの負担になってきます。

そして、どんなものが必要になるかは、人によって違うので、必要と思ったらその度に買いに行くのがよいと思います。画材を買いに行くのは楽しいですしね!

ではどんなものが必要になるか、書いてみたいと思います。

これをそろえよう!

  1. 透明水彩絵具
  2. 水彩紙
  3. パレット
  4. 筆洗
  5. 雑巾

1.透明水彩絵具

絵具ですね。初心者の方はホルベインをおすすめします。

セット買いもよいですが、7色くらいでもスタートできます。

初心者必見 透明水彩のおすすめ7色

(どのメーカーでも売っている定番の色でおすすめの7色です。12色セットがピンとこない、という方にもおすすめです)

最初は少ない色で始めてみて、必要に応じて買い足していくというスタイルがおすすめです。

風景画を描きたい人と、イラストを描きたい人では必要になる色が違うからです。ジャンルだけでなく「好み」「画風」「どんなテイストを目指すのか」で欲しくなる色は、さまざまです。買い足しは後の楽しみにとっておきましょう。

ちなみに最初に買う絵具、「どれがいいか迷う」という方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

ちなみに12色セットが欲しい!という方におすすめなのは、こちらのターナー透明水彩12色セットです。明るく鮮やかな色が多く、万人向けのラインナップで、価格もお手頃です↓

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2.筆

3本くらいあると、色々な技法が試せて、楽しいと思います。

最初にそろえると便利なおすすめのサイズは

  • 基本の筆:8号の丸筆
  • 細い筆:2号の丸筆
  • 大きめの平筆:16号くらい、小さめの刷毛などでもいい

大体この3本があれば水彩技法を一通り楽しむことができます。

こちらの記事で詳しく解説してます↓

筆も素材によって価格帯が色々あり、ピンキリなのですが、残念ながら値段通りで価格があがるほどに描き心地もアップします。

かれは
かれは

でも導入にちょうどいいリーズナブルな筆もあります!

ですが、コストパフォーマンスのよい筆もあります。なるべくコストをかけずに始めたいと思ったら、水筆や学童用の筆でもよいです。

初心者の場合は、コシが強めの方がコントロールが効きやすく塗りやすいのではないかと思います。

ムラなく塗れない、毛先がまとまらず細い線が描けない、すぐにかすれてしまう、という悩みがある場合は少し上等な筆にランクアップすることをおすすめします。

ちなみに私のおすすめ筆はこちら↓愛用しているのは「特選東紅」ですが、こちらは廉価版の「雅心東紅」。いずれも価格はちょっと高めになりますが、とっても塗り心地がよくて水彩が楽しくなります。

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名村大成堂(Namurataiseidou)
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3.水彩紙

透明水彩で一番、大切なのは紙です。出来上がりを一番左右します。高品質の紙を使えば、絵がうまくなったかな?と感じるほどです。

もちろん画用紙で描けないこともありませんが、ここはぜひ水彩紙を使っていただきたいと思います。私は、学生時代、長らく画用紙に透明水彩で絵を描いていましたが、初めて水彩紙を使ったとき「世界がちがう!」と感じました。

ひよこ
ひよこ

紙は大事なんだね!

なぜ紙がそこまで大事かというと、水彩紙によって「使える技法、得意な技法」が全く違い、紙によっては「できないこと」が数多く存在するからです。なのであらかじめ、水彩紙のことをよく知っておくと、つまずきを感じにくいはずです。

初心者が、比較的入手しやすいのはワトソンという水彩紙です。

この紙は比較的リーズナブルなわりに、かなり透明水彩の技法も使えるので、初心者におすすめです。

私も今でもよく使っていますし、色見本は全部ワトソンホワイトで作っています。

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ミューズ(Muse)
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水彩紙については、大体の種類を知っておくと、無駄な買い物をしなくて済みます。ワトソンの次に使う紙としてはコットン100%の紙(少し高価にはなるけど)がおすすめです。

水彩紙を買う前に、ぜひ水彩紙の基礎知識をつけてください。大体の紙の特徴がわかるとぐっと選びやすくなります。また色々な水彩紙が少しずつ試せるアソートパックなどもおすすめです。

4.パレット

透明水彩のパレットは、洗い流さなくて大丈夫です。絵の具は絞りだしたら、そのまま乾燥させて保存することができます。次に使う時には、乾いた絵の具を水で溶くと、すっと溶けるのでそのまま使うことができます。

なのでパレットさえ作ってしまえば、いつでもすぐに絵を描くことができます。

パレットは、最初はプラスチックのもので大丈夫です。100均でも売っていますし、サクラのパレットもとても手に入れやすいです。

こちらはDAISOのパレット
少し絵具を入れるスペースが狭いけど充分

私が初心者の時、使っていたのはこちらのプラスチックパレット。結局5年ほど使いました。

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ただ、ずっと使っていると色が染みついてしまうので、少し投資してもよいと思えるなら、アルミ製のパレットがおすすめです。こちらは消耗品ではなく、ずっと使えるものなので。

なんだかんだ私のアルミパレットも15年くらいになります。少し、傷がついてしまいましたが、まだまだ現役です。これから買う方はこちらの穴なしのタイプがいいですね↓

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ホルベイン画材(Holbein Art Materials)
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折りたたむパレットではなく、平たいものでもOKです。特に少ない色でスタートするときは部屋がたくさんあるパレットは必要ないかもしれません。

基本の7色を入れてみました。
ホルベインのデザインパレット(中)です。

初心者向けにパレットの作り方を解説しています。絵具の入れ方や並べ方など。

5.筆洗い

水が入れば何でもよいです。大きめのビンや深型のタッパーでよいです。

右は深型の丸いタッパー
左の2つは大きめのビン

あまりに小さいものは大きな筆が入りませんし、すぐ水が汚くなってしまいます。口が大きめのものがよいです。

もちろん、絵の具専用の筆洗バケツでもよいですが、器が不透明だと、どのくらい水が汚れているか分かりにくいので、透明のものがよいです。

透明水彩は水をたっぷり使うので、水が汚れてきたらこまめに取り替えます。

お家にある空き瓶で大丈夫です。

数はできれば3こあるとよいです。

3こあると、途中で水を取り替えに行かなくて済みます。

水入れは3つ用意するといい理由

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6.雑巾

洗った筆をふいたり、筆についた絵の具の量をコントロールするために、必要です。

とにかく水をよく吸うものがいいです

あまり新しいタオルでない方がよく水を吸ってくれるので、使い古しのタオルで構いません。

筆洗いの側に置いておきます。ティッシュの方が使いやすい場合もあります。

その他

  • ティッシュ 画面に絵の具がつきすぎてしまったら、ふきとります。雑巾の代わりにも。ふきとりは綿棒なども使えます。
  • 鉛筆 下書き用です。B、HBあたりで描きやすいものを。慣れている人は色鉛筆のほうが、絵具との馴染みがよいです。
  • 練り消し 消しゴムで力強くこすってしまうと、水彩紙の表面が傷んでしまうことがあるので、あると便利です。なくてもいいです。

最後に

いかがでしょうか。透明水彩は油彩や日本画などに比べて、かなり手軽な材料で始められます。

透明水彩の道具は、実は奥が深く、仕上がりが道具に左右される部分も大きいです。なので画材の知識がとっても大切になってきます。

でも、1つ1つ自分で、試していくと時間がかかりますし、手間もかかります。このサイトでは、透明水彩で色々試したことを少しずつ記事にしているのでぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

ひよこ
ひよこ

絵を描くのはとっても楽しい!

かれは
かれは

画材のことがわかるともっと楽しいよ✨

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