今回は水彩紙シリウスについてご紹介します。かなり安いので気軽にお試しできますよ✨
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シリウス水彩紙とは
こちらはオリオン社の水彩紙で、価格も手頃なことからお試ししたことがある方も多いかもしれません。
実は私自身の話をすると、シリウスはあまり使ったことがありません。若い時に1冊、ブログを始めた5年前に1冊、そして最近(2025年)1冊買って使ったのみなので、使いこなせているとは言えません!
もう少し作品を描かなくては!
シリウスは安いからお試ししやすい✨
どちらかというと、ブログでは高級水彩紙のレビューがメインだったのですが、「みんなが気軽に買える水彩紙のレビューも欲しい!」というお声も多かったので、今回、新しくシリウスのレビュー記事を書いてみることしました。
私も使うのは久しぶりだったので、「どんな感じだったかな〜」と確かめながら絵を描き、この水彩紙を生かせるような色の塗り方も考えてみました。

オリオンのHPからシリウスの紹介文を引っ張ってきました↓
画用紙のワンランク上の位置づけとされているのがシリウス水彩画紙。
紙面強度があるので過酷な消しゴムにも強く、絵具の発色性も鮮やか。紙肌は鉛筆の乗りが良く、色は最も自然なナチュラルホワイトのオリジナル水彩画紙です。
両面エンボスを施した表裏なしの紙になっています。
パステル、コンテにもお奨めです
特に画用紙よりは質の良い紙で、水彩に特化した紙というわけでもなく、パステルやコンテにもおすすめ、という感じみたいですね!
シリウス水彩紙の特徴
| 素材 | パルプ紙 |
| 紙の色 | クリーム色 |
| 発色 | 落ち着いている |
| 地の滑らかさ | 凹凸はあまりない、縦向きの凹凸。下書きしやすい |
| にじみ | そこまで広がらない |
| 乾きのスピード | 表面はすぐに乾く。 |
| 重ね塗り | 濃く塗ったところは、重ね塗りをすると色が溶け出す。 |
| リフティング | リフティングはしやすい。 |
| 価格 | あらゆる水彩紙の中ではかなり安い方 |
| その他 | 表面が強い |
シリウスってどんな水彩紙?
表面が強い
オリオンさんの紹介文にもある通り、確かに表面強度があります。
消しゴムでゴシゴシしても大丈夫だった!
消しゴムをかけても毛羽立ちませんし、マスキングテープを貼っても剥がれません。マスキングインクも使うことができました(試したのはシュミンケホラダムのマスキングインク)

この価格帯の水彩紙は、表面が弱いものも多く、ガシガシ描けるのはありがたいですね。
独特の紙目、滑らかな描きごこち
凹凸はそこまで大きくはありませんが、個性的な紙目です。縦向きの筋のような紙目で方向があるため、紙を横向きに使うと横向きの紙目になります。余白の多い絵や連作だと紙目の向きは揃っていたほうがいいので、とくにカットペーパーでは注意しましょう。

紙目はあるものの、描きごこちは滑らかで、色鉛筆やペンでの描画が細かく滑らかにできます。特に細いミリペンとの相性は結構よい気がしました。
ムラになりがち
ただ、透明水彩絵具をムラなくぬるのは難しいです。どこかに絵具が寄ってしまうというか、濃淡がついてしまいます。濃淡がつかないように水分量を減らすと、塗り広げるときに乾いてしまってムラになるし、水分量を増やすと絵具が動いてエッジができたり、コントロールしようとすると難しいです。

なので、この水彩紙を使うときは、ウォッシュをしていくより、にじみをつかって濃淡をつくりながら塗っていく方がきれいです。
独特の色の乗り方だけど、生かして塗ってみようかな。
色がちょっと入りずらい
気になるのが、色が入りにくいという部分です。何度かさねてもあまり色が濃くなりません。最初から色をがっつり入れた方が色が濃くなるのですが、透明水彩だとムラになってしまいます。(ムラも味があるのですが…)
いっそのことアクリル絵具を使うとか、不透明水彩を使った方がきれいに濃い色がのりやすかったです。
こちらは背景をニッカーのデザイナースカラーで塗ってます。シリウスとの相性はバッチリでした!

水張りするのがおすすめ
特厚口でも厚み300kgはいかないので、水を使うと反りやすいです。描いている途中にたわみやすいので、できれば簡易でもいいから水張りした方がよいですね。

ボコボコになると描きにくさを感じる水彩紙です。
シリウス水彩紙の作例
シリウス水彩紙で描いたものをご紹介します。描いている最中はコントロールが難しくて、色を入れるのに苦戦するのですが、乾いてみると独特の繊細さがあっていい感じに仕上がると思います。
あんまりいじくり回さないのがコツ!
「早春の息吹」早春に咲く黄色い花だけを集めて描いた作品。背景だけアクリル絵具を使いました。2021年作

「百合のしずく」2020年作
活動再開後、はじめて売れた作品です。テッポウユリを描いています。ターナー12色セットを使用しています。

こちらは作品ではありませんが、シリウス水彩紙の雰囲気が伝われば!深みのある色合いもしっかり絵具を取れば、表現可能です。バックランで絵具が踊るのも素敵ですね〜。ペンを使うと引き締まります↓

おわりに
とはいうものの、できあがった作品はわりと繊細で良い感じです。繊細な画風に合いそうです。
とにかく価格が安いのは魅力的で、アルビレオと並んでトップクラスの安さです。なので、何も気にせずガンガン練習するのにもいいですね。 50枚入りなのにこの値段!!(子供用にも買っておこうかしら…高級紙を取られがちなので笑)
さすがにこの安さなので、描き心地には限界がありますが、もししっくりくるのならかなりお得感があります。
特に色鉛筆やミリペンで細い線を描くような作家にもいいのでないかと!
私のレビューだけでは購買意欲が湧かないかもと思うので、Xで検索してみたところ、私の大好きな素敵な作家さん方も愛用しているみたいです!!
他の安めの水彩紙のレビューはこちら〜!たくさん練習するにはもってこい✨
































