本サイトはアフィリエイトやPRが含まれていることがあります。

[水彩紙レビュー]ファブリアーノ5について

今回の水彩紙レビューはファブリアーノ5です。

ファブリアーノ5とは

今回はファブリアーノ5という水彩紙をご紹介します。こちらはイタリアのファブリアーノ社の水彩紙で、クサカベが代理店となっています。ファブリアーノ社から出ている水彩紙として、「アルティスティコ」があるのですが、それと同時に取り扱いが決まったものです。

アルティスティコのレビューはこちら↓

なかなかよい水彩紙なのですが、ファブリアーノはアルティスティコのイメージが強く、そちらが認知されているので、ファブリアーノ5はどうも影が薄いです。私の方もそのうちそのうちと思っているうちに、紹介が遅れてしまいました。

まず表紙のデザインがとっても水彩らしくて素敵です。水彩で描いたドット柄がいい!わりと海外の水彩紙にありがちな、伝統的なカチッとしたデザインではなく、ほどよくカジュアルで、創作意欲を刺激してくれるデザインだと思います。

写真は中目ですが、荒目の青バージョンも可愛いです✨

ひよこ
ひよこ

わ〜〜
荒目をジャケ買いしちゃいそう✨

中目、荒目とありますが、今回は中目のレビュー。荒目も買ったら加えます。

素材コットンパルプ50%
紙の色純白
発色鮮やか
地の滑らかさ適度な凹凸、少し硬くて線がシャープになる
にじみほどよく広がる
乾きのスピードふつう。コットン紙に比べると早い
重ね塗り完全に乾けば、下の色はあまり動かず重ね塗りできる。わりと定着する
リフティング完全に乾く前だったら、リフティングできる。
価格コットン50%の水彩紙で、やや価格は高めかも。たださっぱりしたよい水彩紙
その他ややエッジはできる。

ファブリアーノ5(中目)ってどんな水彩紙?

素材はコットン+パルプ

素材はコットンパルプ50%とのことでした。残りの50%は分かりませんが、木材パルプではないかと思います。

コットン紙が配合されている水彩紙というのは、他にワトソン紙やホワイトアイビスなどがありますが、何%配合されているかの明記されていません(何となく描き心地で推測できてしまいますが)

このファブリアーノ5は50%コットン配合ということが、はっきり明記されている珍しい水彩紙です。そしてこの配合率はわりと高めなのではないかと思います。

結論から言うと描き心地は、かなりコットン紙に近いです。

ただ、発色の鮮やかさなどは木材パルプ紙に近いものがあり、なかなか魅力のある水彩紙だと言えます。

紙の色が真っ白

まず、パッと目につくのが、紙の色の白さ。パリッとした白さを持つ紙です。ホワイトワトソンと比べてみましたところ、少し白さの種類は違うように思いましたが、同じくらい白いのではないかと感じました。

ファブリアーノ5の方がやや冷たい色かもしれません。

発色が鮮やか

紙の色が白いこともあって、絵具の発色は鮮やかです。特に緑、青、紫、ピンクがとてもキレイに発色するため、このあたりの色をよく使う人は嬉しいですよね。

コットン100%水彩紙のように、水彩紙の奥まで、色が浸透する感じがないためか、絵具の色がかなり忠実に再現される水彩紙のような感じがしています。

重ね塗りはできる

使う筆にもよりますが、柔らかめの獣毛筆であれば、重ね塗りはきれいにできます。こちらの色試しは、赤や青など濃いめの色の上に黄色を重ねていますが、下の色が溶けることはありませんでした。

色を分厚く(濃いめに)載せてしまうと、上の色は取れてしまいますが、標準くらいの色の濃さであれば重ね塗りは余裕!と言う感じでした。頼もしいです。

にじみはきれいに広がる

にじみはきれいに広がりました。もちろんコットン100%の高級水彩紙ほどは広がらないかもですが、それでもかなりキレイにできて感動しました。

グラデーション塗りもキレイに決まっています。ただ、水分が多いと少しエッジは出来やすいです。このエッジの出方は「好み!」と言う人も多そう。

独特の紙目、やや硬いか?

紙目は適度な凹凸で、決して荒いわけではありません。ただ紙の表面自体が少し硬いというか。紙目の大きさの割には、色鉛筆で描いた線が荒くなります。

そして色鉛筆の線が消えにくいです。色をつけた後も消えにくいです。なのでわりと下書きの線が目立つ絵になります。なのでイラストにはいいと思うんですよね。

ちなみに上のイラストはシュミンケホラダムのランダムグレーを使いました。

ファブリアーノ5の作例

かなりしっかり描けそうな水彩紙だったので、時間をかけて作品を描いてみることに。

はじめに色鉛筆で影や細かい線を描いてから着彩してみました。

色鉛筆の線がわりと強く出るので、色鉛筆、水彩、色鉛筆、水彩とサンドイッチにしながら塗っていきました。

濃い紫もきれいに発色して感動!濃い色ものるし、乾くのもある程度は待ってくれるので安心しながら塗れるのですが、あまりにいっぱい絵具がのるとツヤが出ちゃいます。そこまでは吸収しないかんじですね。

保水力や、絵具を吸い込む力はそこまでありません。

でもにじみとかは少しランダムに出てとても面白いので、気に入る人もいそう。

最後に

というわけで、あまりレビューを見かけない(というか見かけたことがない)ファブリアーノ5についてご紹介してみました。

個人的にはなかなかいい水彩紙じゃん!と思ったのですが、なんとも影が薄いというか知名度が低いのが可哀想ですね。

価格の話をすると、パルプ紙とかと比べると、グンと高くなるのですが、それでも高級コットン紙に比べると安いです。ランプライトより少し高く、ストーンヘンジアクアやウォーターフォードよりも安い、みたいな。そんな感じの価格帯です。そして荒目よりも中目の方がややお手頃。

紙が真っ白で爽やかな発色なので、淡めの色合いで描く人や、線画をはっきりかくイラスト描きさんに合いそうな水彩紙です。

同じようにコットン高配合の水彩紙としてホワイトアイビスがあり、使い心地が似てると思ったのですが、ホワイトアイビスよりも表面がなだらかで、紙目も目立ちません。こちらの方が気に入る人が多そうかな、と思いました。

ぜひお試しを〜〜〜!

created by Rinker
クサカベ(Kusakabe)
¥2,525 (2026/01/24 01:10:30時点 Amazon調べ-詳細)

コットン+パルプの混合紙のレビューはこんな感じです。コットンの配合率で価格差が出ていると思います!ご参考までに✨

ファブリアーノ・アルティスティコのレビューはこちら↓コットン100%の高級水彩紙です。こちらもぜひ!

noteはじめてみました!

ブログのサブコンテンツとしてnoteを始めてみました!

ブログでは話せない裏話、制作過程、日々気づき、読書メモ、展覧会や旅の記録などを気ままに記していくつもりです。

こちらもぜひのぞいてみてください✨

https://note.com/karehateien