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[ミューズ・紙ラボ2023]ワークショップの振り返り

2023年10月8日ミューズのイベント#紙ラボ2023 にてワークショップをやらせて頂きました。気持ちが新鮮で、余韻があるうちに振り返りをしようと思います。

ワークショップ開催の経緯

今回のワークショップ、ミューズの紙ラボ2023のイベントのなかで行われたものでした。お話をいただいたのが#だから私はランプライト の記事が完成し、作品を納品した時でした。

ワークショップは、1度開催したことがあったのですが、その後もずっとやってみたいと思っていました。とはいうものの、個人でワークショップを開くのは場所や画材を調達したりとそれなりにハードルが高く、二の足を踏んでいたこともありました。なので、まさに「渡りに船」の状態!その場で、ありがたくOKのお返事をさせて頂きました。

ひよこ
ひよこ

ありがとう!!

で、どんなワークショップがいいかなあと思っていたのですが、時々質問やコメントがくる「濃い色を塗る方法」にしようと思いつきました。これはここ2、3年自分の作品の中でも追求してきた部分で、ノウハウとしてもまとめてみたいなと思っていた部分でした。

絵柄は#だから私はランプライトでも描いていたランプの天使にしたら、繋がりが出るかなと思い、今度は羽のある天使にしようと。最初に打ち合わせ用に、ささっと描いたスケッチがこちら。

ワークショップの準備

まず線画を用意するのですが、いつもはここまで線画をはっきり綺麗に描く機会がなかったのでとても新鮮な作業でした。色々描き込むことも考えたのですが、今回は塗りをメインにするため、これでもかというほど、線画はシンプルにしちゃいました。

線画がシンプルでも魅せられる、ということを伝えたい!

実は最初ポストカードサイズで印刷をお願いしたのですが、思ったより塗りづらかったので、もっと大きめで線も濃く変更しました(ミューズ様ありがとうございました!!)

そして指南書を配らないことは決めていたので、代わりに手元で見本を見れるように、実際に色を手塗りしたものを用意しました。(自分の練習も含めてです)

が、濃い背景の部分や洋服の色合い、羽のにじみなど、全く同じようにするのは難しく1枚1枚色も違うようになってしまいました……自分の絵なのに個体差が😂

ただ、これもあまり正解など決めずにバリエーションが出せたら面白いかなと思い、このまま配らせて頂きました。

時間配分は最後まで不安だったので、子供たちに生徒になってもらって、時間を計りながら、塗ってもらいました。説明もワークショップで話そうとすることをそのまま、子供でもわかるような言葉で話しました。最初に手元を見てもらって、それから塗るので、タイムラグが生じ、自分で塗っているのよりもかなり時間がかかることも分かりました。リハーサルはしておいてよかったです…!

ワークショップ当日

当日は、ガラにもなくちょっと緊張していました。前回のワークショップは塗り絵ではなかったので、そこまでプレッシャーはなかったです。塗り絵は1枚絵を完成させるというミッションがあるので、「上手くいかなくてがっかり」みたいなシチュエーションを作りたくないな、と不安だったんですよね。なので、ミューズさんにお願いして、やり直せるように予備用の塗り絵もたくさん用意してました。

が、そんな心配は必要ありませんでした。

和やかな雰囲気の中でも、すごく集中して、聞いてくださり!結果、濃い色もみなさん上手に塗られていて、スゴイ…!(あ、教え方が上手かった?笑)色も混色の範囲内の中では、どの色合いにするかは自由としたので、髪の色、洋服の色もそれぞれバリエーションが出てよかったです。背景のリフティングの密度もセンスが出ますね!

見ていてこちらも楽しかったです。

ひよこ
ひよこ

個性があって楽しいね✨

今回のワークショップでは「きれいに塗って、成功した作品を持ち帰ると言うよりは、濃い色を塗れた!絵具もっと使ってもいいんだ!と言う体験の方を持ち帰っていただければ!」とお話ししていて、それが一番伝えたいことだったので、「こんなに色を濃く使ったのははじめて」と言う声がちらほら聞けたのも嬉しかったです。

技術を身につけるのは繰り返しのトライが必要ですけど、1度チャレンジするとハードルが下がるので、次にやってみよう!という気持ちになってもらえると思います。色は淡くても濃くても、どちらでもよいものと思いますし、正解もないですが、濃い色も塗ることができたら一つ選択肢が増えることになるので、何かの役に立つのではないかと思っています。

紙ラボ2023について

紙ラボ2023もとても楽しいイベントでした。3日間のイベントでしたが、とても盛況で、こちらも楽しませていただきました!

紙バイキングで好きな紙を選べたり、紙くじ引いたり(当たったのはカミノミミでした!)

レーステープ買ったり、かきくけこアートも描いてきました。

そういえばランプライトもストーンヘンジアクアも記事の反響でA4版が、定番品として再登場することになりました!ありがたい👍

とっても楽しかったので、次回も期待です〜!!

今後のために

個人的にはとても楽しい時間で、よい経験を積ませていただいたと思っております。

全ての画材や機材を個人で用意するのは難しいので、今回ミューズさんの企画でワークショップができたことはとてもありがたかったです。(今回は名村大成堂さんにも愛用筆を提供して頂きました。)ありがとうございました!

今回のワークショップの8人の枠も4分ほどで埋まって、チケットを取るのが激戦だったとのことなので、水彩ワークショップの需要は大きいと思います。ぜひ今後もワークショップやってもいいよ、というメーカー様、小売店様、おられましたらお声がけくださいませっ!

やってみたいワークショップのネタは山ほどありますので、何かお役に立てることと思います。

オンライン講座だったら個人でもできそうだと思ったので、また計画できたらいいなと思ってます。

今後のワークショップでこんなこと知りたい!という意見お持ちの方、またはワークショップの講師してほしい、という企業様いらっしゃったら以下のお問い合わせフォームからどうぞ↓