本サイトはアフィリエイトやPRが含まれていることがあります。

[透明水彩]混色のやり方(初心者必見)

今回は透明水彩の混色のやり方について詳しく説明します。簡単なようで奥が深い、混色。混色の方法が分からない、という方は案外多いはず。初心者でない方もぜひ読んでいただきたいな〜と思っています!

大切な混色のテクニック

透明水彩で一番大事なテクニックってなんだと思いますか?にじみの技法?グラデーション?色々ありますが、忘れがちだけど大事なテクニックがあります。

それが、混色です!

ひよこ
ひよこ

混色?
混色くらいできるよ〜

という方もどうぞお付き合いください。

かれは
かれは

意外に混色は奥が深いのよ

透明水彩に限らないですが、絵具を扱うとき一番大切なのは混色です。絵具は全ての色がそろっているわけではないので、基本的には色は混ぜて作ります。

ですが、「混色苦手」「なるべく色がたくさん欲しい」という方も案外多いはず。混色は思ったより奥が深く、熟練者でもある程度の決められたパターンに頼っていることが多いです。

この混色のことが分かると、色づくりがとても上手になり、絵を描くのがもっと楽しくなります。

まずは2色混色をマスターしよう

混色でも、2色混ぜるか、3色混ぜるか、で色調や難易度も変わってきます。

かれは
かれは

まずは2色混色をマスターしましょう

今回は黄色と青の2色を混ぜる混色です。

カドミウムイエローとピーコックブルーを混ぜてみます。

2色混色のやり方

まずは2色の絵具の混ぜ方を簡単に解説します。使うのはカドミウムイエローとフタロブルー(イエローシェード)という青です。同じ色がなければ似たような色で試してみてください。

①まず筆を水につけて濡らします。このとき注意するのは、水があまり多くならないようにすること。

②水のついた筆で、カドミウムイエローを取り、混色スペースに持ってきます。

③筆は洗わずにフタロブルー(イエローシェード)を取り、混色スペースに持ってきます。(汚れてしまうけど、表面だけなので大丈夫)

④2つの色を、それぞれの色が消えるまでよく混ぜます。

④緑色が完成しました!

こんな色が完成!

色を薄くしたいときは、水を混ぜますが、最初は濃いめに作っておき、後で水を加える方が失敗しません。

2色の配分でもっと色は作れる

かれは
かれは

これで終わりじゃないのよ

ひよこ
ひよこ

えっ!?

この2色ですが、2色の絵具の量の違いでもっと色々な緑が作れます。

カドミウムイエローが多ければ、黄緑ができます。

フタロブルーが多ければ、青緑です。

何色くらい作れるか試してみてください。

さらにそこに水を加えると。。。淡い色になりますね。

2色混色でこんなにたくさんの色が作れるんです!これが混色の最大のポイントであり、メリットです。

ひよこ
ひよこ

たった2色なのに、混色でたくさん色ができてる!

2色混色?3色混色?

ここまで説明したのが2色を混ぜる、2色混色です。

3色混ぜると3色混色になりますが、出来上がる色の種類が多く複雑です。

かれは
かれは

まず、2色混色をマスターするのがおすすめです。

ちなみに私はほとんど2色混色で描いています。

慣れてきたら3色混色もトライしてみましょう。3色混色でしかできない色もあります。

混色は3色くらいまではよいのですが、4色以上混ぜるのはやめておきましょう。たくさんの色を混ぜていくと、次に「同じ色が作りたい」と思っても、再現できないのです。何色をどのくらい混ぜたのか、わからなくなってしまうので。。
3色混色まででほとんどの色が作れます。

混色なんて簡単だ!?

「混色なんて、かんたん、かんたん」と思われた方もいたかもしれませんね。

ひよこ
ひよこ

思ってた!

色を混ぜて新しい色をつくる、というテクニックは小学校で習うので、多くの人が「知ってるよ」というテクニックだと思います。

でも、この混色、中々奥が深いんです

「2色の混色でも、その配分によって、たくさんの色ができる」

「水を加えて、薄めることで、さらに色がたくさんできる」

透明水彩の場合、この2点がポイントです。

今回はイメージしやすい緑を作ってみましたが、

例えば オレンジ+青 だったらどんな色が作れるか、パッとイメージできますか?

ひよこ
ひよこ

オレンジと青…?

ちなみに、私は20年透明水彩で作品を描き続けていましたが、どんな色ができるのか、よく分かっていませんでした。

ちなみにオレンジと青を混色するとこんな色になります。多くの人は色だけ見てパッとイメージすることはできないと思います。

なので、実は混色見本も作ってみるといいです。混色見本を作ると、2つの色を混ぜるとどんな色が出来上がるのか、ちゃんと知ることができます。知ることができると、絵を描く時に意図的に活かすことができるようになります。

こういったものが混色見本です

とりあえずは、使う赤、黄色、緑、青、茶色だけでも、混ぜてどのような色が作れるか、メモしておくのがおすすめです。少しずつ色の組み合わせを増やして、混色見本帳を作るのも役に立ちます。

逆に作る色から逆算して、考えてみよう

黄色+青→みどり

今回はこのように、色を選んで混色をして、どんな色を作れるか試してみました。多くの人は、混色をこのようにとらえていると思います。

ですが、逆にみどりを作るためには、どの色とどの色を混ぜればいいのかな?というのも考えてみるとよいです。

みどり→どの黄色?+どの青?

欲しい色をつくるために、どの色を使えばいいのか?ということも考えてみると、より混色が上手になります。

下の記事は、逆に「黄緑を作る」ために、どの色をチョイスすればいいのか?選んだ色の組み合わせによって、色々な黄緑が作れることを紹介しています。とてもたった5色で色々な黄緑を作っています。

かれは
かれは

とても面白いので、ぜひ読んでみてね!

他にも多くの人がひっかりがちな、紫色の作り方も下の記事で紹介しています。青と赤を混ぜるだけでは鮮やかな紫は作れないのです。その紫の色をつくる仕組みを解説してます!

混色は色が濁るからだめ?

「色は混ぜると濁るから、色を混ぜてはいけない」

このように学校や絵画教室で習った人もいるのではないでしょうか。なので、混色を敬遠する方もいます。

私の考えですが、「混色がよいかどうか」よりも色の鮮やかさを保てる混色」と「色を濁らせる混色」を覚えることが大切だと思います。絵を描いていると、鮮やかな色も、渋みのある色もどちらも必要となってきます。「濁った色=悪」ではなくて、濁った色が絵の中でとても活躍することも多いからです。

かれは
かれは

これとこれを混ぜると鮮やか

ひよこ
ひよこ

これとこれを混ぜると濁るなあ

どちらも緑を作る混色です。でもどちらの方がいいというわけでなく、使う場所によります。どちらも使える大切な混色です。

むやみに色をたくさん混ぜるのはおすすめしませんが、2色での混色は、絵を暗くしたりはしないので大丈夫。

ぜひ、混色というテクニックを上手に利用して欲しいな、と思い、この記事を書きました。

色を混ぜると分離してしまった!

透明水彩の混色で、よくあるトラブルの一つが「混ぜたはずの色が分離してしまう」だと思います。

サイトで言われたやり方で混ぜてみたけど…

・混ぜたはずの色が時間が経つと分かれて下の色に戻ってしまう
・色がまだらになってしまう。

これは決して混ぜ方が間違っているのではありません。原因は選んだ絵具の粒子の大きさの違いからくるものです。選んだ二つの色の絵の具に含まれる粒子の大きさに違いがあると、絵具同士がしっくり混ざらず分離してしまいます。

これを防ぐには粒子の細かい絵具同士を混ぜる必要があります。

ただ、この絵具の色が分かれてしまう、という現象も最近は「分離色」として人気があって、わざと色が分かれるように工夫されている絵具も売っています。なので、あまり神経質にならず、それを生かした表現にしてみても良いと思います。

分離現象についてはこちらの記事が詳しいです↓

3色混色にもチャレンジしたい方は…

2色混色ができるようになってきた!という方は、ぜひ3色混色にもチャレンジしてみてください。闇雲に色を混ぜても、再現性がない(同じ色を再び作れない)のですが、使う色を決めてパターンを理解すれば、さらに色作りの自由度が増します。

難易度は高くなりますが、頑張りましょう!!

混色関連の記事

混色関連の記事は他にもあります。ぜひ試しながら楽しんでください!!

noteはじめてみました!

ブログのサブコンテンツとしてnoteを始めてみました!

ブログでは話せない裏話、制作過程、日々気づき、読書メモ、展覧会や旅の記録などを気ままに記していくつもりです。

こちらもぜひのぞいてみてください✨

https://note.com/karehateien