柔らかく抜群の水含み!評判の筆、ホルベインのブラックリセーブル(700F,700R)をレビュー

ホルベインの700シリーズブラックリセーブルの筆は、水彩アンケートで皆さんに教えていただいたオススメの筆の1つ。これは買って試してみないと!と思い2本購入しましたので、レビューを書きたいと思います。お値段はリーズナブルですが、とても使い心地がよかったです。どちらかというとふわっとした筆が好きな方におすすめ。

ブラックリセーブルとは?

ホルベインの筆なのですが、こちらはリスとリセーブルという特殊ナイロンの混合筆。

リスの毛は獣毛の中でも、抜群に水含みがいいのですが、柔らかすぎてコシがないので、ややコントロールが難しい筆です。

リセーブルは、ホルベイン独自の特殊加工がされたナイロンですが、まとまりや弾力に優れています。が、やや硬く、ナイロンなので水含みもあまりしません。

この2つの毛はそれぞれ違った特性を持っているので、一緒になったら…

うん、素晴らしい筆になるに違いないっ!

と前々から思っていました。水彩筆には水含みと弾力、どちらも欲しいですからね〜

ひよこ
ひよこ

いいとこどりの筆!

ホルベインの他のリセーブルのシリーズ3100(リセーブル+羊毛)や350(リセーブル+イタチ)は使ったことがあり、どちらもそれぞれに使い心地がいいですが、ややシャープな作りなので、硬めで水含みは少し物足りないです。(そのかわり細部描写に利く感じです。)

このリスとリセーブルだともう少し柔らかく、獣毛に近い使い心地なのでは、という期待がありました。最初は同じブラックリセーブルの中でもS Qシリーズを買うつもりでしたが、皆さんのアンケートのおすすめで700シリーズの方が多かったので、おすすめにしたがってみることに!

かれは
かれは

ありがとうございます!!

購入した筆

最初は700R(丸筆)の方だけにするつもりでした。

が、じっと眺めていたら700F(フィルバート)の方も、「なかなか良さそう」に思えてきて、買っちゃいました。小さい平筆はあまり使わない(大きいものなら使いやすい)のですが、このフィルバートという角が取れたような丸みのある平筆は、割と好きなんです。この形と柔らかさは相性が良さそうと思っちゃいました。

ので結局、両方とも8号サイズをゲット!

なぜ8号サイズなのか?というと、筆レビューは大きさ比較のため、全て8号で統一しているからです。同じ8号でも筆によって、かなりボリューム感に差がありますが、読者さんの参考になれば…

かれは
かれは

期待♪

700Rの使い心地

とにかく水含みがすごい!さすがリスとの混合なだけあって水含みはバッチリでした。下手するとコリンスキー筆よりも含んでいるかも。水含み実験でも、1列半塗れました。

どちらかというとふわっとした柔らかさのある筆のため、にじみもぼかしもきれいに作れます。水彩技法に最適な筆!しかも弾力のあるリセーブルのおかげか、リス単体の筆と比べると抜群にコントロールしやすいです。

店頭で見たときは、先端が細くは見えなかったので、細かいところを塗るのは無理そう、と思ったのですが、そうでもありませんでした。確かに先端は尖ってはいないので、そこまで細かい線は描けないです(SQの方は先端が細い)が、普通に塗る分には程よいです。葉っぱを見ていもらえば分かると思いますが、適度に先端を尖らすことくらいは問題なくできています。

とても使いやすい!ハマりそう。

太さですが、8号筆としてはボリュームがあります。ただ、お店で見た感じでは6号と8号の間にはかなり差があり、6号は急に細くなる感じでした。水含みがすごいので、もう少し小さい筆でもいいかもですね。

700Fの使い心地

これもとてもよかった〜

この形、フィルバートというらしいのですが、平筆よりも好きです。平筆だと、端っこが四角いので筆跡が残りやすいのですが、フィルバートは丸みがあるため、ぼかしたり、馴染ませたりがしやすいです。

ちょっと広いところを塗るのに、とても便利。うまく傾けて持つと案外細かいところもスイスイぬれるので、1本あると便利。号数の大きい筆を買おうと思っている人にもおすすめです。丸筆と平筆の中間のような使い方をしています。

8号を買いましたが、私にはちょうどよかったです。顔の下地色や人物の洋服、背景など、ちょっと大きめの部分を塗るのに使います!

Fって何だろ?と思ってましたが、フィルバートのFですね。

ひよこ
ひよこ

めっちゃふわふわ〜〜
永遠に触ってられる♪

柔らかい筆が好みの方におすすめ

ホルベインのブラックリセーブル700シリーズは、とても水彩筆らしい筆だと思いました。

ナイロン筆と言うとあまり特徴がなく、どんな画材にも使える万能筆が多いのですが、ブラックリセーブル700シリーズは水彩の技法を使うのに向いている筆だと思いました。

水をたっぷり含ませてにじみを作ったり、塗ったところをぼかしたり、繊細なグラデーションを作ったり…柔らかいので、重ね塗りの時にも下の色を削りにくいです。

かれは
かれは

水彩らしい水を使う技法に
向いている筆!

柔らかさがありながら、ふにゃふにゃではなく、適度に弾力もあります。

これを「使いやすい!」と思う人が多いのも頷けます。後は耐久力ですかね。リスはわりと摩耗しやすいようなので、お値段が高いのに長持ちしない、と聞いたことがあります。うちに1本だけあるリスの筆も確かに摩耗してしまっています。なので、どのくらい耐久力があるかはまた追記したいと思います。

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お値段はリーズナブルです。8号で1100円くらいなので。SQシリーズはもう少し高いのですが700ブラックリセーブルはお手頃なのも魅力ですね。

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どちらかと言うと柔らかいふわっとした筆に魅力を感じる方におすすめします。

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