お気に入りのシャインパールの螺鈿色をコンプリートしましたので色見本とレビューを書きます。
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シャインパール螺鈿色の魅力をレビューするよ
お気に入りのキラキラ絵具はたくさんあるのですが、その中でも大好きなのがこのクサカベのシャインパールの螺鈿色(らでんしょく)です。

ずっとレビューを書こうと思い続けていたのですが、ゴールドだけが未購入だったため、「コンプリートしてから!」と思っていました。

螺鈿色の発売はたしか2021年ごろでしたので、新しい話題ではないのですが、「画材には旬はないっ!流行りもないっ!使いたいと思った時が、その時!」をモットーに生きていますので、よいと思ったものはよいと思った時に紹介しますよ。
らでん、って読むんだ!
ところで螺鈿ってなんなの?
そんなひよこちゃんのために、クサカベのHPから引用してみました!
螺鈿色シリーズ
「螺鈿」とは夜光貝、白蝶貝、黒蝶貝、あわび貝などの貝殻の内側に真珠層と呼ぶ光沢を帯びた虹色の部分を、板状にして文様に切り出し、漆器や記事などの器物の彫刻が施された面にはめていく技法、またはその技法を用いて作られた工芸品のことを指します。「螺」は螺旋状の殻を持つ貝類のことであり、「鈿」は金属や貝による飾りを意味しています。
クサカベ専門家顔料「螺鈿色シリーズ」ば光輝性の高い、粒度の大きい顔料で、まるで「螺鈿細工」を思わせる虹色発色から命名された顔料です。
※これは顔料のPDFから引用したものです。絵具の形だけでなく顔料でも購入することができます。
貝殻のキラキラをイメージした絵具ってことかな〜
そう、貝細工のような複雑な輝きをもった絵具です
クサカベシャインパール「螺鈿色」の特徴
螺鈿色シリーズは全5色。
螺鈿色ブルー、螺鈿色グリーン、螺鈿色イエロー、螺鈿色レッド、螺鈿色ゴールドです。
偏光色で、角度で色が変わる
これが螺鈿色の一番の特徴と言えるかもしれません!角度によって色の見え方が変わる絵具は、ここ5年くらいこれでもかというほど色々なメーカーから出ていて、顔料界でのトレンドと言えるかもしれません。それこそ、写真やスキャン画像では消えてしまう要素なので、あまりSNS映えはしませんが、実物を見るととてもキレイです✨


この螺鈿シリーズもかなり角度によって色の変化があり、面白いです。
粒が大きく、キラキラが強い(高輝度)
優しくキラキラするタイプではなく、どちらかというとギラギラするタイプです。かなりキラキラ感が強いので、場合によっては好みが分かれるかもしれません。それだけに透明感も強く、色がつくというより、重ね塗りしてキラキラの要素を足す、という使い方がメインになりそうです。

このキラキラの正体(原料)は、顔料のPDFによると酸化チタン被覆ガラスと酸化チタン被覆シリカということです。要するにガラスのキラキラなんですね。
丸いケースに入っている
シャインパールシリーズ全体に共通するのですが、丸いケースに入っています。これ、かなり珍しくてこのケースを採用しているのはクサカベだけです。
正直固形水彩のハーフパンって小さすぎて、使いづらいと思いません?コンパクトでいいのですが、いざ大きめの筆で取ろうとすると、筆が入らなかったり、真ん中だけ穴が空いたり、ほじくるような動作になってしまうのですが、この丸いケースは筆をぐるっと動かしやすく絵具を取りやすいんですよね。
そして真ん中が凹むように絵具が入れられているのも、気が利くな〜と!
そしてここが推しポイントなんですが、立体的に入っているので、こういう螺鈿色の色がとても見やすいんですよね。螺鈿色は角度で色が変わって見える絵具ですが、こういう風に立体的な曲面がしっかり見えるので、どんな色なのかが分かりやすい。色の魅力が見えやすい!これ考えた人天才だなあ〜。

使う時のポイントは1滴、水を真ん中に垂らしておくことです。少し待つと絵具が柔らかくなって取りやすくなります。
使い終わったら私は絵具同士を合体させて引き出しに入れておくと迷子になりにくいです。
螺鈿色の色見本
全5色といってもスキャンだと色が飛んでしまうので、写真で!!

螺鈿色ブルー、螺鈿色イエロー、螺鈿色レッド、
この3色は似たような感じです。偏光性が強く、粒も大きめ(キラキラが強い)、透明感も強め、って感じですね。
螺鈿色グリーン
こちらだけ上記の3色とは異質な感じです。粒はもっと細かく、わりと半透明、偏光はこちらも強いのですが、もっとサラサラした感じです。こちらだけシリカが原料なんですよね。
螺鈿色ゴールド
最後にこちらを買い残していた理由は、こちらは偏光要素がないのです。どこから見てゴールドのキラキラ。ただ普通の金とはちがって、粒が大きく、透明です。なので金の絵具として使うと物足りないです。重ね塗りして金の強いキラキラを足せる感じ〜。
螺鈿色の使いかた(作例)
螺鈿色は水彩絵具なので、透明水彩や不透明水彩と混ぜて使うこともできるのがポイントです。
私は色の絵具を使って塗った部分に重ね塗りしてキラキラさせるのによく使っています。とはいっても写真に撮るのが難しいです。現実ではキラキラしているのに、写真ではあまり光っていなくて💧
こちらは螺鈿グリーン。一番、色変わりが激しいです。角度によってはグレーっぽく見えたりします。正面だと黄緑。王冠と襟飾り、鳥の部分に塗ってます。


こちらは螺鈿ブルー。雲がキラキラします。白い部分に塗ったので、正面から見ると塗り残しに見えるのですが、角度を変えるとキラキラするので、白い部分にも表現の厚みが生まれたように感じました。


こちらは螺鈿イエローですね。左の作品は髪の毛、右の作品は白いシャツとピンクの花部分に塗っています。螺鈿イエローは下の色がどんな色でも合わせやすく、自然な輝きなのでオススメです。


螺鈿ゴールド
こちらは偏光はなくて、金色が輝きます。ただ、透明感がある色なので、金色としてぺったり塗ることはできません。あくまで重ね塗りして金色のキラキラを足すイメージです。別の金色絵具で塗った後に重ね付けするのもいいかも✨


螺鈿レッドの作例だけが見つからず💧どの作品かに使ってはいるのですが…また見つけたら作例を足しますね。
終わりに
ということでクサカベのシャインパール螺鈿シリーズをご紹介しました!個人的には輝きが美しく、透明水彩との親和性も高いので、かなりお気に入りの絵具となっています。
気になる方はとりあえず1色購入してみるのをおすすめします。迷う人は螺鈿イエローいかがでしょう?クセがなく使いやすかったです。
価格もそこまで高くはないので、1色ずつ集めていってもいいですしね。
ちなみにこちらのお気に入りキラキラ絵具の記事でもご紹介しています↓
螺鈿色にすごくよく似ているのか、ホルベインのクロマパールシリーズです。使用顔料は違うようなのですが、輝き方や偏光の仕方がとても似ています。なので、こちらもチェックしてみるとよいかもしれません。クロマパールはアクリル絵具で出ていたのですが、最近水彩タイプも出ましたしね〜。
どちらもおすすめです。絵を華やかにしてくれますよ✨
























