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この記事を書くに至った経緯
こちらのマルニ額縁画材店、すでにユーザーさんも多いと思いますが、枯葉が利用するようになったのはつい最近、2023年8月くらいから。そろそろ個展の準備をしなきゃと思っていた頃でした。
そもそも枯葉は都内在住のため、額縁店の選択肢はとても広く、「額はお店に行って選ぶ」というのが当たり前でした。なので、オンライン通販の額縁店にはさほど魅力を感じていなかった、というのが正直なところでした。
ですが…マルニ額縁画材店の「シミュレーター」これに猛烈にハマってしまったのです(詳しく次章で説明します)またオンラインショップも、徹底的に拝見させていただいたのですが、珍しい額縁の展開やサイズの豊富さ、価格の安さにも驚き、これは何か秘密があるなと思い、マルニ額縁画材店さんとお話合いさせていただいた結果、PR案件として、詳しく皆さまに、紹介させていただくこととなりました。
むむっ
これは何か秘密がある…?
インタビューも、なんと社長さんに直接時間を取っていただけることになり、詳しくお話いただきました。
当初は、遠方なこともありオンラインでのインタビュー、と思っていましたが、実際にこの目で見たいという気持ちも強くなり、栃木県足利市まで遠征させていただきました。
いや、想像以上の情報量でしたので、遠征して本当によかったなと思っています。
多分オンラインショップを見ているだけではこの凄さが伝わらないので、本当にこの機会を頂けて、自分の幸運さに驚くばかりです。
見に行けて、本当によかったです!
枯葉が思う、マルニ額縁画材店のここがすごい!
インタビューの前に、まずネットショップを見て、枯葉が「すごい」と思ったことを皆さんに紹介したいと思います。
マルニさんで、一番すごいなあと思ったのが、やはりシミュレーターです。
もちろん額縁のシミュレーターもとても良いのですが、マットシミュレーターは個人的に革命だったので、まずそこからご紹介させてください!
マットシミュレーターのすごさ
実は実店舗で、マットをカットしてもらうとき、作品の大きさを測ってもらい、そこからマットの幅などを計算してもらいます。が、具体的にどのようなバランスになるのか想像できるでしょうか?
例えば、太子サイズの額縁に270mm×210mmの作品を収めるとき、どのような縦横のマット幅や比率はどのようになるか、パッとイメージできるでしょうか。
でマットの幅は縦横で均等な方が美しいですが、多少ならアンバランスでも大丈夫です。ですが、どの程度の割合で差が生じててもOKか、これは仕上がってみないとなかなか分かりません。
またサイズだけではなく、マットの色も小さなL字のサンプルだけでは想像しにくいことが多いです。
そこでマルニさんのマットシミュレーターを使うとそれが一目瞭然なのです。それどころか、マットの幅を先に指定しておいて、作品のサイズを逆算することも可能(それによって作品サイズを微調整することもできる)。そして選べるサイズの規格(一般の額の規格だけでなく、正方形やAB規格など)もとても豊富。
ダブルの幅もどのくらい見せたら綺麗に見えるか、ビジュアルで分かる!しかも、シミュレーターで作ったものをそのまま買い物かごに入れることができる!
これは革命だ!
これはすごいです。画期的だと思いました。
マットサンプル
加えて、よいのがマットサンプルです。
規格額を多く在庫として持つような大型の店舗では、混雑必須です。自分の後ろにずらっと行列されれば、急かされている気持ちになり、額もマットもゆっくり選べません。そしてマットカットの待ち時間も長い。枯葉はよく、「お店のマットサンプル、家に持って帰れたらなあ」と思っていました。
そこでマルニさんはマットサンプルを全色送ってくれるのです。もちろん有料ではありますが、これまでマットで苦しんでいた枯葉としてはこの上なくありがたいサービス!!
こちらが届いた時には本当に感動しました!これで家でゆっくりマット選べるじゃないかと。シミュレーターではグレーやクリーム色のマット、布のマットなどは色や質感が分かりにくいので、実際のマットの色味が確認できるのは、本当に助かりました。
何がいいってお店で焦って選ぶんじゃなくて、落ち着いて自分が納得いくまで試行錯誤できることです。
↑この人魚はお店ではグレーとか紺のマットがいい気がしてたのですが、じっくり家でマットを当ててみたら、ベージュと相性がいい感じがしてきました。上から麻のマット、スエードマット、砂地のようなマット、エンボスのあるマット、色は似てますが、素材が違うので雰囲気も違います。中でも反射のないスエードが気に入ったのですが、ベージュのマットだとクリーム色の額と馴染みすぎてしまう。そこで…白いマットとダブルにしてみました。それも高価なスエードマットをダブルの下段にして隠してしまうので、店舗だったら「おすすめできません😑」と言われてしまいそうなのですが、そこがネット通販の気楽なところ。誰にも気兼ねせず、好きなようにできる!!
結果、とても満足いく額装になりました。高価なスエードはチラッとしか見えないので、ちょっと勿体ない気もしますが、トータルで気に入ってます(個展でも好評でした)
マットシミュレーターはとても気に入って、これでもかというほど注文させていただきました。切り口に色があるものも、溝加工もイメージしやすく、色々頼んでしまいました。
他にもマットサンプルで確かめながら注文させていただいたもの⇩
額縁シミュレーター
もちろん、こちらもすごいです!こちらの額縁シミュレーターの良さは、実際に作品の画像をはめてシミュレーションできるところです。こちらは、マルニさんオリジナルのオーダー可能な額縁に限られますが、作品を額に入れたらどんな感じになるのか、注文する前に見てみたいですよね。オーダーならなおさら!
こちらは会員登録すると、画像の保存もできます。
今回私が注文したのは、210×270mmの作品。
このサイズだと、額は、規格サイズだと太子サイズ(283×378mm)が合うのですが、なぜかこの太子サイズ、細長なんですよね。
なので、今回の絵を入れようとするとこんな感じ↓
ちょっとマットの縦が太めになってしまいます(このくらいだったら許容範囲と言えなくもないのですが…)でも、気に入っている作品なので、ベストな状態で展覧会に出したい!
なのでオーダーのシミュレーションをしてみることに…。
具体的な価格は伏せますが、そこまで規格額と変わらない値段!オーダーなのにお手頃です。なので、このままお願いしました。しかも、このままカートに入れるボタンを押すと、差し箱と黄袋のオプションを選べます。まさに至れり尽せりですね。
↑ちなみにこちらが、注文していた額縁です。ベストなバランスで額を作って頂いて大満足です。すごく綺麗に額装できました。
作品の縦横比が特殊で、あまり規格サイズが合わないという時は、またお願いしようと思いました。普通に額縁店でオーダーするよりかなりお手頃にサイズ指定できます(これには秘密があって、インタビューの時に理由を伺いました)
どんな額装が合うか検討がつかないときも、とりあえず写真を撮って、シミュレーターで色々な額を当ててみて考えたりします。時間が延々と溶けますよ…。
マルニ額縁画材店、インタビュー
ここからが取材パートになります。
9月19日栃木県足利市、マルニ額縁画材店へ行ってまいりました!9月なのに、この日も暑かったです…。そんな中、なんとお忙しいはずの社長さんご本人からお話を聞かせていただけることになりました。
シミュレーターについて
枯葉 まずシミュレーター導入の経緯をお聞かせください。
木村さん 私は7年前に社長に就任しており、家業でもある額縁店に携わることになったのが25年前です。当時は両親と私、パートの方が1名と4人しかいませんでした(今マルニさんは80名ほど従業員がいます)それまでは都内でIT関連の仕事をしており、ITの有用性というものはしみじみ感じておりました。この業界のなんともアナログなやり方をみて、ユーザー目線じゃないなあというのは感じていました。
私は経験値がありますので、額装の仕上がりなどはイメージできるのですが、それをお客様に伝えるのが難しいとも感じていて、早くからそれをビジュアル化するべきだと感じてました。
ネット通販自体は24年前、99年にはスタートしてました。
枯葉 そんなに早くからやっているのですね!
木村さん インターネットで広くお客様が増えてくると、次のような問題が増えてきます。例えば縦長のマットに、横長の穴を開けてくれ、というものです。これが勘違いによるものなのか、あえてこれで注文しているのか、分からないので、お客様に一回一回確認が必要となります。早くから、これはビジュアル化するべきだというのは感じていました。そこで一番最初に導入したのがマットシミュレーターでした。
枯葉 最初がマットシミュレーター、次が額縁シミュレーターだったわけですね。
木村さん 受注が少ない時には人力で何とかなるのですが、受注が増えると立ちゆかなくなります。そういった問題に対してデジタルでソリューションを求めてきたというのが、うちのやり方になります。
今ではマットシミュレーターで、シミュレーションしたサイズ、色、デザイン、をそのままカートに入れて購入できるようにしました。額シミュレーターも同じです。
枯葉 ネットで購入となると、買う側のサイズ指定のミスが怖いのですが、シミュレーターがあると、そういうことは起こりにくいですね。シミュレーションしたものをそのまま購入できるのは、本当に便利で、ありがたいです!
規格サイズの豊富さ、価格の安さについて
枯葉 シミュレーター以外にもう一つ知りたいことがあります。それは、全体として額の価格が安いこと(特にオーダー品がお安い)、規格サイズがやけに豊富な品番があることでした。これは何か秘密が?
木村さん オーダー品が安い、規格サイズがものすごく豊富な品番はマルニの自社ブランドです。見分け方は品番にMRNがついているものです。これはマルニオリジナルの額縁です。メーカーを通さず海外の工場から直接仕入れて、自社で組み立てています。
(↑ちなみにこちらはマルニさんのオリジナルフレームの1つ。デザイン性も高く、価格の割に豪華なので、プロの展示でもよく見かけます。)
枯葉 だから安いのですね!海外というとどのあたりから仕入れていらっしゃるのですか?
木村さん 東南アジアが多いですが、ヨーロッパやアメリカもあります。こちらがデザインを指定してオーダーするものもあります。またアルミフレームに関しても自社で押し出しで作っています。こういう木製柄のラミネートも自社で製作して圧着してます。
マルニが額縁店だけでなくメーカーも備えるようになったわけ
木村さん 実は業界の慣例で、額縁は海外で作って国内で売るため、輸入に多く頼っています。なので、欠品も多くあります。せっかく時間をかけて、お客様と決めた額装が、欠品していてお届けできないということも多くありました。
せっかく決めたのに売り切れは悲しいねえ…
なんて非合理的なんだろう、ということはよく思っていました。
なので、マルニは早くから「小売」だけではなく、「メーカー」も備えようと考えてきました。
木村さん そのため、マルニブランドのものに関しては、規格サイズもオーダーも、注文を受けてから、自社工場で作ります。なので欠品もありませんし、注文いただいてから数日でお届けできるのもこういうワケなんです。ただし、他社の額はお届けまで時間がかかることもありますね。
枯葉 確かに早いですよね。2〜3日で届くのは相当早いと思います。マットも即日、または翌日発送ですし。欠品がないというのも、作家としてはありがたいです!
オーダーが安い理由
枯葉 MRNが品番についているマルニブランドの額になりますが、マルニさんはオーダー額の値段が非常にお安いですよね。これも、同じ理由「自社で作っているから」ということになりますか?
木村さん そうです。通常、規格額はメーカーが作ったものを、小売店で仕入れています。オーダーは小売店が受けたオーダーを、メーカーが組んで小売店に送っています。普通の額縁店で頼むと、似たようなサイズ感であってもオーダーで頼んだ場合、やはりかなり価格は高くなってしまいます。それは、業界の慣習などさまざま事情があるのですが…。
マルニはオーダー品も規格品も、同じように一から自社工場内で作るので、同じような価格帯(少しオーダーのほうが高くなりますが)で提供できるんです。オーダー品の方が多少高くなるのは、アクリル板や箱など、規格と同じサイズのものを使えず、そのために作るためです。
規格額にしても、インチや八切り、大衣などの額の規格は、どちらかというとユーザー目線ではなく売り手目線の規格サイズです。
自社で作るため、さまざまな規格が用意できるので、規格サイズも、皆さんに馴染みのあるようなA4、B5のような紙サイズの規格や、写真サイズの規格も用意しています。
私自身、ずっとアートから縁遠い世界で仕事してきましたので、額業界の古いルールにとらわれず、あくまで一般のユーザーの目線で「こういうものがあったら良いだろう」という商品やサービスを提供しています。
枯葉 あくまで「ユーザー目線」というのがすごいですね。確かに額独特の規格サイズは、キャンバスのF規格とも、用紙のAB規格とも、縦横比率が違う独特のサイズだな、と思っていました。A4規格や正方形の規格が充実しているのも魅力的です。
業界の慣例にとらわれない、という姿勢がとても頼もしく感じました!
マルニ額縁画材店工場見学
「とりあえず工場を見学してみませんか?」とのことで工場を見せていただくことに。
ちなみに2階、店舗になってまして、額はもちろん画材もたくさん置いてありました。品揃えもよく、お店もとっても綺麗でした。
1階が工場でした。
わっ、広い!!
そうなんです。とにかく広かったです!想像の4倍くらいありました。
まず額になる前の状態から、額ができるまで順番に見せてただきました。
自社で押し出しで作っている、とおっしゃってたアルミのフレームですね。こうしてみると工業製品みたいですが、ちゃんと額です。こちらの倉庫スペースもかなり広い。
その他、木のモールディングは長い棒の形で、細長い段ボールに入っています。番号がついていて、注文が入ったらここに取りに来るそうです。
額の材料が切る前の状態って普段目にしないので、とても面白いです。長い!!こうしてみると資材って感じで、額の材料とは思えませんね。
こちらがモールディングをカットする機械。面白いのが、注文書のバーコードをピッとすると、注文した額のサイズに合わせてカッターの目盛りが動くそうです。あとは目盛りに合わせて切るだけ。絶対に間違えようのないシステム…。すごすぎ。
45度にカットしたモールディングは、ここで四隅がくっつけられて額の形になります。
作られた額を補修していました。色が欠けているところなど、チェックをしているそうです。
出来上がった額がずらり。マルニオリジナルの額に関しては、この工場内で「注文受けてから一から作っている」とのことでした。
これで終わりではありません。額裏にテープを貼ったり、金具をつけたり。さらに裏板やアクリル板をはめます。もちろん裏板やアクリル板も工場内で切り出して作っています。
額の箱も工場内で作られていました。段ボールに折り目を入れたり、切れ目を入れて箱を作っていましたが、こちらも額のサイズの情報から、自動的に合うサイズを自動で割り出して制作しているとのこと。全部自動なんですね!
絶対ミスが起こらないね
発送待ちの額たち。ここから全国に発送されています。
マットカットも見せていただきました。切り出す前のマットがずら〜り。マットの種類もかなり選べるのが、マルニさんのすごいところ。
大きなカッティングマシーン(これはイタリア製のカッティング機で、日本で一番に導入したのがマルニさんだそう)でカットしていきます。1つのマットに複数穴を開けることもできるとのことでした。
マットの種類はざっとこんな感じ!ざっとみた感じ、オリオンのマットが多いのかな〜と感じました。使いやすい色が揃っています。
また、それとは別に額装フロアがあり(作品を預かって、額装を行う)そこでは、預かった作品の額装やスキャン、印刷などが行われていました。マルニさん、印刷にもかなり力を入れているとのことでした
また「もう1つ」とご案内いただいたのが、元々ご両親がされていた額縁店があったという建物。
こちらは差し箱の作成とレーザープリンター機があり、印刷事業を行っているとのことでした。
このあたりから、盛りだくさんすぎて、頭がついていかなくなりましたが、マットやアクリル板への印刷ができるそうです。模様入りのマットも面白いですね!
アクリルスタンドもたくさんありました。グッズ制作にも良さそうですね。
こちらは、額装された写真かと思ったのですが、アクリル板そのものに印刷されているそうです↓アクリル板による反射がないので、とても画像が見やすく、細部も鮮明でした。
色々できることはたくさんあるけれど、まだPRが追いついていないとこのことでした。このあたりは枯葉もものすごく可能性を感じて、まだまだ伸び代があると感じました。やはり原画は1枚になるので、複製原画の販売への展開にできたら魅力的だなと!
また改めて時間をかけて考えてみようと思いました。
マルニさん活用法あれこれ
他にも個人的に推しポイントがたくさん見つかったので、ご紹介します。こんなことができるみたいです。いくつか聞いてみました。
額の実物サンプル送ってもらえる
「通販だから、実際の額の太さや色合いなど、写真だけだと分かりにくい…」
と思ったアナタ!!
→2〜3個なら額のサンプルを送ってくださるそうです。私もいくつか頂きました。(今回はPRのために特別に多めに頂いてしまいました)全ての額サンプルがあるわけではなく、品番にMRNマークがついている自社ブランドのものです。
また、都内の方向けになりますが、渋谷にショールームができたそうです。こちらも来場に予約が要りますが、実際の額縁は見れるようです。
変わった形のマットカットしてもらえる?
マルニさんでもできるそうです。マットシミュレーターにあるのは、普通の四角、溝加工、ダブル溝加工、丸型、アーチ、面金(金、銀)ダブルマットです。それ以外のデザインの加工はマットシミュレーターにはないのですが、特別料金で応じていただけるとのことでした。メールで相談してみよう!
どんな価格帯の額が多い?
全体的にお手頃なフレームが多いです。一番売れている額の価格帯を聞いてみましたが、安い方から2番目の価格帯の額縁がたくさん出ているそうです。逆に「すごく高級な感じにしたい、オリジナリティが欲しい」という場合は都内の他の額縁店のほうが強い印象でした。
額縁やマットの価格を抑えたい作家さん、額装初めてという一般ユーザーさんには、マルニ額縁店、とてもおすすめです。
最後に
いや、想像以上でした!実際にこの目で見て、直接お話が聞けてよかったなと思いました。ここまでシステマティックに制御されているとは、全く想像しておらず。すごく勉強になりましたし、往来の額屋さんのイメージが一新されました。
こういうユーザー目線で、色々商品やサービス出してくださるの、本当にありがたいですし、頼もしいな、と思いました。個人的には、額縁はもっと可能性があるジャンルだと思っているので、もっと色々な人に知ってもらえたらな、と思っています。
11月に個展をしたのですが、結局、ほとんどマットはマルニさんにお願いし、額縁も4点ほど使わせていただきました。どれも好評でした!特にマットの溝加工は、とても安かったのでいくつも注文しました。
「額縁ハードル高い…」と感じている方もぜひ、これを機会に額装にチャレンジしてみてください。シミュレーターに自分の作品をはめこんで、妄想しているだけでも楽しいので、ぜひ!
展示機会の多い作家さんには、「マットサンプル」おすすめです!低価格の額縁でも、マットを工夫するとかなり個性が出せるので。
私もまたいくつかオーダーするつもりなので、ご紹介できればと思っています。
小売とメーカーの関係がわからない人もいると思うので解説しますね。
小売というのはいわゆるお店のことで、メーカーから額縁を仕入れて販売しています。メーカーはモールディングと呼ばれる額縁切る前の長い棒を、色々な国の工場から買い取って額縁の形に作っています。マルニさんはメーカーさんから規格額を仕入れてもいるし、色々な国の工場から直接モールディングを買い付けして、自社で額縁を作ってもいるそうです!