色相環について

さて今回は色相環について学んでいきましょう。色相環は、絵具を買ったり、色を作るための色の基礎知識になります。

色相環のことが分かると、少し色と仲良くなれます❗️

色相環について

さて、「いくつかの色を順番に並べてください」と言われたら、どんな風に並べていきますか?

かれは
かれは

さあ、ひよこちゃん、並べてみて

ひよこ
ひよこ

えーっと…まず赤からかな。
こんな感じ?

なぜか、多くの人は赤から並べていくようです。

子供向けのクレヨンも赤からオレンジ、黄色、緑…となりますね。で、最後が紫ですが…その次は…?

ひよこ
ひよこ

あれれ、紫の次は赤だよねえ?

かれは
かれは

そう!
紫の次は、赤紫、赤、と最初に戻るのよ

赤紫の隣はまた赤になります。終わりがないんですね。

なので、色は並べていくと輪っかにすることができます。

ぐる〜り。これが色相環!

この色の輪のことを色相環といいます。

ひよこ
ひよこ

これが色相環❗️
虹色の輪っかだね

色相環の成り立ちを考えてみよう

三原色って?

この色相環の中で、三原色と呼ばれる特別な色があります。というより、全ての色は三原色からスタートしているのです。

三原色は赤、黄色、青の三色です。

この赤、黄、青は、いわば色の王様のような存在です。他の色からこの色を作り出すことはできません。本当に特別な色です。

ひよこ
ひよこ

三原色は色の王様!

三原色から二次色を作る

ではこの、赤、黄、青の三原色から2色ずつ混ぜてみます。

赤と黄色を混ぜると、オレンジができます

ああk赤あ

黄色と青を混ぜると、緑ができます

青と赤を混ぜると紫ができます

この三原色を混ぜてできるオレンジ、緑、紫の3色のことを二次色といいます。

ひよこ
ひよこ

オレンジ、緑、紫は二次色っていうのかあ

二次色は三原色の間に入っています。

三次色も含めたのが色相環

先ほどの6色を輪っかにして、お隣同士の色を混ぜていきます。そうしてできた色は三次色と呼ばれます。

色相環、と言った場合は三原色、二次色、三次色の12色が並んだもの、というイメージです。

この12色を、三原色の絵具で作ってみたものがこちらです↓

11212s12sh12しょ12しょk12しょ12し121

三原色の絵具を持っていたら、実際に12色作ってみると感覚をつかみやすいです。

補色って何?

ひよこ
ひよこ

補色ってよく聞くけど何のこと?

補色とは色相環の中で反対側にある色のことです。例えば赤の反対側には緑がありますね。赤の補色は緑ということになります。補色は、その色にとって、最も遠い、異なる色味です。

代表的な間柄はこの3つの関係です。

代表的な補色の組み合わせ

赤⇆緑

青⇆オレンジ

黄色⇆紫

かれは
かれは

この3つの組み合わせは覚えておいてね

ひよこ
ひよこ

赤と緑、青とオレンジ、黄色と紫
メモメモ…

赤だったら、近くにある紫やオレンジは比較的近い色味です。似ている色です。ところが、緑は最も違いがある色です。補色同士は一番似てない色なので、隣り合うと反発します。でも色の差があるので引き立てあったりもします。

補色同士を混ぜると色が濁ります。

色の差があり過ぎるので、混ぜると打ち消しあってしまい、色がなくなってしまうのです。色がなくなってしまうということはグレーに近づくということです。グレーや黒を作りたい時は、補色同士を混ぜればいいのです。

他にも黄緑の補色や、青紫の補色など、微妙な色の補色も頭に入れておくと役に立ちます。

類似色について

補色と一緒に類似色も覚えておくと便利です。

類似色とは、この色相環の中で近くにある色です。赤の類似色は朱色や、赤紫です。青の類似色は、青緑や青紫です。

類似色は色味が似ているので、隣り合わせたときに調和します。見た感じ、統一感があり、きれいに感じやすいです。

類似色同士は混ぜても色が濁りません。

ちなみに、混色のときに色を濁らせたくないという時は、なるべく色相環の近くの色を混色すると濁りにくいです。

類似色は色が似ているので、調和しやすいという反面、対比がないので短調になりやすいという面もあります。

かれは
かれは

類似色は、見心地がいいので、安定感があるけど、
それだけでは形がはっきりしないという弱点もあるよ

自分の持っている絵具は色相環のどこにくるのか?

自分の持っている絵具の中でも鮮やかなものだけピックアップしてみましょう。

そして、1つ1つの色が色相環のどこに位置するのか、並べてみてください。

面白いことに、各絵の具メーカーで販売されている絵具も、色相環に並べてみると、偏りがあることが分かります。

例えばホルベイン の場合。ものすごく豊富なのが赤。15色ほどあります。黄色も13色ほど、たくさんありますが、その間のオレンジはたった3色。青緑といえるのは1色だけ。紫は3色だけ。青紫の絵具は1色もありません。黄色と黄緑の間にも実はたくさんの色が潜んでいますが、絵具として売られていません。

つまり、絵具で売られている色って、色相環でみると本当に一部の色しかないのです。

ひよこ
ひよこ

へえ!
全色買えば、全部の色がそろうと思ってたよ

かれは
かれは

全色買っても全ての色がそろう訳じゃないの。
ほとんどの色は、絵具と絵具の間に隠れていると思って。

ほとんどの色は混色によって作るしかないのです。

かれは
かれは

これは三原色で作った色相環。
3色の間にもたくさんの色があるのが分かるでしょ?

ひよこ
ひよこ

目が眩むほど、たくさんの色!!

たくさんの色を作れる汎用性の高い絵具を選ぶこと色を作る技術が大切だと思っています。

少しずつ色彩理論についても、記事を増やしていきたいと思っています。

混色のことをもっと知りたい場合はこちら↓

混色のきほん

水彩の混色見本を作ってみよう

まとめ

・三原色を中心に混ぜて出来た色を、丸く並べていったのが、色相環

・色相環の中で、最も遠い色が補色

・色相環の中で、近くの色が類似色

・絵の具の色は色相環でいうと一部の色しかない。

色彩理論は、水彩の教本にはあまりのっていないことが多く、デザイン系の本に詳しく書かれています。もっと色のことを詳しく知りたい方はこの本がおすすめです。

2件のコメント

すいません。質問します。バックの色をレモンイエロー半分と明るい紫にするのは、反対色なのでいけないのでしょうか。上が明るい紫で下がレモンイエローに塗ったんですが。どっちも、水分多めなので、濃く塗ってはいないんですが。他の人に言われて、反対色だからと。専門的に勉強はしてない自分なので、そうなのかあと思いました。配色の本のご紹介ありがとうございます。ちゃんと購入しようかなと思いました。

いけない、ではないと思いますが、黄色と紫は補色同士にあたるので、対比が強過ぎて
主題がかすんでしまう、ということだと思います。
ただ、引き立てあう間柄でもあります。

対比が強過ぎて、きれいに見えないときは、どちらかの彩度や明度を調整して、対比を弱める、
というテクニックを使ったりします。といっても、ちょっと難しいですね^^;
配色本を買ってみるといいかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。